熱線流速計 検定装置の必要性
熱線流速計は環境計測、教育現場・・・・様々な分野で使われています。
残念ながら時が経てば特性が変化して、正確な流速を計測できなくなってしまいます。
メーカーに調整を依頼すれば、正規の特性に戻してくれますが、時間とお金がかかります。
何メートル毎秒の風速のとき、この熱線流速計の計測値は何%ずれているかがわかっていれば、電卓で補正して正しい流速を知ることができます。
ここでご紹介する熱線流速計検定装置は、熱線流速計を円筒の中に設置して、その中の流速を指定の流速にすることができる装置です。そのときの熱線流速計の計測値を読み取れば、何%ずれているかがわかります。
この設計案で作成した熱線流速計検定装置を私共は現在使用しております。
この設計案で作成した熱線流速計検定装置を私共は現在使用しております。
これらのデータを横軸に熱線流速計の計測値、縦軸に真の流速をとってグラフにして、その実験点を結ぶ数式を求めておけば、いつでも正確な流速を知ることができるようになります。