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垂直軸風車の効率向上の秘策

垂直軸風車の効率向上の秘策

風車には水平軸風車と垂直軸風車があります。水平軸風車はプロペラ式で、常に風上に向けて風車の向きを変えてやる必要がありますが、高効率です。垂直軸風車は、色々な種類がありますが共通していることは、風の方向に関係なく発電できることです。しかし水平軸風車に比べて低効率です。

この一因は、垂直軸風車の羽根車が1回転する間に、風からプラスのトルクをもらえる領域と、反対にマイナスのトルクを与えられてしまう領域が存在することです。

本方法は、それならばマイナスのトルクを与えられてしまう領域に壁を設けて風が当たらなくしてしまえばいいじゃないか、ということです。ただし、垂直軸風車の最大の特長、「風向きに関係なく利用できる」が崩れて、壁を風向きに応じて適切な向きに向けてやる必要が生じます。

このことで、垂直軸風車の効率が2倍に向上しました。
2019年9月11日秋田大学で開催された日本機械学会年次大会で発表しましたが、「なぜ2倍も効率が出るのに壁付風車が使われていないのか?」との質問が出ました。私共も同感で、今後普及して欲しいと思います。

あまりにも単純で当たり前の発想なので、特許出願して下さった弁理士さんも、既に類似の特許があって当然と、600件もの特許を調べてくださったそうですが、類似の特許はなかったそうです。不思議です・・・・・

ご興味のある方はお読みください。
日本機械学会2018年度年次大会講演論文集20199.8-11(秋田
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特許出願中で、公開されました。
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