空気の流れ&水の流れ

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2022年前半

2022年 6月30日(木) 近況報告

同窓会からコロナの関係で開催できないのでと近況報告を求められた。
「ROCKEVER流体工学研究所なるものを立ち上げて、CFDによる乱流研究を楽しんでいます。そのかたわら、メジロに与えたみかんをヒヨドリが横取りするので、その防止策を考えたり、小学校低学年のときに遊んだ組み立てキットに歯車がなくて苦労したので、3Dプリンター用に軸交差角や軸間距離を自由に選べる歯車の自動設計プログラムを作ったり、ルアーの新たなアイデアが生まれたので、試作して試釣を計画したりと、副業の方も忙しくしています。
健康維持はコルナロさんの教えに従い1日2食、裏山一周のサイクリングと、裏山展望台へのハイキングを交互に日課としています。
パンを得るための活動を一切せず、好きなことに没頭する生活はこんなにも楽しいものかと、日々を送っています。」
と返した。

2022年 6月29日(水)ブレンダーで手作りマヨネーズ

https://cookpad.com/recipe/3794510
このレシピに従って、マヨネーズを手作りして楽しんでいる。
何回か失敗して、液状のままになった。原因を考える。
どうもブレンダーの回転し始めが大切、可能な限り空気を混入させないようにすることが必要のようだ。そのためにはブレンダーを容器の底にくっつけて、回転数を低く設定する必要がある。このようにするとブレンダーの回転羽根の周りからモコモコとクリーム色の粘度の高い液体が広がって、全体を覆う。この後は回転数を上げて、完全に攪拌すれば失敗することはなさそうだ。

ものぐさな私は百円ショップで蓋つきの円筒型ガラス容器を手に入れて、この容器でマヨネーズを作成し、そのまま使う。使い終わるときはスプーンで掻きだした後、容器を洗うことなく新材料を投入して次を作る。容器を洗ったり乾かしたりの手間を省いている。

塩の代わりに昆布茶を使ったり、ガーリックパウダーや胡椒を加えたり自由自在。キュウリ、トマト、レタスなどが安く入手できる季節になった。作成頻度が増えそうだ。

2022年 6月28日(火)クロネコ宅急便

尊敬する先輩に、依頼された歯車伝達デモ模型「野手捕球エラー」を送るために、いつもお世話になっているクロネコセンターに持ち込む。
「すみません、適当な箱を見繕って、送れるようにしてください」
いつもと反応が違う。ちょっとビビっている様子。
  「本来お客様がパッキンなどをご用意いただいて・・・・」
「そこを何とか、プロの技でお願いします。」
  「もし壊れたら、作り直せますか」
「はい、もちろん大丈夫です。」
  「30万円を超えることはありませんか?」
「30万円あれば、いくつも作っちゃいます(笑)」

さすがプロ、保護材で完璧にくるんでくれた。
「ありがとうございます、感謝、感謝です」
と何度もお礼を言った。

2022年 6月27日(月)蜘蛛

直径8cmの円に収まりそうな中ぐらいの蜘蛛によく出会う。

先日は夜2階への階段を上っていくと、クリーム色の壁に張り付いた彼が、目と鼻の先にいた。一瞬ギョッとしたが、「今晩は」と挨拶した。

昨日はこともあろうに風呂の洗い場のど真ん中に陣取っている。そっと風呂のふたを開け、身体を沈める。彼は動かない。石鹸で身体を洗うのを諦めて、シャワーを引き寄せ、湯船の中で頭からシャワーを浴びる。彼は動かない。そっと風呂のふたをして、抜き足差し足で風呂場から出ると、彼も悠々と退場した。

今日は仏間の敷居の真ん中に彼が居る。敷居と色が同じ、「踏まれちゃうよ、危ないよ」と声をかけた。すごすごと敷居の端に移動した。まるで言葉を解しているようだ(*^-^*)
はいチーズ

2022年 6月26日(日)おおぼけ

尊敬する先輩から「自由に軸間距離、軸交叉角を選べる歯車システムにしかできないものを見たい」との依頼があった。
「頭の中で、何の役にも立たないけれど、笑える装置はないか、イタズラ設計をしています(笑)ご依頼ありがとうございます。」と応じた。

作題は「三振バッターアウト」色々なバットの位置で3球を打ち損じる。ボールは小歯車で回転して、3周する間に大歯車は1回転。大歯車に120°おきにボールに当たらないバットを配置すれば完成だ。小歯車と大歯車の軸の交叉角は18°。回転ハンドルをつける関係で、80°と98°の交叉角の歯車セットが組み込まれる。自信作である。昼夜兼行でシステム完成。後はバットとボールを作って乗せればよい。

アッ、接する歯車の回転方向は反対だが、接点の運動方向は一致する。ボールとバットが同じ方向に・・・・・
これは子供のころハンコを作ろうと左右反転せずに彫って母と妹にあきれられたとき以来のおおぼけだ。
どうしよう・・・・・これは野手がボールをとりそこなう3パターンにするしかあるまい、作題変更「野手捕球エラー」(笑)

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歯車設計プログラムを使ってみて、軸が交叉する場合、軸の交点から歯車までの距離を知る必要があることに気づきプログラムを追記。これでこのプログラムも実用レベルに達したはず(*^-^*)

2022年 6月25日(土) にこごり

漁港に面した魚屋で半身を刺身と粗に捌いてもらって持ち帰る。
当日は粗料理がメインディッシュ。粗汁と粗煮。刺身は翌日握り寿司のネタになる。

粗煮は甘口醤油で薄味に仕上げる。食べ終わって残り汁を網でコップにこして冷蔵庫に。網に残った小骨と魚肉の小片は捨てずに、口の中で選別する。
翌朝コーヒーゼリーの色合いのしっかり固めの煮凝りができている。
骨以外の生命をすべて有難く頂いた。

2022年 6月24日(金) 論敵 その3

親愛なる論敵へのアピールです。

おはようございます。もしお時間があればで結構ですが、一度ばらして組み立てなおしてみてください。

汎用キットとして、色々な場面で同じ部品が使えるように、工夫してあります。子供たちのアイデアがひらめいたとき、ゼロから出発するのではなく、汎用部品で土台を作って、試したい部分に集中できるようにするのがキットの役目かと・・・・・

土台の黒のブロックには四方八方からたくさんの穴が開いています。軸を通す穴と、ねじ穴です。沢山の穴が開いていることによって、使用するフィラメントがとても少なくてすみます。いいことづくめです。

子供の心で楽しんでいます(*^-^*)
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親愛なる論敵からお礼のお電話を頂きました。
軸間距離、交差角が自由になる歯車をご自分も使って、色々作ってみたいとのこと。
論戦は平和的に解決しました(*^-^*)

2022年 6月23日(木) 論敵 その2

親愛なる論敵への追加説明です。

そろそろ、歯車セットが届いて、「おっ、案外スムーズに回るじゃないか」と試してくださっている頃かと存じます。その歯車はスムーズに回って当たり前、もともと存在したインボリュート歯車の原始モデルだからです。

ご存じのようにインボリュート曲線は糸巻きの糸をほどいていくときに描く曲線です。隣接した大小2つの糸巻きがあって、一方から一方へ糸を巻き取っていきます。その糸を巻き取るときに描くインボリュート曲線と糸を繰り出すときに描くインボリュート曲線をそのまま歯形にしたのが、この原始モデルです。

添付図は見やすくするために歯数を極端に減らしていますが、2つの歯車の歯形の接点は、糸巻きの糸を表す黒の直線上を移動していることがわかります。3Dプリンターの出現で、この原始モデルを容易に加工できるようになりました。現用されている歯車システムの補填として、この原始モデルが広く使われるようになるだろうと思っています。

いかがでしたか、若返れましたか(*^-^*)

2022年 6月22日(水) 論敵

小学校低学年の私の要望に応えるために作った歯車設計システムに、論敵が現れました。

『私の固定観念で違和感を覚えています。平歯車の場合は、モジュールを設定し、歯数を入力したらモデルを生成する方式にしていただいたらよいかと思います。傘歯車の場合はミスミでは添付のような左側にパラメータを入れて選定させるようです。』

回答)回転数比、軸間距離、軸の交差角を任意に変えても最適な歯車を設計できるシステムを構築しました。例えば軸間距離113.5mm、歯数比7の歯車や、軸の交差角23.4°で歯数比2の傘歯車を作ってほしいと依頼されたら、モジュールが飛び飛びだと作成できないと思います。子供に存在するものから選びなさいは、難しい。子供の要望にこちらが近づいて、最適なものを提供しようとしています。

『ふつうはモジュールは0.5,1.、5とかある程度標準化されています。その制約が先にあって、他のパラメータを決める方が経済的だからでしょう。モジュールは歯形の高さの半分ですから、強度的なものも感覚的にわかりやすいです。部品が壊れたり紛失した場合にモジュールが適当に使われていると、困ると思います。』

回答)工業的には、現行方式が優れていることは理解できます。子供の要望に応えようとした場合、それは無理だよとは言いたくないのです。壊れたら、その条件の歯車を再度設計して、3Dプリンターで作成しなおすことが簡単にできます。
3DCAD、3Dプリンターが自在に使える時代の歯車システムは、今までの常識とは異なったシステムも存在価値があると考えています。
平歯車と傘歯車で構成した減速機をお送りします。百聞は一見にしかず、手に取って回してみてください。今までの常識とは異なっていても、問題なく機能することがわかります。科学技術の常識は、破られるためにあるんですよね、楽しんでいただけると幸いです。若返ります(*^-^*)

『了解しました。楽しみに待っています。』

2022年 6月21日(火) 掃除道具

私の最も苦手は、片付けと掃除だ。道具に頼ろうと今までいくつもの掃除道具を試してきた。
コード付き掃除機:スポットの掃除をしたいときに、コードの取り回しが面倒。
ルンバ:まどろっこしい、色々引っかかって、ルンバの世話に手がかかる。
粘着式ロール紙:ゴミに絡まれてすぐに粘着力がなくなって、ロール紙の皮をむくのが面倒。
と色々文句をつけては掃除を後回しにする。いけないのは自分だが・・・・・
コードレスの掃除機を導入してみた。上記の掃除道具の欠点はなさそうだが、さてどこまで活躍してくれるか、期待してみましょう(*^-^*)

2022年 6月20日(月) 南津海

先日生まれて初めて”なつみ”という柑橘類を食べた。みかんと同様手で皮が剝けて、強烈に甘い。冬ではなく、夏に収穫できるので”なつみ”と命名したとか。

庭になったら楽しそうだ。苗木を捜したが、人気で売り切れ、アマゾンでやっと手に入れた。鳥たちが造園した木々の勢いがあまりにも強い。彼らの頭を刈って、低木にも日差しが届くようにして苗木を植えた。

ついでに私の頭もセルフカット。夏に向かって庭も頭もスッキリした
(*^-^*)

2022年 6月19日(日) 歯車 その5

平歯車と傘歯車を使った減速機を3Dプリンターで作成、子供のようにくるくると回してみる。何回かに1回軽い抵抗を感じる、なぜだろう?バリでも出ているのかしらん。そうではなさそうだ。平歯車を調べてみたが問題ない、ということは傘歯車の私の考えに至らぬところがあるのでは・・・・・

長考の末、やっと気がついた。傘歯車の場合、インボリュート曲線は、軸の交点を中心とする同心球面上に描かれねばならない。それなのに平面上に描かれたインボリュート曲線を底面として、軸の交点を頂点とする錐体として、考えていた。大失敗だ。一晩かけてプログラムを修正した。

我が頭脳の何と粗雑なこと、まるで子供だ。作ってみて不具合がなければ気が付かない。今更始まったことではないが・・・・・
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新設計の歯車に入れ替えた。理にかなったものは、軽快に動く。減速機としてだけではなく、増速機としても軽々と作動する(*^-^*)これでやっと小学校低学年の自分に自信をもって提供できる。大人はまず歯車のモジュールを調べて軸間距離を定める。子供はそんなことはしない。子供が遊ぶセットは軸間距離が決まっている場合が多い。子供の要望に応じて、自由な軸間距離で、自由な軸の交叉角で、回転を伝える道具を、提供できる。そんなことで子供の発想を諦めさせなくてすむ。

世の中は広い、どうしてもこの交叉角で、この軸間距離でという要望もあるだろう。フフフ、金属を出力できる3Dプリンターを持っていれば、ビジネスチャンスになるかもね(笑)

2022年 6月18日(土) 歯車 その4

小学校低学年の私自身の要望は、角度のある軸に回転を伝えたい。
傘歯車を条件に合わせて自動設計して、3DCADで直接読み込めるstlファイル形式でその結果を出力できるようにした。
製作例は、並行軸で1/7減速装置、直角に交わる軸で1/3減速装置、地軸の傾きと同じ23.4°の交差角の軸で1/3減速装置。
さどうだろう、これで満足してもらえるだろうか?
並行軸で1/7減速装置
直角に交わる軸で1/3減速装置
地軸の傾きと同じ23.4°の交差角の軸で1/3減速装置

2022年 6月17日(金) スケッチブック

今日の日課の運動は海辺の町をサイクリング。海岸端にある美術館が目的地。
朝倉摂さんの作品展開催中、私の心をとらえたのは大作ではなく、ガラスケースに入れられた数冊のスケッチブック。
茶色く変色した台紙に水彩で草花などが描かれている。活き活きとしてみずみずしい。画家が対象を美しいと感じ、その美しさを写し取ろうとする純粋な感動が伝わってくる。
学芸員に「スケッチブックの中は、他のページにも同じように素晴らしい絵が収められているのですか?」と話しかけた。「はい、先日は別の絵をご覧いただいていました。」「今無理なのはわかっていますが、ぜひ他のページも見てみたいものです。」
地下の図書室にも行ってみる。「朝倉摂さんのスケッチブックの画集はないのですか?」奥に座っていた年配の女性が対応してくださった。朝倉摂さんの画集はほとんど出版されていないとのこと。
スケッチブックのすばらしさに意気投合して、ぜひスケッチブックの画集を出版してくださいとお願いしてきた。

私も自然のスケッチをしている。自然は何を考えているのか、どう振舞おうとしているのか、自然が発する言葉を写し取ろうとしている。画家のスケッチと相通じるところがあるのではなかろうか。自然が発する言葉を聴き取れずに四苦八苦しているが・・・・

2022年 6月16日(木) ピース

日課の裏山展望台へのハイキング、「ピース、ピース」と声高に鳴く鳥がいる。調べてみた、シジュウカラだそうだ。正に人間界へのアドバイスだが・・・・・

シジュウカラさん、ピースは大切だけど、将来のピースを獲得するために、今人間界は戦争の只中です。

力による現状変更を許すか許さないか、将来の子供たちの運命がかかる大切な局面なんです。

ウクライナには是が非でも勝ってもらわなければならない。ロシアでこそ声高に鳴いてくださいね!おバカなかの人の耳元で・・・・・

2022年 6月15日(水) 歯車 その3

やっと研究の方に頭が戻りつつあったのだが・・・・・小学校低学年の自分がささやくのだ。「直交する軸に回転を伝えたかったんだよね」

そう、そうだった!傘歯車が欲しかったんだよね!どう解決したのか、諦めたのか覚えていないが・・・・

若い人の願いには弱い。はい、傘歯車の設計も含めます。久しぶりに三角関数の加法定理を使いながら、もう傘歯車の設計にのめりこんでいる(*^-^*)

2022年 6月14日(火) 遊び疲れ

子供のころの夢、「望みの歯車を手に入れたい」を実現するために、3日間没頭した。子供のころの遊びの延長、まさに今も遊びだ。遊び程熱中するものはない。
その後遺症は
①トロトロといつまでも寝ていられる。思いのほか疲れているようだ。
②自作の”マヨネーズ”が切れた。まだ作り方を研究中。インターネットで再度検索したい・・・・・・”マヨネーズ”という言葉が出てこない。
③以前のCFDの研究に戻ろうと思う。思いがけなくうまくいっていた記憶がある。どのプログラムのどの部分にその鍵があったのか、思い出せない。

私は熱中すると、どうも言語野もフルに使って楽しんでしまうみたい。元に戻るのに時間がかかる、モドカシイ。

2022年 6月13日(月) 修復

その1)今までC#言語で作ってきたプログラムを起動する。あれっ!ソースプログラムが表示されない。困った!!!修正も、追記もできない。
可能性は2つ、作成したプログラムファイルが壊れたか、元のC#言語が壊れたか。新たなプログラム作成モードでC#を立ち上げる。やはりソースプログラムを書き込む画面が表示されない。壊れたのはC#言語の方だ。
大工が工具箱を失ったようなもの、今後研究ができなくなる・・・・・
「プログラムの追加と削除」を呼び出し、C#言語を含むプログラム一式に、「変更」と「削除」を選ぶボタンが付ている。「変更」を選んでみる。さきに進んで再インストールしてくれることになった。再インストールには長く時間がかかったがやっと「完了」。喜んでC#を起動しようとすると、インストール中は起動できないとの表示。こんな時には再起動だ。これでやっと解決し、ホッとした(*^-^*)

その2)このごろ1台の3Dプリンターの調子が悪い。理由はわかっている。下の台がそっていて、調整に苦労した記憶がある。下の台を変えてやらなければ・・・・・
下の台の剛性がプリント結果に影響する。しっかりした台を求めて、セカンドハンドショップへ。これなら使えそうだと思う1000円以下の台が3つあった。一番高い1000円の台は、軽くてしかもゆらそうとしても微動だにしない。これにしよう、値札をよく見ると100円とある。私の見間違いだ。レジに持って行って若い女店員に「申し訳ないようですね」とつぶやくと、女店員は黙っている、「安すぎて」と言い足すと、「ああそういうことですか」と笑顔になった。

2022年 6月12日(日) 歯車 その2

第二段階の自動設計は、軸間距離、回転数比と小歯車の歯数が決まると、小歯車の基礎円半径を予測する概算式を作って示すことにした。その条件で歯の動きのシミュレーション動画を人が観察して、1つの歯の接触が終わったとき次の歯の接触が始まっていること、相手の歯との隙間(遊び)が適切であることを確認する。
小歯車基礎円半径を微調整したり、場合によっては小歯車の歯数を変えて再度概算式に戻る。完全な自動設計ではないが、このようにして容易にそれぞれの場合に適した歯形が求まるようにした。

第三段階の歯形を3DCADで使えるデータへの変換、第四段階の3Dプリンターによる作成は苦も無く完了。

三日間ほどを費やした、小学校低学年の自分の夢の追及は、めでたしめでたし(*^-^*)あの頃の自分に教えてやりたいな、いやそれを知ったら興味を失っていたかもしれないな。同じ機能をほかの方法で叶えるにはと、夢中になっていたのだから。

長男が小さなころ、バーコードを集める遊びが流行っていた。それならばと8ビットのパソコンで好きな数字のバーコードを印刷するプログラムを作ってやった。長男はたちどころに興味を失った。悪いことをした・・・・
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家庭用3Dプリンターは精度があまりよくない。それをカバーするために、歯数が少なく、歯が大きな歯車が望ましい。その意味でインボリュート曲線を用いた花形歯車は役に立つ。そして何よりも、軸間距離が決まっていても、整数の歯数で表せれば、望みの回転数比のシステムを構築できる利点がある。
シミュレーション動画の一画面
拡大動画の一画面
1/2減速装置
1/7減速装置

2022年 6月11日(土) 歯車

小学校低学年のころ、レゴに似たねじ止めで組み立てる金属製のユニットで、色々なものを作って遊んでいた。軸間距離が決まっていて増速減速を自由に伝達できる歯車が欲しい。そのころからの夢である。

時々プログラムを一から作ってみたくなる。インボリュート曲線で構成された花形歯車を設計するプログラムを作ってみよう。インボリュート曲線はどんな式であらわされるんだったっけ、一から勉強しなおしだ。

少々苦労したが第一段階クリアだ。第二段階は自動設計できるようにして、第三段階は3DCADに読み込める形式に変換して、第四段階は3Dプリンターで制作だ。しばらく楽しめそうだ。小学校低学年のあの頃と、心持はまったく変わっていない。いつまでたっても子供である。

2022年 6月10日(金) サクランボ

サクランボの苗木を植えたのは確かに私だ。忘れていた。あるとき実がなっているのに気づいた。実を食べた年より食べられない年の方が多い。いつの間にか私の背丈のゆうに3倍にまで大きくなっていた。
 今年は小さな実がびっしりついているのに気づき、試食。まだ少し早い。それから3日後、あっもうほとんどない。下の枝に残っている熟れた実を数個口に入れる。甘い!満足である。その間にも鳥たちが近くにいて、「それはあたい達の食べ物だ」と威嚇音を浴びせてくる。
 
この頃植物も色々な手段を用いて会話をしているという話をよく聞く。ここから先は専門外のたわいもない想像。

小鳥たちが食べこぼして地面に落ちたサクランボはほとんど芽を出さない。親木が魔法をかけているのかな「そこで芽を出すんじゃないよ、私が危うくなるからね」と。今度いくつか拾って別の場所にまいてみよう。別の場所で芽を出し、親木の真下では芽を出さなければ、もしかして・・・・・
 親木は鳥たちと話をしているんじゃないかな「人間たちが気づかないうちに、早く食べておくれ」と。人間は種を親木の真下にしかまかないが、鳥たちは遠くに運んで肥料まで施してくれる。あるかもな・・・・・

2022年 6月9日(木) メインテナンス

ボート釣りに絶好の季節になってきた。エンジンスクリューはごみ袋をかぶせて、エンジン部分が雨に濡れないようにして、屋外に数か月放置。

さて動くだろうか。エンジンは苦労なく起動。しかしスクリューが回転しない。嬉々として分解、原因を探る。遠心クラッチのさび付きが原因と判明、何とか回転できるように修復。機械屋でよかった(笑)

アクセルを昨年自作した。つまみを回転させて、エンジン回転数をコントロールする方式。実際に使ってみて、とっさのコントロールがしにくいことがわかった。レバーを半回転するだけで、アイドリングから最高速までコントロールするアクセルを新規作成。

これで自作ルアーの試釣に安心して出かけられる(*^-^*)

2022年 6月8日(水) 半信半疑

この1年近く、円管乱流と格闘してきた。
円管乱流の実験結果と一致する速度分布を計算できた。しかし圧力損失の計算値は滑らかな円管の場合よりもはるかに大きかった。
滑らかな円管乱流の圧力損失の実験値と一致する計算結果が得られた。しかし速度分布は実験値からずれてしまった。

速度分布、圧力損失ともに滑らかな円管乱流の実験値と一致する値を算出するにはどうすればよいのか。様々なアイデアを出しては計算してみる。どれも失敗だ。そろそろ打つ手がなくなってきた。

今日はあまり深く考えないで、下手な鉄砲を撃ちまくった。すると今、滑らかな円管の速度分布、圧力分布の実験値と一致する計算結果を算出しつつある。信じられない。

これで解決するとすれば、同点九回裏、ホームランでもヒットでも犠牲フライでもスクイズでもなく、満塁押し出しで勝負が決まってしまったような、何かスッキリしない、不完全燃焼の幕引きとなる。

2022年 6月7日(火) バイオリン

私は川合郁子さんの演奏が好きで、CDを何枚も持っているのだが、次の動画をみつけた。
https://www.youtube.com/watch?v=RFpvPJm_8L0
彼女の音楽を作り上げてきた過程を、彼女自身が解説してくれている。
画像は私にとって邪魔ものでしかないので、画面はプログラミング。彼女の情熱的な演奏をバックグラウンドに、仕事がはかどる。

2022年 6月6日(月) 仲間

1cmほどの小さなクモが、ピョン・・・ピョンとときどきジャンプしながら床を直線的に横切っていく。これはよく見るかわいい光景。
時には数cmのゲジゲジが新幹線のようなスピードで現れて消える。
昨日は5cmほどの大きめのクモと交差した。危うく踏んずけるところ。ごめんごめん、頑張ってねと見送った。
台所の戸口を開けると上から何かがパタリと落ちてきた。姿は見えなかったが、多分ヤモリだ。
みんなこの古い家を守ってくれている大切な仲間だ。

2022年 6月5日(日) 後遺症

ベッドに横になる。右わき腹に突然ピリピリとした痛みが走る。表面ではない。深い場所でもない。何だろう?
インターネットに相談する。色々質問に答えていくと、可能性のある病名がいくつか表示される。その中で心当たりのある病名をクリックすると、受診の勧め。
質問の中にむくみがありますか?とあった。体重計で確かめよう。理想値より1.5Kg多いが、推定年齢は20歳も若い?そういえば右肩だけがいやにこっている。これはもしかして病気ではないのでは・・・・・・右手だけ使う作業をしたっけ?
思い出した、2,3日前の自転車タイヤのパンクの修理。パンク場所特定用の水槽に、バケツに水をいっぱい入れて何度も往復した。左手も手伝いはしたが、主に右手の仕事だった。
心得「手間賃は自分の手で稼ぐ」の後遺症だ。

2022年 6月4日(土) 清水の舞台

小鳥たちが造園した庭の木々、名前を知りたいが、調べてもなかなかわからない。もどかしい。
アマゾンで「山溪ハンディ図鑑 14 増補改訂 樹木の葉 実物スキャンで見分ける1300種類 単行本 – 2019/12/16」なる本を見つけてしまった。評価は高い。しかし値段が・・・・5500円!!!
年金研究者にとって、趣味でもないただ好奇心を満足するためだけにこの金額は、どうしようかと迷う。
手元には庭からちぎってきてビニール袋に1つずつ封入した小枝が十数袋・・・・・う~~ん。
今日発注して、今日届くという。

誘惑に負けた。
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版は小さいが分厚く重たい本が届いた。
タチバナモドキ
シャリンバイ
サンゴジュ
木々の名前が少しずつ明らかになりつつある。
小鳥たちは食べることができても、私には食べられない木の実ばかりだ。
私も小鳥たちも美味しく食べられる木の実を徐々に増やしていきたいな、造園係交代だ(*^-^*)

2022年 6月3日(金) 2つの失敗

その1)コップに半分ほど牛乳を入れて電子レンジにかけて、表面に薄い膜ができるほど加熱して、味わっている。今回はその量が多すぎた。約1リットルを小分けにして、一晩で飲んでしまった。翌朝何度もトイレに通う羽目に。
効用:今度便秘で困ったときには、これで解決だ!

その2)いつも通りドライフルーツ入りのパン1斤を焼こうと、ホームベカリーをセットするつもりで、大失敗。強力粉が数十グラムでなくなったので、新しい袋を開けて250gまで追加した。思わずアッと声が出た。開けた袋は薄力粉だった。どうしよう、このまま焼いてもいつものパンにはならない。えいままよ、ホームベーカリーに任せてみよう。卵も1つ割り入れちゃえ。
結果:台所スポンジのような粗い目のクリーム色の生地のパン?、不思議なものができてきた。さて味は・・・・蒸しパンだ。食事向きではない、これにバターともう少し砂糖を加えると、おやつになる。

転んでもただでは起きたがらない、関西人の特性だろうか?

私は若いころヘビースモーカーだった。やめようと思ったことはなかったのだが、日本料理店で食事後、食中毒にかかった。ほぼ1週間、トイレ前の床で過ごした。その時考えた。こんなに苦しんで、何も得るものがないなんて割に合わない。そうだ1週間タバコを吸っていない。この際やめてしまおう。意志が強いわけではないのに、これでタバコを止めることができた。禁煙を破る誘惑はしつこかったが、あの苦しさの代償だから手放すわけにはいかないと我慢できた。1年後にタバコを美味しく吸う夢を見た。これが最後の誘惑だった。

2022年 6月2日(木) 斬新ラーメン

いつものように野菜たっぷりの豚足味噌ラーメンを作ろうとした。ここで今日はイタズラだ。
その1)昆布茶粉末を入れてみた
従来の調味料(あごだし顆粒+コショウ+ガーリックパウダー)+昆布茶粉末
これにより味噌を入れる余地がなくなり、いつもとは全く異なる美味しいラーメンスープができあがった。

その2)トッピングは、パックから出したての冷たい豆腐
豆腐の塊を箸で崩して、ラーメンスープであたためながら口に運ぶ。格安きぬこし豆腐とは思えない豆腐の旨さを堪能できた。スープをまろやかに変身させて、ラーメンの旨さも引き立てた。

今日のイタズラは実りあり(*^-^*)
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返信があった。
「池袋北口の「中本蒙古タンメン」と池袋南口の「神座(かむくら)」のラーメンとどちらがお好きでしょうか?
日清ラ王の野菜たっぷりラーメン
(https://www.nissin.com/jp/products/recipes/294 )とか、同じ製法で「マルちゃん正麺」版とかも結構イケると思います。私は、明星食品の「中華三昧広東風」が好みです。」

「オー!参りました。私はまったくラーメン通ではありません。ご紹介下さったどのラーメンも、申し訳ありません、存じませんでした。
私が唯一美味しいと思ったのは、当地発祥の「本丸塩ラーメン」。でも店主が変わり味が落ち、自分で同じ味を作ろうと工夫したのが、ラーメン作りに興味を持った始まりです。
その後身体の要求から、野菜たっぷり豚足味噌ラーメンを発明?して、今日に至ります。
私の絶対条件は、化学調味料を使っていないこと。この条件を満足するラーメン屋を捜したこともありますが、皆無でした。化学調味料は私の味蕾をツルツルにしてしまいます。
という訳で、外食でラーメンを食べる機会はなくなりましたが、自作ラーメンライフを楽しんでいます。」
と返した。

とまた返信あり
「恐れ入りました。でも化学調味料は美味しいですよー。悪魔の誘いですが。ひひひ」

「悪魔のお誘い、ありがとうございます、吹き出してしまいました
(*^-^*)」
と返した。

2022年 6月1日(水) タイヤ交換 その2

先日交換した自転車のタイヤ、二日かけてしぼんでしまった。まずはパンク修理キットを発注、数回修理できる部品が入って370円。

パンク場所特定のために、有り合わせの丁度良い水槽を捜す。チューブに小さな穴を発見。説明書を見ながら修理完了。たったこれだけのことだが、ゆうに2時間が経過していた。

「手間賃は自分の手で稼ぐ」実践しています(*^-^*)

2022年 5月31日(火) 現状変更

周りの国々を自国と同じ体制にしたいと望むならば、それは至って簡単なことだ。まず自国を、国民が心から満足する理想の国にすることだ。他国民から見て、あんな国に住みたい、あんな国にしたいと望むような。

そのためには国民から集めた税金を国民の幸せのために使わねばならない。他国を攻める軍備のために使ったのでは、本末転倒だ。

ましてや国民の支持を得るために、その軍備で他国に攻め入るなど愚の骨頂だ。独裁者が陥りやすい罠だ。そのような愚行を行ってきた独裁者たちの動機は、過去にその国が繫栄していた時代の領土に戻したいとの思いにある場合が多いようだ。たとえそれが一時的に達成できたとしても、国民が満足する社会でなければ、いずれ崩壊してしまうのに・・・・・

2022年 5月30日(月) 憲法

ウクライナ情勢は、力によって現状変更を許す世界となるのか、それを許さない世界を作るのか、その瀬戸際の攻防だ。

憲法は国の根幹、このドタバタとしたウクライナ情勢の中で、決しようとしてはいけない。

日本国憲法は本来あるべき世界の、全世界の理想の憲法だ。この憲法を変えるということは、その理想を放棄することに等しい。むしろ全世界の国々に我が国のような憲法を持とう、そして持てるような世界を作ろうと呼びかける責任が、第二次世界大戦を起こした国としてあるのではないかと・・・・

まずウクライナは全世界のために、勝たねばならない。その上で、首相には平和な世界を作る努力をしていただきたい。首相の母校の校章は「ペンは剣より強し」でしたね(*^-^*)

2022年 5月29日(日) 手羽元

手羽元は他の部位より安いが、中の骨が太くて身があまりついていないような印象を受けていて、利用してこなかった。先日手羽元の半額セール、安い上に安くなっていて、これは一度試してみるかということに。

ビニル袋に入れて、甘口醬油、コショウをふってよく揉み、熱風調理器200℃で数分加熱。表面の色が変わったところで温度を80℃に下げて10分ほど継続加熱。焼き鳥の味だ。中までジューシー、美味しくいただいた。

ここからが本番。残った骨に水を加えて圧力鍋で20分加熱。このスープに甘口醤油とコショウを加えて味見。最高の和風醤油ラーメンのスープだ。胃の腑に染み渡る。骨の両端の軟骨も柔らかくて旨い。

これだけ楽しめれば言うことなし。半額セールになっていなくても購入することにした。

2022年 5月28日(土) 雑木

庭の木々、伸びすぎないように、チョッキンチョッキンしているが、名前を知らない。小鳥たちが植えた木々だ。

葉の形から木の名前を知る事典を図書館から借りてきた。葉っぱをむしってくる。葉の写真一覧と見比べて近そうな木を見つけて本文で確かめる。はじめにわかったのはハゼノキ、次はクロガネモチ。

名札をつけてやろうと思い立った。幅15ミリ、長さ数十ミリの土台にカタカナで名前を浮き上がらせた名札を3Dプリンターで作る。端に1つ穴をあけておいた。この穴にステンレスの釘を木の幹に打ち込んで、名札を縦にぶら下げる。これが一番木にダメージを与えない方法ではないかと考えた。成長の邪魔をしない。木にとっては名前を付けてもらっても嬉しくはないし、ましてや名札を付けられるなど迷惑至極であろうが・・・・

雑木として気にも留めなかったが、名前がわかってみると、これもクロガネモチ、あれもだと、広くもない庭にクロガネモチの幼木が10本以上点在する。どうしたものかと思案する。

そういえば菩提寺の墓地の近くに直径1mを超えるクロガネモチの大木がある。まあこれもご縁かと、残すことにした。

2022年 5月27日(金) タイヤ交換

やっと天気が回復、すがすがしい青空。マウンテンバイクのタイヤ交換に挑戦。

専用の工具があるらしいが、タイヤがリムから外れない。車のキーと六角レンチを差し込んでやっと外れた。新たなタイヤとチューブの組み立て順で戸惑い、やっと作業完了したのは2時間後。無我夢中だったので、そんなに時間が経っていたとは・・・・・

これでディスクブレーキのパッド交換、タイヤ交換を経験し、パンク修理もできそうだ。材料費だけで自転車ライフを満喫できる。

年金研究者の心得・・・・・・工賃は自分の手で稼ぐ(*^-^*)

満身創痍だった自転車が蘇った。ヒンヤリ爽やかな春風の中、裏山一周のサイクリングを満喫してきた。

2022年 5月26日(木) マヨネーズ

私は創健社のマヨネーズが好きだ。しかし扱っている店も限られるし、値段も高い。これはそろそろ自作すべきではないか・・・・・

子供のころ母とマヨネーズ作りをしていた。大きめの平たい皿に卵の黄身、酢、塩、コショウを入れて大きめのスプーンの底を滑らせるように回転させながら混ぜる。それに少しずつ食用油を足していく。同じ方向にただひたすらスプーンを回転させる。20~30分ほどかけて、マヨネーズができあがる。油投入は母の役目、スプーンの回転は私の役目。たまに分離して失敗することもある。その修復は母の役目。

手持ちのフードプロセッサーで作れないか試してみた。残念ながら失敗だ。理由は気泡が多く混入して、油と酢の結合を妨げているようだ。インターネットで調べてみると、ミキサーやブレンダーを使った例が多い。何故だろうと考える。

多分回転数の違いだ。回転数が高ければ、気泡も当然混入するだろうが、遠心力で中心部に集められる。最も攪拌力の強い周辺部には気泡があまり存在しない条件が作り出されるのではなかろうかと推測した。

安価なブレンダーを発注した。今夕届くそうだ。この仮説を試してみよう。
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ハンドブレンダーが届き、早速テスト。コップ状の容器に、全卵、酢、塩、砂糖、コショウ、油のすべてを入れて、スイッチオン。空気の混入なく攪拌している。あっという間にマヨネーズができあがった。空気の混入なく混ぜることがポイントで、攪拌能力が高いハンドブレンダーは、マヨネーズ作成には理想的なアイテムであることがわかった。

2022年 5月25日(水) バグ

計算結果に何となく違和感がある。プログラムをなめるように見直す。自分のことだから、何かミスをしているに違いないと・・・・・・
1か所、あった!!!

解が発散しそうなセルを見つける大切な部分だ。私が作った色々な境界条件の乱流解析プログラムのすべてに関係する。これは祝杯だ、バグの中でも最も面倒な種類。すぐに発症すればどこにあるか検討をつけ易いが、計算結果からこのバグの位置を推測するのは困難だ。

1つあるということは、まだまだあるだろう・・・・・次のゴールは7月末、今のうちにすべてのムシを捕まえなければ・・・・・

2022年 5月24日(火) 親離れ

1日おきに裏山一周のサイクリングに利用しているマウンテンバイク、ブレーキとタイヤがすり減ってきた。

今までは少しでも違和感があると、すぐに近くの自転車屋に持ち込み修理調整してもらっていたが、年金研究者はそんなことではいかんと、アマゾンに部品を発注して自分で修理することに。

ありがたいことに親切な動画がアップされていて、それを頼りにディスクブレーキのパッド交換が完了した。それに勇気づけられてタイヤ2本を発注した。さてうまくいくだろうかとちょっとドキドキ、明日到着。

2022年 5月23日(月) トロトロ

炎天下、丸一日かけての赤松の”みどり摘み”、さほど疲労を感じなかったのだが、あれから36時間、トロトロトロトロ、実はかなりダメージがあったようだ。

天気が悪かったこともあり、日課の運動はお休み。勤めがないありがたさ、すべては身体が欲するままに、休むことにした。

そろそろ頭もスッキリしてきた。天気も持ち直したようだ。裏山一周のサイクリングに出かけよう。

2022年 5月22日(日) レモン

この頃紅茶にレモンを一切れ入れて飲んでいる。いろいろなものに、レモン一切れを入れてみたくなった、例のいたずら心だ。

まずはコーヒー、うん、これはこれで美味しんじゃないか・・・・合格である。

熱燗の日本酒、とっても相性がいいみたい(*^-^*)

まさか緑茶がレモンとあうなんて・・・・有機栽培の緑茶を粉にひいて、比較的熱いお湯を注いで飲んでいるが、レモンあいます(*^-^*)

一番効果があったのは豚足ラーメン。運動のし過ぎで大腿骨や膝の軟骨に違和感を覚えると、即豚足ラーメンを作って食べている。軟骨補強に効果絶大である。しかし特有の臭いがある。敬遠する人も多いかもと思っていた。レモン一切れをちょっと絞って入れてみると・・・・何と特有の臭いは消えて、爽やかすぎるほど爽やかなあっさりラーメンに変身した。驚きである。
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豚足ラーメンレシピ:豚足の半身をラーメン1杯分の水とともに、圧力鍋で60分加熱。沢山の野菜をトロトロになった豚足とそのスープで加熱し、味噌ラーメン風に味付け。味噌ラーメン用の太麺を茹でて加えれば出来上がり。最後にレモン一切れ。
豚足はコラーゲンの塊、余分な脂はほとんどない。軟骨に不安のある方にお勧めだ。

2022年 5月21日(土) 松 その2

赤松は庭の隅に植えられている。フェンスの上に立って作業しないと届かない枝がある。片手で太そうな枝を掴んでバランスをとりながら、もう一方の手で”みどり摘み”をする。

フェンスの外側は眼の下7mのアスファルト道路、落ちると大分痛そうだ。安全ベルトを考えることに。

頼りにするのは松の幹。細めの鉄製の鎖を3m購入した。700円ほどの投資だ。松の幹と私の腰のベルトを輪に結ぶ。私の腰の位置は落下してもフェンスの上端から50cmほどで止まるはず。

木の幹を痛めたのでは剪定の意味がなくなってしまう。幹のまわりにバスタオルを巻いて、その上に鎖を回してベルトに接続。私のベルトは自衛隊も使っているとの触れ込みでアマゾンで購入したもの。安価だが信頼している。

安全ベルトの安心感か、スムーズに作業終了。

赤松が気に入ってくれるといいのだが、望みもしない施術を、入学したての医学生に無理やりされるようなもの、動物なら逃げ出しているよね、お気の毒・・・・・落語にもあったなあ、鍼に凝った若旦那に、太鼓持ちが試験台にされる話、「たいこ腹」

2022年 5月20日(金) 松

庭に1本の松がある。植木屋さんにお願いするのがいいのはわかっているが、費用が心配。かといって手入れの方法は皆目わからない。まず松の種類だが、葉の先が手のひらをチクチク刺して痛いのが黒松、柔らかいのが赤松らしい。どうも赤松だ。

まず本屋に電話する「庭木の赤松の手入れ方法を知りたいんですが、そんな本はありますか?」店員が一生懸命探してくれる。「松だけを扱った本はなくて、せいぜい1~2ページの記述しかありません。」「剪定を扱っている本は数冊あって、索引を調べてみたんですが、赤松は出てきません。」とのこと。丁寧にお礼を言って、インターネットでの情報収集に切り替える。

いくつか動画を見て、何を言っているのかを整理する。
①生存競争に打ち勝つために木は上へ上へ伸びようとする。下部の枝への栄養供給はおろそかになりがち。上部の枝の新芽は強く抑えて、下部の枝の新芽は大切にすると、樹形が保たれる。
②1本の枝から数本の新芽が出てくる。中央部の勢いの良い新芽は取り除く。残った新芽も樹形を整えるために長さを短くする。この作業はハサミを使わずに手で行って、”みどり摘み”というのだそうだ。出る釘を打って、均等にするということか・・・・・
この時期行う必要があるのは、どうもこんなことらしい。

こんな浅学に新芽をポキポキ折られる赤松さん、お気の毒・・・・枯れないでね!

2022年 5月19日(木) 翻訳

AIによる翻訳能力が最近とみに向上している。母国語で話せば、どんな国の人とも意思疎通ができる時代が来るだろう。どらえもんの”ほんやくコンニャク”が実現するのだ。しかし怖いのは、悪意による誤訳である。「こんにちは、いいお天気ですね」を「顔も見たくない、あっちに行け」と翻訳すると喧嘩になる。

最近次のような記事があった。
「親愛なるロシア人」入力すると…グーグル翻訳巡りロシアが改善要求
https://www.asahi.com/articles/ASQ4D043KQ4CUHBI04F.html
誤訳をしたわけではないが、翻訳機能に悪戯を仕掛けた。これは決してしてはいけないことだ。

AIによる翻訳機能を設計管理する団体は、人と人の信頼関係を構築する大切なツールを提供しているのであり、故意にAIに誤訳をさせるようなことを決してしてはならない。大丈夫かなあ・・・・・・・

決してしてはいけないことを、するぞと威嚇して、隣国を従えようとする国がある。コンピュータウィルスを国を挙げて作っている国もあるそうな・・・・

2022年 5月18日(水) HB攪拌羽根考(笑)

毎日のように半斤のフランスパンをホームベーカリーで焼いている。たった一つ、苦労するのは焼き上がったパンが取り出しにくいことだ。攪拌羽根がパンの中に埋まっていて、フランスパンは皮が硬いので、攪拌羽根が軸から抜けてくれないと、パンが取り出せない。計画性のある方は、攪拌羽根を焼き始める前に取り出しておられる由だが、私には難しい芸当だ。

攪拌羽根が軸から容易に分離して、パンと一緒に取り出せる方法を試行錯誤してきた。
(1)始めのうちはオリーブオイルを攪拌羽根と軸の隙間に上部からさしておけば、パンと一緒に上手に抜け落ちてくれたが、このごろうまくいかなくなってきた。
(2)攪拌羽を軸にはめる前に、回転軸の周りの容器の底や回転軸自身にオリーブオイルを多めに塗り付ける。攪拌羽をはめて軸との隙間にオリーブオイルが充填されていることを確かめたが、これもダメだった。
(3)とうとう奥の手を使うことにした。8mmねじ用のステンレス製ワッシャーを2枚、軸にはめたうえで、攪拌羽をセットした。軸と攪拌羽根の隙間にはオリーブオイルをさしておく。これにより剥がれてくれる可能性がある水平の隙間が1か所から3か所に増える。さあ、これでどうだー!

これも私にとっては自然との大真面目な戦いなのだ(*^-^*)
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ファーストトライは成功だった。2枚のワッシャーとも、攪拌羽と一緒にパンの中に閉じ込められた状態で、パンと一緒にスポッと容器から出てきた。パンさえ出てきてくれれば、ワッシャーと攪拌羽を取り出すのは簡単だ。今後何回か試してみなければ、本当に成功かどうかはわからないが、ひとまず勝利の乾杯だ(*^-^*)
計3回のトライはすべて成功、ひとまずこれでテストは終了。こんなに頻繁にフランスパンをうまうま食べ続けると、体重の増加が心配だ(笑)

2022年 5月17日(火) 現時点確認

直近の関東支部総会で発表してから6週間経過
2022年度年次大会申込期限から3週間経過
2022年度年次大会論文提出期限までまだ3か月ある

それまでに到達したい3つの関門を設けているが
第一関門 滑らかな円管乱流の管摩擦係数のCFDによる算出
第二関門 レイノルズ数5000の球の抗力係数のCFDによる算出
はクリア。只今第三関門に挑戦中。

私のような怠け者に、発表の機会を与えてくださっている日本機械学会に感謝。期限がなければ、ズルズル、いつまでたっても結論が出ないのが若いころの私だった。期限があればこそ、死に物狂いで考えます(笑)

学会には何の貢献もしていない・・・・・年齢により会費まで不要とのこと(*^-^*)

2022年 5月16日(月) 母との思い出

小学4年生のころまで母と一緒によくいたずらをしていた。
マジックインクの瓶を使ってアルコールランプを母と一緒に作り、始めのうちはうまく機能していたが、プラスチックのふたの部分にひびが入り、そこから引火して、私の手に火ぶくれができて、痛い思いをした。

風呂は薪で炊いていたが、ガスで沸かすように変わった。僕にやらせてと火をつけたのだが、ボン、母も私も顔は真っ黒、二人で顔をしばらく見合わせて、大笑いしたこともあった。

母が魚をさばこうとすると飛んで行って、「解剖させて」と魚のお腹の中を観察していた。お陰で今も上手ではないが、魚をさばいて刺身を作るのは苦にならない。
色々失敗も多かったが、楽しい思い出だ。

一方父とは小さいころ競争相手、けんか相手だった。父は一切手加減なしなので、負けず嫌いの私は悔し泣き。とうとう母に「あんたはねえ、勝負事をしちゃあだめだよ。」と禁止命令を出されてしまった。未だに将棋、碁、麻雀はまったくできない(笑)

2022年 5月15日(日) ガウスの定理

体積分を面積分で求めることができるガウスの定理は、大変ありがたい定理である。私もこれを用いて、物体に働く力を求めようとしてきたが、どうもうまくいかない。物体を囲む領域をちょっと変えると、求める値が変化してしまうのだ・・・・・とろい私の頭脳もやっと、ガウスの定理を用いてはいけないことに気が付いた。

ガウスの定理が成り立つには積分する関数が滑らかな関数であることが条件ではなかったか・・・解の発散を抑えるために、発散しそうなセルの粘度を大きくしたり、勝手な操作をしてしまった。中の物理量は、滑らかな関数ではなくなっているだろう。

ではどうしよう・・・・・体積分を直接求めるしか手立ては残っていない。4テラのハードディスクがすぐ満杯になるのは、各時点の細かな情報を記録してあるからだ。体積分の計算は可能だ(*^-^*)

体積分で求まる値は、物体を囲む領域を変化させても微動だにしない。多分これでいいだろうと安堵している。

2022年 5月14日(土) 全自動

私共の身の回りに全自動製品が増えている。例えばホームベーカリー、材料を計量してスイッチオンすれば、予告時間に美味しい焼き立てのパンが失敗なくできあがる。しかしこれはメーカーの研究者のたゆまぬ努力のお陰だと、つくづく感じた事例に遭遇した。

パナソニックの1斤タイプのホームベーカリー、2009年製と2014年製を比べてみた。どちらもドライイーストとレーズンの自動投入機能をもっていて基本性能は変わらない。表はフランスパン1斤の両機の比較である。2014年製の方が2009年製よりも、同じ1斤のフランスパンを焼くのに、時間、材料、カロリーすべてが少なくて、ずっとフランスパンらしい美味しいパンができあがる。

メーカーの研究者たちは性能に満足せず、5年の間に色々試行錯誤をして改良した結果であろう。パン職人たちが長年かけて修行して得られるノウハウを、私共はスイッチを押すだけで享受できる。

ありがたいことではあるが、一事が万事全自動がやってしまうとなると、これでいいのだろうかと心配になる。すべてを親がやってしまって、しっかり育たない子供のようになるのではないか・・・・大人に対する過保護の時代が到来している。

ひとたび災害が起きると、電化製品はすべてストップだ。突然ジャングルの中に放り出される、さあ生きてごらんと・・・・・

2022年 5月13日(金) バックグラウンド・ミュージック

私はテレビを持っていない。私にとってテレビは時間泥棒だから。
ニュースと耳障りでないラジオ番組を聞きながら仕事をすることが多い。
耳障りな番組が始まると、youtube のバックグラウンド・ミュージックに切り替える。
https://www.youtube.com/watch?v=DVKAvKJmAxc
https://www.youtube.com/watch?v=SeKVISwTfMc
など。

私は定時にベッドに入る習慣がない。疲れたらベッドに横になる。一休みの積りが、バックグラウンド・ミュージックを聞きながらスッと眠りに入っている。眠れないという悩みは今までに経験したことがない。真夜中にyoutubeの広告が入って起こされて、すごすごとコンピュータ前の椅子に戻り、仕事を続ける(笑)

バックグラウンド・ミュージックは私の大切な相棒だ。

2022年 5月12日(木) 休戦効果

第二関門の球の周りの流れを調べているが、計算結果の流れ模様が私が実際に見てきた流れ模様と異なっている。これが何故だろうと、長らく悩んできた。

白紙になって考えてみる。

一般の流体力学の教科書で提示されている運動方程式は、連続の式が厳密に成り立つことを利用して、簡略化し整理されている。私共が開発したCFDは、連続の式は厳密には成り立たないが、常に成り立つように修正を加えながら計算をしている。したがって簡略化する前の元の式を使用する必要があるのではないか・・・・・

プログラムを修正して計算中だが、途中経過は良好である。

休戦はときに飛躍をもたらしてくれる(*^-^*)
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第二関門のレイノルズ数5000の球の抗力係数が0.4になる実験結果を説明できそうなので、主戦力を第三関門に進めます。

2022年 5月11日(水) 雉

春雨の中のサイクリング、今年初めて雉の鳴き声を聞いた。雄の縄張り宣言だ。彼らはこれから子育てに入る。

写真を撮りたくて畑の中を逃げまわる雉の雄を追いまわしたことがある。彼らはよほど追い詰められないかぎり飛んで逃げることをしない。物陰を上手に利用しながら脚で逃げようとする。まるでかくれんぼと鬼ごっこ、楽しい思い出だ。きっと近くに奥さんや子供たちがいて、私を彼らから引き離そうと彼は必死だったのだろうが・・・

彼らは息を吸いながら鳴く。ケンケンを息を吸いながら発すると、彼らの鳴き声に近づく。

2022年 5月10日(火) 小型風洞

教育用小型風洞が完成した。
直径は100mm、高さは600mm弱、りんごの段ボール箱1つに収納できる。
吹き出し型風洞として雨粒の浮上を観察したり、吸い込み型風洞としてカルマン渦列を観察することができる。
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もう10年、いや20年前になるのだろうか、小中高の科学教育に熱心な先生方の集まりに出席して、縦型円型風洞を紹介した。理科クラブなどで使って頂き、子供たちの流れに対する関心や理解を引き出していただけないか打診した。
意に反して、大きすぎるとの反応だった。私にしてみれば実際に使われている風洞に比べて十分コンパクトであると確信していたのだが・・・・・
今回やっと当時の縦型円型風洞と同様の機能を持ち、十分にコンパクトな風洞が完成したことになる。お待たせしました。
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今回この小型化を可能にしたのは、強力で小さな磁石が発明されて、これにより小さくても出力の大きなモーターが開発されて、これを用いたコンパクトで強力なファンが安価で入手できるようになったことにある。

2022年 5月9日(月) キャロット・リーフ・ブレッド

漁港前の魚屋で大きめのホウボウを買って、刺身用にさばいてもらった。
「この頃野菜もやってるの。この大根持ってかない?この人参もサービスしとくからさ・・・・」「せっかくお声がけ頂いたんで、いただいていきます。」

大根はホウボウの粗と味噌汁になった。ニンジン5本の本体は細くて貧相だが、葉っぱが素晴らしい。本体はともかく、この葉っぱを有効利用できないか・・・・・熱風調理器でカラカラに乾かして、1斤のパンに練りこんだ。

小さく切って、熱風調理器で乾パン風に加工して口に入れると、いい香り。舌は美味しいとも不味いとも言わないけれど、身体がとても満足気だ。

2022年 5月8日(日) 墓参

墓参の最中、お墓の石段で足を滑らせて右臀部が着地。さほどのことはないと思っていたが、硬めの椅子に座ると痛い。サドルに当たると痛そうだ。サイクリングを諦め、ウォーキングに切り替え。

海岸沿いから丘の上の神社へまっすぐに登る175段の石段を上りながら考える。なぜ滑ったか?
・私の不注意
・石段が水に濡れていた
・石段表面がツルツル
・私の靴底がツルツル
以上の4点であろう。
簡単に取り除けるのは・・・・・3番目だ。石段にスベラーズを張り付けちゃおう(*^-^*)
グレーの屋外用スベラーズを購入した。

2022年 5月7日(土) 休戦

私のノルマは、裏山展望台へのハイキングと、裏山一周のサイクリングの日替わりの運動。朝夕の栄養バランスを考えた食事の用意。この2つだけ。

研究発表の期限によって緩急をつけてもらっている自然理解への挑戦が生きがいだ。そのほかはヒヨドリに遊んでもらったり、魚に遊んでもらったり、教育用実験装置を作ったり・・・・

まるで桃源郷、これ以上の何も望むものはない。しいて言えば我が能力だが、こればかりは如何ともしがたいし、能力がないがゆえに得られた桃源郷でもあるのだから・・・・

自然理解への挑戦は長期戦に入った。まずは休戦だ。海沿いの菩提寺に墓参に行って来よう。このところの気温上昇でお花も大分いたんでいるだろう。砂浜をファットタイヤの自転車でサイクリングするのも楽しみだ。

2022年 5月6日(金) 時間のプレゼント 最終

発表申込期限まであと3時間。

自分が設けた解発散防止のための仮定に首尾一貫性をもたせて、運動量保存則でも抗力の見積もりができるように基礎固めをした。残念ながらそれにより解発散防止効果が弱くなる傾向がみられるので、パラメータを設定し直して計算を始めた。代表長さを流れが進む計算に3時間を要する。せめて代表長さの10倍、20倍流れが進むまでの計算が必要なので、発表申込期限までに新たな戦果は見込めない。

今後は7月末の論文提出期限に向けて、長期戦になる。この仕事以外にもしなければならない研究、したい研究が色々あるので、優先順位をつけて、楽しみながらこなしていくことにしよう。

2022年 5月5日(木) 卵

私の子供のころ、よく双子の卵にであって、大喜びしたものだ。今双子の卵に出会うことは稀有だ。輸送の便のため画一化がすすめられているせいだろう。

近所の八百屋で大玉の卵だけを集めた10個入りパックを220円で購入した。5個を割ったところだが、その中の2個が双子だった、ワーヲ(*^-^*)

日本は画一化が上手な国。教育も公平に行われていて、国民全体の教育レベルが高い。とても良いことだが、一方その枠からはみ出した才能を持った子供もいるはずだ。このような子供たちに、親子の同意が得られれば、飛び級などを勧めて国から奨学金を支給して才能を開花させる後押しをする制度があってもよいと思う。これからの世代は地球規模の難題を解決しなければならない。ひらめきを持った人々を多く育てておくことが大切ではないかと・・・・・

一方私のような落ちこぼれそうな子供たちへの手厚いケアも忘れずに!小学1年生のころ母は「あんたはねえ、人様が一でできることを、十しなければダメな子なんだからね」と言いながら、算数を教えてくれていた。こちらの方は、定年退職してもまだまだ元気な老人パワーを活用するのも一案かも(*^-^*)

2022年 5月4日(水) ロシアという国

【東大名誉教授が読み解く!】なぜロシアでは「独裁者」が生まれやすいのか?
https://diamond.jp/articles/-/300267
という記事が目に留まった。

「ロシアでは、たとえハッタリでも、自分を誇示して信念を貫く、そんな強いリーダーが価値ある人間とされている」との説明がある。
・もともと識字率が低い国民であったこと
・地理的に異民族の脅威にさらされてきたこと
が理由とのこと。

「教育を重視して国民に国際的な教養をつけること。それが独裁者を生み出さない国家づくりを行うために大切」と説いている。
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世界の国々の内、半数以上が独裁者の国だそうだ。

独裁者は国民の全体的なレベルを上げると、国民が自由を求めるようになるのではないかと恐れるだろうから、国民全体の教育には熱心ではないかもしれない。ロシアのように他国に支配されたり攻め込まれたり、壮絶な歴史を持つ国では、強い指導者を求める傾向があるだろう。独裁者の国が、自由の国に生まれ変わるのは並大抵のことではないだろう。

インターネットの発達で独裁者の国でも、国民が世界情勢を知ることができる時代が到来した。しかしまだここ最近の出来事、多くの独裁者の国が自由の国に生まれ変わるのはまだ先だ。独裁者の国と自由の国という対立構図を作り出すのはまずい。

平和を乱そうとする国と平和を維持しようとする国という対立構図を作りながら、独裁者の国と自由の国が平和に共存する道を模索するのがよさそうだ。

アメリカが主導したのでは前者の構図になりかねない、後者の構図を作ることに日本の活躍が期待されているのでは・・・・・

2022年 5月3日(火) 時間のプレゼント その5

発表申込期限まであと24時間。

第二関門は「レイノルズ数5000における球の抗力係数を求めて、実験値0.4にどこまで近づけることができるか」である。

やっと球表面の応力和による抗力係数と、球周りに設けた検査体と運動量保存則による抗力係数の値が一致するようになった。下準備OK、これからが本番だ。

不眠不休の24時間で、申込要旨を書き換えられるほどの成果は難しいが、できる限り攻めてみよう。この緊張感は得難いものだから(*^-^*)

2022年 5月2日(月) 高級靴

私が愛用している黒い靴。百円ショップで一足250円もする高級靴だ。

前のカバーに直径10mmほどの穴が多数開けてあって通気性がよい。
後ろはサンダルとしても、靴としても履けるように工夫されている。
使うたびに洗濯機でざぶざぶ洗う、清潔だ。

靴底の減りは速い。厚いうちは裏山展望台へのハイキングに、薄くなると裏山一周のサイクリングにと使い分けている。結構長持ちする。

年金研究者のつよ~い味方だ(*^-^*)

2022年 5月1日(日) 時間のプレゼント その4 

発表申込期限まであと46時間。
自分の置いた仮定に首尾一貫性を持たせるためのプログラムは2時間ほどで完成したが、計算結果が今までとは全く異なっていて理解不能。考え方も、プログラムもおかしなところはない。これは深い落とし穴にはまったな・・・・・・・
もがくこと丸一日、やっと這い出すことができた。このシミュレーション方法の根幹にかかわるところに解決の鍵があった。
論文に記述して、この落とし穴を埋めておこう、後から通る人のために。

機械学会のホームページで再度申込期限を確認する。フフフ、日付と曜日が一致していない。曜日が正しいとするとあと3日延びるけれど、日付の方が正しそうだ・・・あと46時間!

2022年 4月30日(土) 時間のプレゼント その3 

発表申込期限まであと3日。第二、第三関門に挑戦中だが、解が発散しないために自分が置いた仮定に、首尾一貫性が欠けていることに気づいた。
今までちまちまとパラメータを変えながら、計算結果を待つ活動にうんざりしていた脳が、急に活性化する。おっ、俺の出番だ!
どこまでさかのぼってプログラムを変える必要があるかを検討する。かなり深いところまで影響がでる。脳はますます喜び勇む。
丸一日もあればプログラムの改変はできるだろう。二日あれば、良い方向(実験結果を説明できる方向)に向かうか否か、結論が出るだろう。

まずは日課の運動、今日は裏山展望台へのハイキングの日だ。
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私のコンピュータ上では一つの基本的な考えに基づく種々のケースの計算が同時に行われている。

新たなアイデアが生まれると、1つのプログラムに変更が加えられる。試し計算が行われる。よさそうだとなると、今まで行われていた種々のケースの計算プログラムが、急速に新たな考えに基づくプログラムに置き換わる。

・・・・・これって、コロナウィルスが変異して、新たなウィルスに置き換わっていくのとそっくり!私の頭脳はウィルス変異促進担当?(笑)

2022年 4月29日(金)  最長50m

同年代の知人のブログに25mプールを60往復、3000mを泳ぎ切ったとあった。
私にはまねのできない芸当だ。私の生涯最長水泳記録は50m、中学1年時、半分クロール、半分犬かき(笑)

小学校のプールが完成する前に卒業、まったく泳げなかった私は、中学1年1学期の体育の授業で、25mプール往復の条件を課された。プールの半分は水深が3.5mもある、飛び込み用とのこと、プレッシャーだ。ほとんどの生徒は平泳ぎを優雅に泳ぐ。私はやっとクロールを身につけた。

試験、皆は1列になって次から次に泳ぎ始める。私の番が来た。平泳ぎとクロールではスピードが違う。間隔をあけて出発しないと追いついてしまう。私はプール淵につかまって、間隔があくのを待っていた。ところが教官が上から怒鳴るのだ「早く行け」私はしぶしぶ泳ぎ出したが、予想通り真ん中あたりで追いついてしまった。皆と同じ速さで泳ぐには・・・・・犬かきしか手段を持ち合わせていない。犬かきはクロールよりはるかに苦しい。やっとの思いで25mを泳ぎ切った。

対岸につかまって前の生徒との間隔があくのを待っていると、また教官が怒鳴る「早く行け」帰路もまったく同じ経過をたどった。苦い、苦い思い出である。

今思えば、ちょっとコースを変えて泳げばよかった。融通が利かないのは今と同じだ。
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知人からコメントが届いた。
『私は小学5年生の頃、父に近くの川に泳ぎに連れて行ってもらいました。それまで浮き輪でしか泳げなかった私は、父に崖から突き落とされ、溺れてもがいているうちに、何とか息継ぎができるようになり、やがて泳げるようになりました。
高校1年の夏には臨海学校があり、男子は8km、女子は5kmの遠泳が修了の証とされました。1時間毎に監視の伝馬船のふちにしがみついて休みながら数時間泳ぎ続け、200名のほぼ全員が目標を達成しました。数年後、遠泳で帰らぬ生徒が出て、伝統の臨海学校は廃止されました。
てなわけで、私には水への恐れは余りありませんが、もともと体力がないので、遅いです。でも / だから、「うさぎとカメ」のカメのように、ノンストップで泳ぐようにしています。』

「いいお話をありがとうございます。
お父様すごい!溺れている人を助けるのは至難の業。いざというときの覚悟を持って我が子を突き落とされたんですね。ご自身も水泳に絶対的な自信をお持ちだったのでしょう。

小学校高学年で受け持ってくださった先生は、終戦まで海軍士官学校に在学した方でしたが、「溺れている人を助けるようとするとしがみついてくるので、自分も泳げなくなる。難しい。自分ならまず蹴とばして気絶させてから助ける」と言っておられました。実際にそのようにして助けたことがおありになるようでした。子供を助けようと親も一緒に溺死する悲しい出来事は毎年繰り返しています。
ご自身で何とか泳げるようになられたことは、望みうる最高の結末でしたね(*^-^*)」
と返した。

2022年 4月28日(木)  ロシア外交官の本国送還

多くの国が、この対策を取り始めた。私はこれに積極的な意味があると考えている。ロシア国内に、真の状況を見聞きした発言力のある人々の数を増やすことだ。

この戦争を止められるのは、真の状況を知ったロシア国民の判断しかないように思われる。ただしロシア外交官の全員を本国送還するのではなく、一部は残ってもらって引き続き真の状況を本国に伝える役割を担っていただく必要がある。

第二次世界大戦中の日本はどうだったのだろう。言論統制で真の状況を知っている人々は結局最後まで声を上げられなかったのだろうか?ロシア国民が日本の轍を踏まず、早く目覚めてこの戦争を止めてくれることを祈る。

立場が違うと真実の見え方は異なるかもしれない。しかし真の状況は一つだ。自分の立場から見た真実はどうであれ、この真の状況を継続してよいかどうか、ロシア国民はそれを問われている。まずはロシア国民が真の状況を知ることだ。

2022年 4月27日(水)  こころをよむ

ちょっとドキッとする表題だが、NHKラジオ番組の名前である。

「こころをよむ 数学者たちのこころの中」という題で、神戸大学名誉教授三浦伸夫先生のお話があっていることにたまたま気付き、らじるらじるの聞き逃しサービスで拝聴している。始めの方の講義内容が聞き逃しサービスからも既に消えており、聞けないことを非常に残念に思っている。

著名な数学者や私の知らない数学に秀でた人々の、当時の社会情勢の中での生き様を、実に興味深く語って下さっている。お声も朗々としてゆっくりお話しくださるので聞きやすく、名講義中の名講義だと感銘をうけている。教科書も出ているようだが、やはり先生の肉声で講義を全編聴きたい。

NHKさん、是非CD化してください!!!
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私は在職中専門ではないけれども学生たちに数学の手ほどきをする講義を受け持ったことがある。流体力学の講義の中でも関数論の初歩を講義する必要があった。複素数の導入など、抵抗を覚える学生も多い。そんなとき、こんな話をして彼らの心を和らげようとしていた。
「数学者という変人たちの特性を説明します。彼らは次の条件を満たすとき、常人がいかに奇異に感じることでも、喜んで導入します。
1.その奇異な考えが、従来の考えと矛盾しないこと
2.その奇異な考えが表現する体系が美しいこと
3.その奇異な考えを導入することによって便利になること
この3つです。だから彼らが私を抹殺しても特に矛盾を生ぜず、世の中が美しくなり、便利になると判断すると、私はあっさり抹殺されてしまいます(笑)」
複素数の導入がこの3つの条件を満たしていることを説明して、学生たちに導入を納得してもらっていた。

そんな学生たちに数学者たちの生きざまを生々しく語って下さる三浦伸夫先生の名講義を聞かせたかったと思う。

2022年 4月26日(火)  時代遅れ

平和な他国を破壊してまで勢力を広げようとする●●
少しでも領土を広げようと画策する●●
自国を偉大な国にすると扇動する●●
みんな時代遅れだ!

地球の裏側の様子が瞬時に手に取るようにわかる時代。
この狭い地球の上で、少しでも長く人類が絶滅しないで繁栄するには?
これが一国の指導者の念頭にあるべき課題。
自国の利益のみを追う時代は終わっている。

私は宣言する。ヒヨドリに勝ったと(笑)小さな小鳥だけが食べられるエサ台の完成だ。
一週間放置しても、誰にも食べてもらえないミカンが証拠。小さな小鳥達はもういない。
これは一国が全世界を征服したときの地球の姿。だあれもいない。

人類が絶滅しても、何万年か後地球を支配する生物が現れるだろう。
その生物は笑うだろう、地球上に誕生した生物の中で最も愚かなのは名前も滑稽なホモ・サピエンス・サピエンス。
多様性を認めあえずに傷つけあって自滅したんだってさ。
春雨に寂しく濡れるミカン(放射能に包まれた地球)

2022年 4月25日(月)  時間のプレゼント その2

発表申込期限まで11日間の時間のプレゼントをもらって、既に4日が過ぎようとしている。第一関門は「滑らかな円管乱流の管摩擦係数を算出できる」ことで、新たな仮定を試している。

自然の神様が現れた「遅かったねえ~、みんなが知ってることだろう」「はい、プラントル大先生の教えの通りでした」新たな仮定は自然の神様の意に沿うものだったらしい。今回もいつも通り、当たり前の結論に行きつくのに大回り。やっと第一関門突破である。

あと7日、第二、第三関門が待っている。

2022年 4月24日(日)  第三の火

私が子供のころの教科書には、第三の火の原子力が将来を明るく照らす夢が書かれていた。

チェルノブイリ原子力発電所事故などを経て、いったん事故が起こると取り返しのつかない損失が生じることを知った。昨今も”ソ連兵”がチェルノブイリの最も放射能に汚染されている赤い森に塹壕を掘り、自らが放射能によって傷つけられているとの愚行が報じられた。

一方日本は福島第一原子力発電所事故によって、大きな被害を経験しているが、直接放射能による人的被害を極力抑えることができていることは評価できる。しかしこれから日本が原子力発電所を維持していくとするならば、現代の地震や津波に関する科学的予測だけに頼ってはいけないことを思い知った。

科学的知見はあまりにも歴史が浅い。体験したことがない現象を予測することが難しいことは、最近の火山噴火による津波を予測できなかったことでも明らかだ。まず地形、地層に残されている地震や津波の痕跡を洗いざらい調べて、それから推定される最大の地震や津波の2倍以上の脅威に耐えられることが必要である。揺れや波高が2倍の地震や津波に耐えられる強度は2倍どころではない。果たしてそれを満たすことが科学的にも経済的にも可能なのかが問われている。第三の火はそれほど用心深く取り扱わないと、被害の方が大きくなる。

第三の火を攻撃したり、第三の火を殺人に用いることは、人類に許されていない。それすら守れない愚人がいることが恐ろしい。人類の最大の敵は人類かも・・・・・
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工学には安全率という概念がある。一般的な機械では3~10倍の強度を持たせる。航空機の場合には重量を軽くしなければならないので、安全率を大きくとれない。1.5倍程度とのこと。ただし頻繁なメインテナンスでこの危うさを回避している。

原子力発電所の場合、事故を起こした時の被害の甚大さを鑑みれば、今までに実際に発生したことがある2倍以上の強さの地震や津波に耐えうる強度を要求することは必須である。ここで大切なのは、経験したことがある最大の地震や津波に耐えうる強度の2倍ではない。その何倍にもなるだろう。これから起こる地震や津波の最大値が不確定なのだから、それに安全率2倍をかける必要がある。

2022年 4月23日(土) ゴボウ・人参・柑橘パン 

ゴボウ10cm、赤ちゃんニンジン2本、おまけに伊予柑厚皮1個分をざく切りにして、熱風調理器で水分を飛ばして、合計76g。これを半斤のフランスパンに練りこんだ。
出来立てを口に入れるとあまりに強烈なむせるような柑橘の香り、ニンジン、ゴボウは陰に隠れた。冷めてから口に入れると、上品な柑橘の香りで、ニンジン、ゴボウも存在感がある。

電気蒸し器は二代目だ。一代目は長年の活躍でひび割れ使用不能になった。上段にソーセージ、下段にざく切りにしたキャベツをいれて、10分ほど蒸すと、上段のソーセージがぱっくり割れて、下段のキャベツにその風味が伝わる。

大皿の上に蒸しキャベツ、その上にぱっくり割れたソーセージ、その横にニンジン、ゴボウ入り柑橘パン。

我ながらいい朝食だ。

2022年 4月22日(金) 我が18歳

本年度から18歳を成人とみなすそうだ。

自分の18歳はどうだったかと、思い出す。やっと高校を卒業して大学に入学した年だ。何もわかっていなかった。

大学の教養課程の講義はいずれも素晴らしいもので、紹介された参考図書を読みあさるうちに、初めて学ぶ喜びを知り、ものの見方、考え方を自分なりに形作る出発点となった。

二十歳になっても、それらを十分に咀嚼、吸収できてはいなかった。大人になった実感はなかった。

二十七歳、大学院を修了して大学に赴任した年、あまり歳の違わない卒研生がいてくれて、私が面倒を見てもらった。

未だに自分は大人ですと言える自信はない。心の成人式を迎えることなく、未熟のままであの世にいきそうだ。
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孔子先生にわが身を採点していただこう。
  学を志す(好きな分野だけですが、これは毎日やってます)
  立つ(これは難しい、年金で養って頂いています)
  惑わず(生き方に惑うことはないなあ)
  天命を知る(自分にはこれしかできないことはわかっています)
  耳順う(”自然”の言葉を聴き取ろうと日々鍛錬中、でもこんな意味じゃないかも・・・)
  矩を踰えず(まあ大丈夫かなあ)
大人になりきっていない分、人生途上、日々”自然”とガチ相撲を取って、鍛えていただいています。

2022年 4月21日(木) 時間のプレゼント

申込期限までに、一歩でも真実に近づきたい!発表申込期限延長を期待していなかったと言えば噓になるが、半分諦めていた時間のプレゼントをもらった。追い詰められていた心が解放されて、頭脳が滑らかに活動するようになった。

新たな仮定を設けることにした。説明できなかった滑らかな円管の管摩擦係数を算出できるようすることが目的だ。

2022年度日本機械学会年次大会の講演で説明できればいいなあと期待している3つの現象の中の大切な1つだ。後の2つの現象も、この仮定の延長上で説明できるかを次に調べることになる。

2022年 4月20日(水) 世界のグルメ図鑑

世界のグルメ図鑑という本を手に取った。ラジオで毎日名前を聞く国々が、隣り合ったページに並んでいる。誇らしげな料理とともに。
この豊潤で平和な世界を、保身と我欲に狂った現代のヒトラーが、ぶち壊した。
万死に値する。

2022年 4月19日(火) 2022年度日本機械学会年次大会

例年講演申し込み期限が1週間ほど延長されるのが通例だが、今年は17:00締め切りとまで書いてあったので、延長はないのかな?
年次大会のホームページをのぞいてみたら、11日7時間も延長されていた。ラッキー!まだ色々試すことができる(*^-^*)
会場は『富山大学(五福キャンパス)※現時点では対面での開催を予定しております』とある。オンラインになると主催者側も参加者側も楽になるんだけどな~と、不謹慎なことを考えている(笑)
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期限が近づくにつれて、今までの考え方でまとめよう、まとめようと頭が働いていた。急に時間ができたので、今までにない考え方を導入しよう、広げよう、広げようと頭が働き出した。面白くなりそうだ。
富山大学(五福キャンパス)

2022年 4月18日(月) ほうれん草パン

先日行きつけの八百屋で安売りのほうれん草を仕入れた。そろそろ食べてやらなくては。
パンに練りこむことにした。ほうれん草の葉の形が残っているほうれん草パンが食べたい。
まずほうれん草200gをざく切りに。先日サツマイモを混ぜただけで、フランスパンの中身が蒸しパンになってしまった。水分たっぷりのほうれん草200gを混ぜ込むと、どうなるかわからない。ほうれん草を熱風調理器に放り込んで200℃で数分加熱、水分を飛ばすことにした。出てきたほうれん草は50g、150gもの水を蒸発させてくれた。かさも一握りしかない。望み通りのほうれん草の葉が分散した1斤のほうれん草パンをホームベーカリーが作ってくれた。

私は機械屋なので、調理機械に興味があり、色々なものを使っている。熱風調理器はノンフライヤーの名前がついているが、私はフライヤーとして使う頻度は少ない。肉や魚を焼くとき、焼き始めの温度は高く、表面の色が変わったら低温にして内部まで火を通すことに使う場合が多い。60℃~200℃の範囲で5℃刻みで焼き温度を調節できる。今日新たに急速乾燥機としても使用できることがわかった。

2022年 4月17日(日) なら枯れ

このところ、健康維持に大変お世話になっている裏山の、太い木々が枯れて、幾本も伐採されていて、痛々しい。
木々の手入れを仕事にしている方とすれ違った。「こんにちは、今被害に遭っている木はなんていう木ですか?」「ほとんどがならですね」とのこと。
調べてみた。多摩市のホームページの分かり易い説明が出てきた。

『「ナラ枯れ」とは、森林病害虫であるカシノナガキクイムシが病原菌である「ナラ菌」を増殖させることで、水の吸い上げる機能を阻害して枯死させる樹木の伝染病です。ナラ類やシイ・カシ類以外の植物への影響が出た事例はなく、人体やほかの動物に影響はありません。

 被害が拡大すると、森林景観の悪化、木材資源の減少等が懸念されます。1980年代以降、日本海側を中心に拡大し、近年、全国的に被害が増加しています。』
とのこと。

予防接種ならぬ幹への薬剤注入を急いでいるようだ。

2022年 4月16日(土) 疑わしきは罰せず

乱流はどのように自己管理しているのだろう、「疑わしきは取り除く」癌治療方針か、「疑わしきは罰せず」の法の考え方か?どうも後者のようである。
どの程度以上を犯罪と判断し、犯罪者のまわりのどの範囲をケアしているかを知ることが今後の課題である。これは一日二日で解決できる問題ではない。それらをどのように設定すれば、自然現象をよりよく理解できるかを、気長く試す必要がある。7月末の論文提出時までに結論を出せばよい。研究方針が決まった。

発表申込用の研究概要には既にわかっていることを書いておき、論文提出時に最終的な概要と差し替えればよい。

若いころの私自身に、自戒の念をもって諭したいことがある。「蛮勇を持ちなさい。具体的な目標と期限を自分で定めなさい。達成できてから発表しようとすると、いつまで待っても達成できないことが、十中八九達成できるから。」
もう一つ忠告しておくとすれば「不可能と揶揄されても気にしないこと。不可能を証明するよりも、可能を証明する方が遥かに容易だから。」

2022年 4月15日(金) クロマチックハーモニカ

半音が自由に吹けて音域も結構広いハーモニカ、私も所持はしているが、飽きっぽい私はもう吹けない。

今二人の美女、山下伶さんと南里沙さんの競演がおもしろい。YouTubeでバックミュージックとして聴こうとするのだが、間に広告が頻繁に入る。人気がある証拠、仕方あるまい。

山下玲さんは元はフルート専攻、南理沙さんはオーボエ専攻だったとのこと。

山下伶さん 秋桜
https://www.youtube.com/watch?v=XuEk7LWqLUw&list=RDMM&index=2

南里沙さん くちなしの花
https://www.youtube.com/watch?v=NBtsDOXy2Q0&list=RDMM&index=1

2022年 4月14日(木) ロバのパン屋

半斤のフランスパンを、ごぼうとサツマイモの角切りを入れて焼いてみた。ごぼうだけを入れたときは、確かにフランスパンだったが、今回は外皮はパリッと焼き上がったが、中身は昔食べたロバのパン屋の蒸しパンだ。

懐かしいなあ、私の子供のころは、本当にロバがパンケースの荷車を引いてきた。ただロバにハエがたかり、そのハエがパンケースにも進入する場合が多く、衛生的に問題があった。ロバは耳をパタパタ、しっぽをパタンパタン、自分でハエをおっていた。

2022年 4月13日(水) 桜

当地でも桜が満開、散り始める一歩手前、最高の鑑賞時だ。
しかし私の心は、関心が桜に向かない。コンピュータ上で躍動する乱流の振る舞いに目が釘付けだ。今年は桜が散ってしまう前に、桜の美しさに目を奪われる心境になれるかしらん・・・
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今日の日課は裏山一周のサイクリング。まだひとひらも落ちていない道を、大木の満開のシダレ桜、ソメイヨシノを愛でながら・・・・
郷社の前でお参りをしていると、赤色灯を回転させたパトカーが私の後ろでピタリと止まって、しばらく動かない。お巡りさんも桜の美しさに見惚れていたのだろう。

2022年 4月12日(火) 蛮勇 その3

ますます研究発表申込期限が近づいてきた。まだ暗中模索である。
いま癌の治療を考えよう。
(1)ちょっと怪しい細胞を見つけたら、その周りの少しの細胞と一緒に取り除く。
(2)はっきり癌と分かるまで放置して、その周りを大きく取り除く。
先端医療は(1)の方法を採用して、早期発見を呼び掛けている。
私もそれに倣って、発散するかもしれない軽度のセルを見つけて、その周りの少しのセルに処置を施す方法を模索してきたが、行き詰った。
そこで(2)に切り替えて試している。確実に発散しそうになるまで放置して、重度のセルの周りの多くのセルに処置を施す。
医療ならありえないが社会ならどうだろう。ちょっとした悪戯には目をつぶり、犯罪の域に達したらその周りを含めて指導する。これはあり得る。

乱流が医療的か社会的か、なんて楽しみながら苦しんでいる。

2022年 4月11日(月) 身体との対話

私はいつも身体の意向を訊いている「何が食べたい?どうして欲しい?」
今日はいつもの「半合の米と水合わせて350gを塩鮭切り身、梅干と一緒に電気圧力鍋に入れて15分のおかゆ」に、ごぼうを入れてみた。不思議なことに、いつもは身体が強く要求する野菜たっぷりの味噌汁を欲しがらない。満足している様子。ごぼう強力!!!

そのかわり、身体が遠慮がちに提案してきた「紅茶にレモンを入れてみない」なるほど大航海時代、ビタミンCの不足で多くの船員が壊血病で亡くなった。食事がパターン化しやすく、柿やミカンの時期を外れると、ビタミンCを補給した方がよさそうだ。

今日の買い物は、ごぼうとレモンを忘れずに。

2022年 4月10日(日) 2021年度総括と2022年度の抱負


            2021年度
定年退職1年目、健康維持活動と、研究活動以外に何もしなかった、何もしなくてよかった、夢のような1年間であった。
2021年度日本機械学会年次大会
2021年度日本機械学会流体工学部門講演会
2021年度日本機械学会関東支部総会
の3つの講演会で研究発表を行った。1つは依頼研究、残り2つは乱流の基礎研究。
先日血液検査による定期健診を受けた。お医者さんが驚くほど、すべての項目で改善がみられて、問題なし。2021年度は正に竜宮城の生活、天国であった。

            2022年度
2022年度も2021年度と同様、健康維持と研究三昧の日々を送れることを願っている。老化も少しずつ進んでいるが、それも1つの研究課題として、支障が出ない方法や道具の開発を行っていきたい。2021年度に引き続き、乱流研究、教育用実験装置の開発、ルアーの開発・・・・やりたいことは山ほどある。研究依頼もウェルカムである。

そしてこの夢のような日々に未練はない。いつあの世に旅立ってもかまわない。因子を保持していて期待している心臓発作、大動脈瘤破裂のいずれかで、あっさり旅立ちたいものである。

2022年 4月9日(土) 蛮勇 その2

2022年度日本機械学会年次大会申込期限を数日後に控えて、目的地への道のりがまだぼ~っと霞んでいる。

管内の流れのみならず物体周りの外部流れでも、発散せずに解析することができる。これは大きな進歩である。しかし残念ながらその解は実際の流れとは異なり、乱れが多すぎる。アルゴリズムとして乱れを抑える方法は無限にある。最も自然な乱れを抑える方法は何かを探求中である。

最終的には7月末の論文提出までに明らかにすればよいのだが、発表申込期限までにある程度の見通しが欲しい。既に申し込みは済ませてあるので、どこまで明らかにできそうかの作文をする必要がある。大風呂敷を広げすぎると恥ずかしい。という訳で、自然との対話を頻繁に重ねて、自然の意向を聴き取ろうともがいている。

自然さんもったいぶらずに教えてくださいな・・・・・

2022年 4月8日(金) ごぼう

このごろ腸の活動が鈍ってきたように感じる。老化のせいもあろうが、食生活にも問題がありそうだ。半合の米と水合わせて350gを塩鮭切り身、梅干と一緒に電気圧力鍋に入れて15分。骨まで食べられる美味しいおかゆが出来上がる。水かげんも火加減も不要だ。楽で美味しければ習慣化して、これが胃腸を怠け者にしたのではないかと反省した。

胃腸を鍛えるにはごぼうがよさそうだ。ごぼうでおやつを作ろう。ごぼうを1/4に縦割りにして、水にさらし、強力粉をまぶした。熱風調理器170℃で数分。外はカリッ、中は火が通ったごぼうスティックの完成。味噌やマヨネーズをちょっとつけて食べる。満腹感がある。

これならコルナロ先生も文句はないだろう。
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フランスパンとごぼうの香りは相性が良いのでは。早速トライ。
粉125g(強力粉9割、薄力粉1割)塩1g、ドライイースト1g、水95g+ごぼう薄く輪切りにして適量。攪拌羽根と軸の間にオリーブオイルを差すことを忘れずに。あとはホームベーカリーの指示通りにすれば、5時間後にごぼう入り半斤のフランスパンが完成。

カリッとした外皮のなかに、ごぼうの香りが立ち込めたほのかな甘みのあるしっとり柔らかな中身。思い通りの香りと味に満足した。






2022年 4月7日(木)ヒヨドリ その3

メジロのような小さな小鳥だけが食べられるエサ台の製作、ヒヨドリの頭の良さに翻弄されて、ゴテゴテと工夫を重ね、風情を損なう代物となってしまった。初代のエサ台を更に単純化して、枝から紐で吊るすことによって、枝との距離をとれば解決するのではないかと・・・・・

何故こちらの方向に頭が働かなかったのだろう?延々と回り道をしてやっと誰でも思いつく単純な方法に戻ってきた。「メジロのような小さな小鳥だけが食べられるエサ台が完成しました」「すご~い、でどんな?・・・・・な~んだ、誰でも思いつくんじゃない、それ・・・」

私の作るものは、いつもコロンブスの卵・・・・でも考えようによっては、3Dプリンターのフィラメント代だけで、思いっきり楽しませてもらった、野の草花でままごとを楽しむ幼児のように。

ヒヨドリはミカンを横目に残っている梅の花を食べている。食べさせたいメジロのような小さな小鳥は、庭から姿を消した。山で巣作りでもしているのだろう。
あのミカンは干からびることによってプロジェクトの成功を証明することになるのかなあ・・・・・一抹の寂しさを感じる。

2022年 4月6日(水) しおり

7段の回転式CDラックからCDを取り出して、音楽を聴き終わる。つぎのCDをセットして、前のCDを元に戻したいのだが・・・・さてどこだったっけ。
CDラックをくるくる回しながら、ここはジャンルが違うし、う~んこの辺か?CDケースの背の文字も小さくて読みづらい。こんなことが増えてきた。老化現象なのだろう。

専用のしおりを3Dプリンターで2つ作って解決した。老化によりできなくなることが増えていくだろうが、それを補う方法や道具を考え出して、自信を失わないように自分自身をサポートすることがいつまでできるだろう。

これは老化との戦いだな。

2022年 4月5日(火) うつらうつら

コンピュータ前の椅子に深く腰掛け、うつらうつらしていた自分にこの頃よく気づく。うつらうつらは老人の様子を表現するのによく使われる。私もやっとその域に達したようだ。
体験談としては、とても穏やかで、やさしく包まれた雰囲気。この延長上に老衰死があれば申し分ない。いつでもウェルカムだが、もうしばらく自然との格闘をしてからのことになりそうだ。

2022年 4月4日(月) 従来の研究との整合性 その3

日課のサイクリングが夜になってしまった。蛍が出る時期には時々夜のサイクリングを楽しむが、この時期には珍しい。

先日の「混合距離が壁面からの距離に比例する」というプラントルの仮定を、シミュレーション結果から確かめようとした試みは、不完全であるとダメ出しをした。時間0.04はあまりに短すぎる。移動距離ではなく、壁面近傍で速度が遅いだけではないかとの疑問に答えられない。

今回は時間約2の間に、各半径位置での半径方向の平均移動距離。プラントルの仮定「混合距離が壁面からの距離に比例する」が壁面近傍で成立していることが確かめられた。丸一日を費やして・・・・・

2022年 4月3日(日) 七十路 

竹内まりやさんの歌に五十路 (いそじ) という歌詞が出てきた。あれ私は今何路、七十路だよなあ、なんて読むんだろうと調べてみた。「ななそじ」だそうだ。九十歳までは用意されている。九十路の読みが「くそじ」でなくてよかった。いま、百歳も珍しくない。百路、「ももじ」は調べても出てこない。別系列に移るのかな?
100才 百寿(ももじゅ)
108才 茶寿
111才 皇寿
112才 珍寿
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竹内まりやさんは
『気がつけば五十路を越えた私がいる
信じられない速さで時が過ぎると知ってしまったら
どんな小さなことも覚えていたいと心が言ったよ』
と歌うが、私には今しかない。自分の過去にも未来にもあまり興味がない。
全力で何かにぶつかって、一歩でも真実に近づきたいともがいている今が、最も幸せな瞬間であり、この連鎖はいつ終わってもよいと割り切っている。
そんな私の心にも、竹内まりやさんの歌声は優しく響いた。

2022年 4月2日(土) 従来の研究との整合性 その2

「混合距離が壁面からの距離に比例する」かどうかを、シミュレーション結果を用いて調べた。

まず乱数でばらまいた100個の粒子の軌跡を求めて、時間0.04(直径を平均流速で移動する時間が1)で軌跡を切り分けて、それらの粒子が半径方向に移動する最大距離を調べた。
図は縦軸が移動距離、横軸が半径位置で、壁面(r/D=0.5)近傍で、プラントルの主張通り壁面からの距離にほぼ比例して移動距離が増加していることがわかった。

一安心(*^-^*)
初期化した4TBのポータブルハードディスクが活躍してくれています。

2022年 4月1日(金) 従来の研究との整合性

従来円管乱流は境界層理論をもとに論じられてきた。時間平均速度分布を導くときに、レイノルズ応力が半径方向にほぼ一定であること、混合距離が壁面からの距離に比例することの2つの仮定を用いて解析している。
実験的仮定を用いなくても自然に時間平均速度分布が得られることを発表したが、計算結果のレイノルズ応力はどうなっているかを調べてみた。その結果十分に発達した乱流域においては、レイノルズ応力が半径方向にほぼ一定となっていることがわかり、従来の研究との整合性が保持されていることがわかった。
境界層理論の提唱者 プラントル (Wikipediaより)

2022年 3月31日(木) 何故プーチンは70%もの国民支持を得られているのか?

この疑問を『ともに情報統制されているロシアのSNSと中国のSNS、どこが違うのか?』
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakajimakei/20220321-00287643
という記事が説明してくれている。中国では海外からのニュースを主メディアを通さずに得る基盤ができており、例えば日本の桜の開花時期や芸能ニュースなどを一般人が知っている。ロシアにはそれがなく、国民は政府が流す情報を信じてしまうようだ。
第二次世界大戦中の日本国民と同じなのか・・・・・

2022年 3月30日(水) 一時停止線

センターラインがない下り坂の生活道路から、横断歩道を経てセンターラインのある生活道路に合流する交差点。人影に気づいて静かにブレーキを踏んだ。横断歩道の手前で停止した時、40歳前後の男女が横断中。

チンピラ風のその男性が、こちらに向かってきた。ドアを開けて「一時停止線で停車しなかっただろう!」と怒鳴りたてる。「はい、すみません」と静かに答えると、「馬鹿野郎!」と思いっきりドアを閉めて行ってしまった。

彼の言う通り、一時停止線で停車しても両側の塀で何も見えないのだが必要なんだな、これから気をつけよう。もし少しでも彼に触れていたら、それこそただでは済まなかっただろう。

2022年 3月29日(火)+68266230 +68266233 からのワン切り電話

1日に2度変なワン切り電話。
+682はモーリタニアからの電話とのこと。
無視して正解だった。

2022年 3月29日(日) 健康保険

定年退職後2年目、国民健康保険の保険料を市役所に試算してもらった。私学共済から国民健康保険に乗り換えると8万円ほど低額となる見通しで、最終金額は6月に決まるとのこと。

とらぬ狸の皮算用ではあるが、40TB分のハードディスクを確保できることになる(*^-^*)
乗り換え手続きを完了した。

2022年 3月28日(月) ハードディスク

在職時代から使ってきた4TB(テラバイト)の十数個のポータブルハードディスクが、ほぼ満杯に。

過去のデータを整理しながら保存する方法を検討してきた。10TB2万円の外付けハードディスクを買い足して、古いデータから年度別に整理しながら移動して、ポータブルハードディスクを空けて再利用することにした。1TB2000円の投資は致し方ないと諦めた。
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空の4TBのハードディスク2つを確保、これで研究継続できます(*^-^*)

2022年 3月27日(日) フランスパン その3

半斤のフランスパンを安定してホームベーカリーで焼けるようになってきた。
ただ困ったことが・・・・攪拌羽根がパンに閉じ込められて焼き上がるのだが、フランスパンの皮が硬いので、攪拌羽根が軸から抜けてパンと一緒に出てきてくれないと、パンも取り出せない。

同じ悩みがあるとみえて、インターネットにはうちの機械は〇〇〇分後に羽根を取り出すとちょどよい、などの記事が散見される。ごもっともだが、私には無理。それができれば今までに数えきれないほどの鍋をお釈迦にしていない。次善の策を考えねばならない。
 ・軸と羽根の接続部をよく洗い、パンかすを残さない。
 ・材料を仕込む前に、接続部にオリーブオイルをさす。
これで羽根がパンと一緒に抜け落ちてきてくれた。第二関門通過である
(*^-^*)

2022年 3月26日(土) 乱流研究をしておられる若い方々へ

先日の日本機械学会関東支部総会で講演発表した論文、パワーポイント、サンプルプログラムを本ホームページにPDF形式でアップしました。実験から得られる仮定を一切用いることなく、円管乱流の時間平均速度が求まります。

先生方が使っておられるCFDプログラムに、非定常レイノルズ応力を加味して、解の発散を抑える工夫をすれば、今回の発表内容と同様の結果を得ることができるはずです。

今までとは異なる切り口で乱流研究ができます。私に遠慮することなく、緻密な頭脳と素晴らしいコンピュータを駆使して、日本を乱流研究のメッカにしていただければ何よりです。

ご健闘を祈ります。私も頑張りますが、どうぞウサギさんは先に行ってくださいな(*^-^*)

2022年 3月25日(金) 蛮勇

日本機械学会関東支部総会での講演発表を終わって、次は2022年度日本機械学会年次大会が9月に開催される。その講演申し込み期限が3/31。

説明したい実験事実は明確にあるが、まだその道筋がぼやけている。7月末の論文提出期限までには、説明できそうな予感はある。さてこんなあやふやな状況で講演申し込みをするかどうか、悩みどころである。

うまくいかなかったときのことを考える。私に割り当てられた発表時間の15分間、発表会場に集まっている方々を無為にお待たせすることになる。ただそれだけだ。参加費も払わないので経済的な負担もない。今までにも何度か、私も会場で待っていたことがある。前刷り集を読んだりしているので、苦痛ではない。

私のような怠け者は、自分を追い込まないと何もしないで人生を終わってしまう。自然と戦っているときが最高のサバイバルのレジャーだ。活きていることを実感できる。

3/31までまだ少し日にちがある。発表することを前提に準備をしてみよう。少しでも霧が晴れてきたらGOだ。
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フフフフフ、何となく新たな知見が得られそうなので、2022年度日本機械学会年次大会での講演発表を申し込んじゃいました。3/31までは、申込内容の修正が可能です。
これを蛮勇と言わずして・・・・・(笑)

2022年 3月24日(木) ジャガイモ

台所の片隅に、玉ねぎとジャガイモが、もう長く放置されている。そろそろ食べてやらないと・・・・カレーに決定。
ジャガイモを手に取ると、しわしわ、一皮むいてみると、緑色。ときどき小学校の給食に出したジャガイモが原因で食中毒のニュースが流れる。う~~ん・・・・・・

このジャガイモ・・・・そうだプーチンだ、年老いて世界の毒物と化した。柳の下にドジョウが2匹いると信じ込んで、挙兵。多くの戦士を失い、引くに引けぬ立場に追い込まれた。

100円ショップで購入したピラーで厚く皮をむく。緑色が消えて、食べられそうだ。落語の「らくだ」のようにジャガイモにあたってあの世に行くのも悪くないし、悔いもない。らくださんはフグだったが・・・・・

誰かプーチンの皮をむいて、さっさと食べてやってくれ。本人も心の奥底で死にたがっていると思うから・・・・・

カレーは美味しかった、まだ生きている(笑)

2022年 3月23日(水) 近況伺い

発表が終わるまで、例え身内に冠婚葬祭があっても、出席できない心境で過ごしてきた。
久しぶりに妹と長男に、元気にしているか電話をしてみた。

直後長男からメールが届いた。
『ご連絡ありがとうございました。改めて日々あらたを拝見致しました。苦悩はあるようですが、常に挑戦されている姿勢に感服致しました。
ただ、、日々あらたの記事の日付が一週間ほど実際の暦より進んでいるように思われます。常に前向きな貴方らしいと微笑ましくもあるのですが。』

「わーを、まさか読んでいただけるとは、思ってもみませんでした。ありがとうございます。ホームページの管理会社から、容量の関係で半年で区切ってほしい旨依頼があり、一日に何通もアップすると意味がなくなるので、一日一通にして先に進んでいます。
お元気で!」
と返した。

家族から褒められたのは初めてかも。能力がないのに四苦八苦しながら挑戦している姿が受けたようだ(*^-^*)

2022年 3月22日(火) 七転八倒

今日の午後日本機械学会関東支部総会・講演会で発表する。
今朝方までの計算結果をまとめて資料を作成し、発表練習も終わった。
いつもながら七転八倒、自然の言葉を読み取るのに発表当日までかかった。
そしていつもながらその内容は至極当たり前、なんで今まで気づかなかったんだろうと・・・我が頭脳の鈍さを嘆いても仕方ない。

発表が終わったら墓参りに行って来よう、日課の運動は発表前にと裏山展望台へのハイキングを済ませてきた。鶯がしきりに歌の練習をしている、暖かく汗が噴き出す。

ありがたいことに花粉症はない。小学校高学年まで何を食べても全身に蕁麻疹が出て苦しんだ。病院で筋肉注射を打ってもらった。その直後意識が遠のき、床に崩れ落ちた。
そのことがあってから、蕁麻疹がピタリと出なくなった。その延長上だろうか、花粉症にも縁がない。ありがたいことだが、あの注射はいったい何だったんだろう・・・・・
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学会発表無事終わりました!
お墓参りに出発です。

2022年 3月21日(月) フランスパン その2

フランスパンの焼きたてはこの上もなく美味だが、残ったパンを再加熱して、焼き立ての美味しさを醸し出すのは至難の業と知った。

ならば1斤ではなく、せめて半斤を焼くことができないか・・・・・本当は1/3斤、1/4斤を美味しく焼くことができれば理想だが・・・・・

まず半斤に挑戦。材料はすべて1斤の半分にした。形は申し分なく焼けた。

しかし、本来の自然の甘みがない。香ばしい香りがない。失敗だ!
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塩の量を1斤の1/4、ドライイーストの量を1斤と等量、他は1斤の半分にして、半斤のフランスパンに再挑戦。

美味しくなった。外は固く、中は柔らかく甘みがある。ドライイーストを入れすぎたかな、フランスパンの中身よりきめ細かくなった。

2022年 3月20日(日) 風呂掃除

以前ラジオでお坊様が掃除の極意のお話をしてくださった。
なるほどと納得することばかりだったが、実行できているかは別・・・・

その中で「風呂掃除は最後に入った人が出る前にするのが一番よい」とのお話があり、その通りだと思うと同時に、リスナーから防災の観点から風呂には水を張っておきたいとの投稿があり、これもその通りだと思った。

それ以来モヤモヤと悩んできた(笑)今日結論が出た。お坊様の教えの通り最後に入った人が出る前に風呂掃除をする。湯を抜いた直後に、新たな水を張る。これが答えだ。
昨今の湯沸かし機械は便利になったが、果たして新たな水を自動で張る機能が付いているか不明である。もしなければ、新製品には自動水張ボタンを増設して欲しい。

あ~~、スッキリした!

2022年 3月19日(土) 受難

洗濯機の中を覗き込む。洗濯物を取り出した後に、何か黒い棒が・・・・・しまった!またやってしまった。ポロシャツの胸ポケットに入れておいたUSBメモリーだ。

3Dプリンターとのやり取りに、USBメモリーでデータを持ち運ぶことが多い。この頃かなりの確率で、胸ポケットから取り出してやることを忘れる。オッ!認知症の始まりか?

恐る恐るコンピュータにさしてみる・・・・・あー生きていた(ホッ)

2022年 3月18日(金) トンテキ

フランスパンに合うおかずを考えた。豚ロース厚切りが格安になっている。
野菜炒めとトンテキに決まった。
肉に塩コショウを振り、熱風調理器に。まず表面の色が変わるまで200℃で加熱、すぐに70℃に設定を変える。肉が膨らんできたところで取り出し、中ほどを切ってみる。
中はピンク、火が通っている。理想的な仕上がりだ。
この焼き加減をフライパンで実現するには高度なスキルが要るだろう。
素人でも理論通りの加熱が可能な熱風調理器は、素晴らしい発明だ。

2022年 3月17日(木) 休戦

発表が2日後に迫ってきた。まだ敵将の首を落とせていないが、自然との闘いを休戦することに。

今までの成果を無難にまとめて、10分間で発表できるように、発表練習もした。

さあ、戦闘再開だ。敵将の首はどこにある?
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私の敵は豪邸の地下深くに掘ったシェルターの中で、全世界からの呪いに怯え、ふるえている陳腐な小者ではない。尊敬すべき雄々しい敵だ。

休戦はたまに予期せぬ効果をもたらす。静かになった戦場の遠くから美しい調べが聞こえてくる。この方向のどこかに・・・・・

下手な鉄砲を数撃つ時間はない。最期になるかもしれぬ弾を込めて、目をつぶり耳をそばだてて、その方向に向けて静かに引き金を引いた。
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弾は敵の心臓を射抜くことはできなかった。しかし2倍あった値が1.3倍まで小さくなった。方向はあっているらしい。

2022年 3月16日(水) フランスパン

初めて、自分でフランスパンを焼いてみた。やっと届いたホームベーカリーを使ってだが。

強力粉だけではなく、1割ほど薄力粉を混ぜること、イースト菌の量を半分にすること、砂糖を使わないこと、この3つだけを普通のパンのときと変化させるだけで、あとはホームベーカリーがフランスパンに仕上げてくれる。

試食、うん確かにフランスパンになっている。おいしい!私は普通のパンよりフランスパンの方が好きかも・・・・・

でも待てよ、普段米半合で炊いたご飯を食べている、250KCal、フランスパン一斤900Kcal。美味しいけれど、1/4斤しか食べちゃダメ!ここが難しい・・・・・
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安価なホームベーカリーを購入したが攪拌羽根が不足していて返品。
むしろパナソニックのホームベーカリーの程度の良い中古品の方がよいと判断して入手した。出費もずっと少なくすんだ。
イースト菌、干しブドウなどの自動投入装置まで付属していて大満足。
小麦粉1Kg300円弱。1斤250g使用なので、70円ほど。おいしくて、経済的。
食べすぎだけが要注意・・・・

2022年 3月15日(火) 返品

アマゾンからパン焼き機が届いた。しかし肝心のこねる羽根が入っていない。しかたなく返品手続きをした。

翌日手袋を入れ忘れたことに気づいた。送料を払って返送して帰ってくると、返品を受領し、返金手続きを完了した旨の知らせが届いていた。

もしこの情報が先にわかっていたら、果たして自分は手袋を返送しただろうかと自問する。お金は戻ってきたのだし、儲けものと手袋を今後も使ったかもしれないことを考えると、いやな気持になる。将来嫌な気持ちになることを避けるために、送料を払ってまで良心に従って返送できただろうかとさらに自問する。自信がない。

返送した後でわかってよかった!

2022年 3月14日(月) 骨肉の争い

時代錯誤の兄と自由を求める弟。
兄は自分に従えと弟に暴力をふるう。
周りは弟に支援物資を送り、兄を遠巻きにして諫めようと囃し立てる。
兄の狂気が怖くてそれ以上のことができない。
誰か愚かな兄を怒鳴りつけて目を覚まさせてやってくれ。
これ以上の罪を犯さぬように。
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コメントを頂きました。
『ウクライナの話ですね。原始の昔から、このようなことの繰り返しが何万回と繰り返されてきたことはでしょう。しかし、これが現実だと思います。日本が侵略されないように、備えを十分にしたい。私は教育という分野で、国力の増強や、サイバー軍の養成に貢献出来たらと考えています。』

「初めてコンピュータウィルスという言葉を聞いたとき、へーそんなものを作ることに喜びを感じる人がいるのかと、がっかりしたものですが、今や国を挙げてコンピュータウィルスを増産増強している国がある。サイバー攻撃に耐えられる力を持つことは大切ですね。

国のトップに、力しか信じない人物が成り上がることを防止することができれば、全世界でどれだけ多くの人々が、幸せな人生を送ることができるようになるでしょう。逆に力しか信じない人物ばかりが国のトップに君臨する世の中になれば、これほど危うい世界はないでしょう。

日本もほんの少し前、力だけを信じて、近隣の国々を支配しようとしました。日本だけではありませんが・・・・・
それ以来、そのようなことはあってはならないと、世界が反省していたのに・・・・・・

全世界の国々が核兵器を持ち、自分を攻撃すると人類が亡びるぞと、お互いに牽制しあう世界しか平和は来ないのでしょうか?
もしそうなったとき、偶発的な核兵器発動がない保証はありません。

クーデターや身勝手な憲法改悪など、力だけを信じる人物は色々な手段を用いてのし上がってきます。力だけを信じる人物がトップになった国は、いずれ衰退することを皆が知り、そのような人物をトップに据えない覚悟を持つように教育をし、そうならないようにするシステムを構築しておく必要があるように思います。難しいことですが・・・・・」
と返信しました。

2022年 3月13日(日) 足湯

我が足は幼児のころ父の水虫がうつり、色々治療をしたが未だに治っていない。母のあかぎれ体質を受け継ぎ、薬をつけても、冬には深いクレバスができる。70余年、苦労をかけたなあとしみじみ思う。
足湯装置がふと目に留まった。まだ数回しか試していないが、足は喜んでくれているようだ。無駄な角質が自然に剥がれて、足が若返ったように見える。

2022年 3月12日(土) 考え中

3月15日に学会発表。発表案内も届いた。
でもまだ考えている。一歩でも真実に近づきたくて。
新たな考えを加えたプログラムをコンピュータが計算してくれている。
その結果をわくわくしながら待っている。
発表当日の朝までに、どこまで真実に近づけるか、自然との勝負だ。
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不思議なことだが、期限ぎりぎりに、今までどうして気づかなかったのだろうということに気づき、大きく研究が進む場合が多い。今回もそのようだ。
やっと口を開きかけた自然からのありがたいお言葉を、一言も漏らさず聞き取ろうとしている。

2022年 3月11日(金) 三度目

ファイザーになるかモデルナになるかわからないけれどいいですか?はい、いいですよとかかりつけのクリニックに予約しておいた3度目の予防接種。昨日終了。ファイザーとのこと。帰宅後日課の裏山一周のサイクリングにも出かけた。

予約の際、半袖で来てほしいと言われた。それを守っているのは私だけのようだ。真冬だから仕方ないのかな。私は年中長袖のポロシャツですごしている。理由は自転車で転んだ時のダメージ軽減、虫刺され防止、趣味のアーチェリーの腕の防護。今回は他から戴いた貴重な半袖のポロシャツを着て出かけた。戴いたときには着る機会があるかしらんと思ったが、今頃ありがたいと感謝している。

筋注を受けたあたりにしこりと軽い痛みがある。熱は36℃、いつもより0.2℃高い。今のところ異常はそれだけ。今日は裏山展望台へのハイキングの日だ。
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そういえば、普段と変わったことが一つあった。昨夜冷蔵庫を開けるとめったに買い置かないソーセージが目についた。コンピュータに向かいながら、半分凍ったソーセージをスナック感覚でポリポリ。普段なら暖めないと美味しく感じなかっただろうに、何の抵抗もなく一袋完食。身体がたんぱく質を要求していたに違いない。
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お昼ごろ37.1℃まで体温上昇。オー来た来た、効いてるな!ちょっとだるい感じ。
裏山展望台へのハイキングを躊躇している。夕方には36.5℃まで下がったが、まだ本調子ではない。ハイキングは明日にしよう。
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夕食何が食べたい?と身体に訊いてみた。野菜たっぷり豚足味噌ラーメンと即答。
はいはいとすぐに作って提供。美味しく食べ終わって、36.9℃、また上昇していた。
明日は元気になっとくれ!
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昨夜と同じように、身体がたんぱく質を欲している。たまたまストックがあった鶏モモ1枚を焼き鳥風に焼いて、野菜炒めと一緒に供した。普段ならば明らかに食べすぎだが・・・37.1℃。
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二日目朝、35.2℃ ちょっと下がりすぎだが、平常に戻りました。

2022年 3月10日(木) ミノムシごーろごろ

車中泊用に夏用の一番薄い寝袋を購入した。どれ試しにとベッドの上で使ってみたらやみつきに。常用するに至った。
理由は、軽い、踏み脱がない、寝返りを打っても背中がスースーしない。
暑がりの私は足元をチャックで解放できるタイプを選んだ。正解だった。
ミノムシごーろごろ、ベッドから転がり落ちた自分を想像するとユーモラスだが、上手に起き上がれるかしらんと思う。

2022年 3月9日(水) ミミズ方式

3/15の発表まで1週間なのに、まだ考えている。
短い計算領域で、十分に発達した乱流状態を計算する方法を。
無限に長い管路の中を、ミミズがゆっくりと進んでいく。
そのミミズの目で眺めれば、助走区間を過ぎて、十分に発達した乱流域に、無理をせずに自然に到達できるのではないか?
入口の速度分布も流量を保持する条件で毎ステップ算出すべきではないか?
出口の圧力分布も非定常レイノルズ応力と圧力の和の断面平均値を大気圧に等しく保持する条件で毎ステップ計算すべきではないか?
この考えに基づいたプログラムを走らせ始めた。結果が出るまでに何日もかかる。間に合うかな?
我もまたヒヨドリなり。

2022年 3月8日(火) ヒヨドリ その2

前回の餌やり器はヒヨドリに確かに効果があり、彼らはとうとう諦めた様子。しかしメジロも警戒して近寄らなくなり、これは失敗。

現在試しているのは添付図のような餌やり器。8本の箸と中の壁でガードしていて、ヒヨドリは諦めた様子。メジロが食べた跡があったので、今のところは目的を果たしている。

しかしヒヨドリは諦めたように見せかけて、次の日には再び近くに陣取って、攻略法を考えている。まるで自分を見ているようで、他人とは思えない。

蓋の上にもう一つミカンを載せて、彼らにも分け前を与え、下段はメジロ専用にしようかな・・・・
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そういえば母も洗濯干し遊びをなかなか諦めてくれなかったなあ、私も、母も、ヒヨドリも、諦めが悪いことが共通だ。粘れば何とか解けそうに思うんだよね、ヒヨドリ君。

2022年 3月7日(月) 口内炎

口の中にぷつと小さな突起ができて、次に水膨れになり、それがつぶれてただれている。だんだん喉の奥に進行中。先日モノモライの時にお世話になった海辺の町の老婦人の薬屋さんを訪ねる。
「口内炎の薬ならこの塗り薬と、このビタミンB2の入った飲み薬がよく効きますよ。」
財布を覗き込んでいると、「足りなければ後でもいいですよ。」
「いえ、できるだけ近づきたくて」とお金を払うと、困った様子。「どうぞ電卓で計算してくださいな。」
すっきりとしたお釣りの金額になることがわかると、びっくりした表情で「まあ数学の先生ですか?こんなことはじめて」
「いえいえ、財布が小銭でパンパンになるのが嫌で、いつもこうしているんですよ」
何とうぶで人を疑うことを知らない純粋な方なんだろうと、こちらがびっくり・・・・
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ビタミンB2を摂取できる食べ物を調べた。豚や牛のレバーがダントツ。今晩のメニューは決まりだ!

2022年 3月6日(日) 小型風洞

小中高の若人に流れに興味を持ってもらうために小型風洞開発中。スリット光源を完成して、必要最小限の機能
①カルマン渦などの観察ができる
②水滴を浮上させて雨粒の形を観察できる
を達成しました。
あとはどこまで低価格で提供できるかです。

2022年 3月5日(土) 北風と太陽

プーチンだけではない、自国民を力で押さえつけている独裁者たちに読ませたい、イソップ物語。

それを見ている近隣の人々は、太陽にあこがれる。北風はあせる、何故俺から離れていくんだと。

隣国にまで北風を吹かせて自分に従わせようとする悲しい北風のさが。

まず自国民を暖かい光で照らしてごらん。

2022年 3月4日(金) ヒヨドリ

ヒヨドリたちは我が策を見事に打ち破り、ミカンを獲得するようになった。オーやるじゃないかと次の策を提示すると、これも見事に撃破。こちらの策もどんどんエスカレート。ただ困ったことにミカンがある間はヒヨドリたちは周りの枝で攻略法を考えているので、招待したいメジロたちが近づけない。ヒヨドリたちがこれはどうしようもないと諦めて、かつメジロには威圧感を与えないエサやり器を作成するのが目的だが、今のところヒヨドリに軍配が上がっている。

似たような戦いをしたことがある。夏休みの1か月、認知症の母と暮らした時のこと、母は手伝ってくれる積りであろう、洗濯機を途中で止めて、洗濯物をポイポイと椅子の背などにかけて歩く。洗濯機に最後まで仕事をさせてやってほしいなあ。認知症は過去のことは詳細に記憶していて人格もあるが、5分前のことは覚えていない。言葉で説得しても意味がない。
そこで洗濯機に工夫をして途中で止められないようにするのだが、ヒヨドリと同じように、母の勝ちが続いた。いくつも工夫を重ねて、とうとう母がもう駄目だと諦めた。がっかりしたような、張りをなくしたような母を見て、私も一抹の寂しさを味わった。

ヒヨドリとの戦いもいずれ私の勝ちで終わるだろうが、そのときヒヨドリのがっかりした姿を見て、母の時と同じように一抹の寂しさを味うだろうか。しかしそれまでは手を緩めない、ガチ勝負を楽しもう。ミカンを提供するだけでこんなに真剣に遊んでくれる相手は他にない。
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さあてこれが最終兵器になるかしらん。もしここからミカンを取り出すことができたら、ヒヨドリさんを尊敬します。

2022年 3月4日(金) 運動量

日課の裏山一周のサイクリングと裏山展望台へのハイキングは毎回同じ道を繰り返し行く。私にはこの運動量が、健康維持と頭脳の活性維持に丁度よい。そして毎回なにがしら新たな出会いがあり飽きることはない。

時折海辺の町のサイクリングとハイキングを挟むが、この先はどうなっているのだろうという好奇心に駆られて、ついつい適度な運動量を超えて、疲労困憊で帰宅する。津波の際の避難路とか、災害時用の古い井戸とか、発見が多い。しかし次の日も後遺症が残り、頭脳が働かなくなってしまう。そろそろ愛用ルートを定めなければと思っている。
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海辺の町のハイキング、車が通れない細く曲がりくねって、高台に通じる道は、昔から人々が使ってきた道だ。両側には古い民家が立ち並び、近代化された街並みとは異なる趣がある。今日は好奇心を満足させながらも、過負荷にならない運動量で切り上げることができた。

2022年 3月3日(木) 発表用動画作成手順の準備

3/15発表準備も波瀾万丈だった。これなら大丈夫とメッシュを細かくして計算を始めた勝負計算が全滅。発表前の10日間を無駄にした。この間計算領域が短くなったことが原因とは気づかず、プログラムの問題だろうと、色々蛇足を付け加えて試していた。途中計算結果をつぶさにチェックしながら、ハラハラどきどき。自分を鼓舞しなければ耐えられない状況に陥っていた。

現在メッシュを大きく、計算領域を長くとって、勝負計算中。途中計算結果は今のところ順調である。結果が出るのは発表直前になるだろう。その計算結果を発表用に動画にまとめる必要がある。その準備を始めた。

長く厳しい戦いだったが、やっと終盤に入った。
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まだ計算途中だが、乱流が発達していく様子が手に取るようにわかる。
計算領域は直径の10倍、レイノルズ数20000、添付図は動画の1コマで、計算スタートから直径の5倍を流れた時点の速度、圧力分布と乱れ速度分布。圧力は時間的に大きく変動している。
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①3/15発表の準備        ほぼ見通しが立った
②富山で発表するネタ作り。  新たな知見が得られつつある
③小型風洞の開発       スリット光源開発中
④ヒヨドリ封じの餌台作成   解決済み
⑤新たなルアー開発      試釣待ち、春よ来い
⑥車中泊ができる工夫     解決済み
➆切り花の発根促進      3種落手の内、1種投与済み、観察中
速度分布と圧力分布
乱れ速度分布

2022年 3月2日(水) スリット光源

小中高生向けに小型風洞を開発中。流れの可視化に欠かせないのがスリット光源。流れの中を帯状に強く照らすことによって、カルマン渦などをきれいに観察できる。

その昔200V電源を使って100万円以上するスリット光源が売られていた。一人で持ち運びできないほど大きく重かった。現在はレーザー光源を研究者たちは使っているが、高価で危険を伴う。

若人向けに安全で安価なスリット光源を開発する必要がある。何十年ぶりで幾何光学を使って、設計した。完全な平行光線ではないが、実用上十分な性能を持っている。構成部品を発注した。千円弱で実現できそうだ。

2022年 3月1日(火) 光明

今までの計算結果をすべて見直してみました。
計算領域を直径の3倍に取った計算結果は、外乱を止めると十分に発達した乱流状態から層流方向に戻る傾向があるのに対して、計算領域を直径の10倍に取った計算結果はそうなっていないことがわかりました。
メッシュを細かく切ってより精密に計算しようとすると、直径の3倍の計算領域しかとれなかったのですが、これが敗因でした。10日間もかけて同様の計算をしていた5つのプログラムの計算結果は水泡に帰しました。
多少メッシュは粗くても、計算領域を長くとる必要があるとの、お叱りでした。
3/15発表の2週間前に、やっと基本的な知見を得ることができました。

2022年 2月28日(月) 困れ困れ!

いいアイデアだと思ったのに、行き詰った課題がある。
心の中で「困れ困れ!」と囃し立てる奴がいる。
それを聞いてシャンとする。若返る。
何故行き詰ったのかを突き止めようとする。
多分これが原因だと予想する。
その原因を封じる方法を講じる。
解決しなければ真の原因は何かを考える、解決するまで。
期限がなければぼやけてしまうが、逃げ場はない。
この緊迫感がたまらなくいい、活きていると実感する。
最長期限は死までの時間、それは今日かもしれぬぞと、DNRカードが呟いている。
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応援メッセージが届きました。
「よかったら、共有していただけませんか? ただ単に興味があるからです。代わりに知恵を出すという大それたことは全く考えていませんから、期待はしないでください。純然たる興味です。」
「応援ありがとうございます。
①3/15発表の準備   
円管乱流のテーマの確認作業をしています。
コンピュータ能力の関係で直径の3倍程度の計算領域で、十分に発達した円管乱流特性を算出しようとしています。実験によると直径の50倍が助走区間で、それより下流の流れの計算がしたいのです。
外部から乱れを与えている間は十分に発達した円管乱流の特性を算出しているのですが、外乱を止めて時間が経つと、助走区間の流れに戻ってしまいます。すなわち入口部分では乱れがほとんどなく、円管壁面近傍から乱れが発達し始めるという、乱流構造そのものを表しているのですが、十分に発達した流れを外乱を与えなくても計算し続けてほしいという目的からずれてしまいます。
計算プログラムとしては当然と言えば当然の仕事をしてくれているわけで、こちらの要求が厚かましいのですが、そこを何とかならないかと色々算段している最中です。苦しみ半分、楽しみ半分、横紙破りの戦いをしています。」
と返信しました。

2022年 2月27日(日) ヒヨドリ封じ その2

ヒヨドリ封じの新エサ台を夜のうちに設置した。早朝からメジロが静かにミカンを食べている。いつまで待ってもヒヨドリのにぎやかな声は聞こえない。

待てよ、ヒヨドリは渡り鳥、既に当地から移動したとしたら・・・・・ヒヨドリ封じ効果を確かめるために、今までのエサ台も近くに設置。ほどなくやってきました、にぎやかなヒヨドリたちが。30分ほどでミカン1つを食べつくし、未練がましく新餌台のミカンを眺めていたが、とうとうあきらめた様子。

メジロはもう誰にも遠慮することなく、夕方まで新餌台を離れず、1日かけてミカン1つを食べつくした。ヒヨドリ封じ大成功(*^-^*)
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新テーマ、「切り花に根を生やして、長く鑑賞できるようにできないか?」
発根促進剤なるものがあることを知った。試してみよう。
①3/15発表の準備        進行中
②富山で発表するネタ作り。  手応えあり
③小型風洞の開発       流れの可視化方法改良中
④ヒヨドリ封じの餌台作成   解決済み
⑤新たなルアー開発      試釣待ち
⑥車中泊ができる工夫     解決済み
➆切り花の発根促進      発根促進剤発注
私のものよと長居するメジロ

2022年 2月26日(土) 菊

仏壇に供えた切り花の内、白菊1本が1ヵ月以上、元の姿を維持している。「君はすごいねえ・・・」と時々葉を撫でて愛でていた。
長寿の理由がわかった。根が3本ほど生えてきている。根菜類のヘタから根が生えるのは経験があるが、切り花からは初めて。
切り花に根を生やす方法が確立すれば、お花屋さんはあがったりだが・・・・
春の花を加えて生けた。若い娘に気兼ねせず、もっともっと長生きしてね!

2022年 2月25日(金) ばね指

右手薬指が2度目のばね指になったのは半年前。1度目は丁度2年前、整形外科の先生に注射で治していただいた。今回はコロナ禍で、行きそびれている。

このまま放置するとどうなるか不安になってきた。インターネットで調べてみた。まずストレッチをしてみなさいとある。早速やってみると、急に楽に曲がるようになった。

インターネットは名医だ!もっと早く受診すればよかった。

2022年 2月24日(木) 自然のしっぽ

富山で発表のネタ探し、自然のしっぽを掴んだ。もとい、自然解釈のしっぽを掴んだ、自然にしっぽなどありはしない。これで2022年度日本機械学会年次大会で発表できそうだ。3/31までに申し込みをして、7月末までに論文にまとめて、9月に発表だ。道の駅を捜しておこう。

私は自分自身のことを、根っからの遊び人、まことの遊び人だと自負している。飲む、打つ、買うなどの遊びではない。頭の中はいつも遊びで一杯だ。歳をとるにしたがって、遊びの成功確率が向上しているように感じる。遊びのネタはそこらじゅうに転がっていて、遊んでも遊んでも遊び尽くすことはできない。だからいつ逝ってもいいし、もしかすると遊びながら逝くことになるかもしれない(*^-^*)母のように。

病院の死の床にあった母の周りを、子供たち、孫たちが囲んで、童謡を合唱した。母の口元を見ると、歌詞の通りに動いていた。「おばあちゃんも歌ってる!!!」母は私共と一緒に歌いながら旅立った。
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①3/15発表の準備        進行中
②富山で発表するネタ作り。  手応えあり
③小型風洞の開発       アクリル円筒納品待ち
④ヒヨドリ封じの餌台作成   3Dプリンター作成済み
⑤新たなルアー開発      同上
⑥車中泊ができる工夫     解決済み

2022年 2月23日(水) 老婦人

青空実験室で車中泊の算段をしていると、見かけぬ老婦人が立ち寄って、話したそう。
「いい耳をしておられますね、福耳ですね」と褒めると、「そうかい、でもこの10年泣いて暮らしてるよ。」と話し始めた。「山梨に暮らしていて山も持っていたんだが、それを売って息子夫婦に引き取られてもう10年。山が恋しくて、自然を捜して歩いている。息子夫婦は3階建てに暮らし、自分は小さな平屋をあてがわれて、自炊している。孫達は大きくなっていて見向きもしてくれない。もう90だよ。」とのこと。「故郷へのホームシックですね。自分の脚で歩けて、自炊できるのが何より幸せです。」と慰めた。

車中泊の方は、青空実験室にストックしてあった板や、アルミアングルを使って、あっという間に解決。あとは寝袋を買い足せば、いつでも出発できる。

2022年 2月22日(火) 優先順位

やりたいことが沢山出てきた。優先順位をつけて整理しなければ。
①3/15発表の準備
②富山で発表するネタ作り。
③小型風洞の開発
④ヒヨドリ封じの餌台作成
⑤新たなルアー開発
⑥車中泊ができる工夫
こんなに楽しくていいのかしらん(*^-^*)
まずは別格、日課の運動、裏山一周のサイクリングの日だ。天気が下り坂とのこと、急がねば・・・・
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アスファルトの上り坂、道端に老婦人が横たわっている。「大丈夫ですか、お手伝いしましょうか」と声をかけた。「しばらくこうしていると、自分で歩けます」とのこと。しばらく待って、彼女の家まで送っていった。道すがら、息子さんと同居していること、食事をせずに息子さんに黙って買い物に出て、お腹がすいて倒れてしまったことなどを話してくれた。「息苦しくはありませんか、こんなときはマスクをはずされては」とのアドバイスに、倒れたときに頬を打ったのでと、躊躇している様子、女性らしいなあと。そうだ彼女の荷物を持ってあげればよかった、やはり私は気が利かないなあ・・・・

2022年 2月21日(月) 改造車

私が今乗っているのは7人乗りの小型ミニバン、在職中学生たちと研究資材調達に行くのに便利だったが、退職後7人乗れる必要はない。使い方は土建業でいえばダンプカー、荷物運び、これは今でも同じ。

さて9月に富山まで発表に出向かねばならぬかもしれぬ。羽田から飛行機で往復が一番楽だが、時間はたっぷりあるし、車中泊でゆっくり回るのも面白かろうとシミュレーション。

椅子を1つ外してみるのはどうだろう。そうすればゆったり車中泊できるスペースが生まれて、4人乗車も確保できる。荷物もさらに多く積める。良いことづくめではなかろうかと・・・・・
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座席取り外しは、構造変更届などの面倒が生じるようだ。やめた方が得策。
もっと良い方法を考えよう。

2022年 2月20日(日) ヒヨドリ封じ

3Dプリンターで餌台を作成したのは、カラス封じが目的だった。カラスは果物をさらって、安心できる場所までさっさと運んで食べてしまう。カラス封じは成功だった。

次の目的はヒヨドリ封じ。できればメジロのような小さな小鳥にだけに、食べてほしいから。ヒヨドリが食べている動画を観察。これでどうだと設計してみた。

イソップ物語「キツネと鶴」のように相手を封じることができるか・・・・・ヒヨドリとの知恵比べ、楽しみましょう。

2022年 2月19日(土) いい日

色々進歩があったいい日です。

①4月はじまりの2022年度の手帳が届いた。2021年度の手帳は何度も海水につかり、文字はにじみ、何とか形を維持していた。やっとボロボロの手帳から脱却できる。

②念願かなって、3Dプリンターが作ったエサ台で小鳥たちがミカンを食べている姿を撮影できた。光学50倍のコンパクトカメラの性能が役立った。メジロとヒヨドリ、後者が現れるとあっという間にミカンがなくなる。小鳥たちは私よりずっと多くのミカンを消費する。小ぶりで安価なミカンを買い足した。

③小型で安価な直径100mmの鉛直円筒風洞を開発中。子供たちが天体望遠鏡や顕微鏡のように、身近において流れに興味を持ってほしいから。やっと安定して水滴が浮上する状態を実現できた。空から降ってくる雨粒の形を観察できる。バドミントンの羽根などを浮かせて楽しむこともできる。次に円柱後方のカルマン渦やミニカーなどの周りの流れを、安全に観察できる方法を開発するために、アクリル円筒を発注した。

④新たなルアーの着想を得た。3Dプリンターで作成中。
メジロ
ヒヨドリ

2022年 2月18日(金) 日本機械学会2022年度年次大会

スケジュールが発表された。
申込期限   3/31
論文投稿期限 7/25
開催日    9/11~9/14
会場     富山大学

現在研究している内容を、6月末までにまとめることができるかどうかを、見極めようとしている。まだ五里霧中である。

富山大学は以前に学生たちと学会発表のために訪れたことがある。
きときと空港(きときと=魚介類が新鮮な)に降り立ち、白エビやブラックラーメンを学生たちと一緒に食べた。あのブラックラーメンは塩辛くておいしくなかったねと思い出話をしていた。旅の思い出はうまくいかなかったことの方が鮮明に状況が思い出されて楽しいものだ。

クラス担任として、富山出身の学生さんの面倒を見たことがあった。2000円のお弁当を用意して、多欠席の学生さんを集めて懇談会を何度も開いた。お弁当が功を奏して、皆出席してくれる。その中の一人だ。お母様も心配して何度も来学して下さった。残念ながら卒業させてあげることはできなかった。今どうしているだろう・・・・

富山は住んでいる方々の満足度の高い土地と聞いた。今度は一人でゆっくり散策したいものである。
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目的と期限を設定することは、研究という息の長い活動においても大切である。これがないと、私のようなのんびり屋はいつの間にかモヤモヤになってしまう。うまくいくかどうかは天のみぞ知るであるが・・・・・
目的と期限を設定することによって、成功確率は何倍も向上するように感じている。行き詰っても必死で考えるので、不思議とクリアできることが多い。

2022年 2月17日(木) 全集

私が乱視であることに気づいたのは大学に入ってからである。受験参考書には各行に定規で赤の線が引いてある。途中で次の行に移って、意味が解らなくなってしまうのを防ぐために。そのためか高校までの読書量は非常に少ない。残念なことである。

大学に行ってよかったと思うのは、専門課程の講義よりむしろ一般教養課程の講義が素晴らしかったことだ。乱視を矯正できた目で、先生方が挙げてくださる参考図書を読みふけった。学ぶということがこんなに楽しいことなのだと知った。

そして今、私の左目には加齢黄斑変性があり、数字も時々読み誤る。細かな文字を読むのが苦痛になった。そこで頼るのは電子書籍、文字を自由に拡大して読むことができる。全集と検索すると、著名な作家の全集が非常に安価に、場合によっては無料で、入手できる。昨日も寺田寅彦全集(290作品)200円を落手して、冒頭に出てくる「アインシュタイン」なる作品を読んだ。私が足元にも及ばぬ寺田先生のポテンシャルの高さをひしひしと感じ、大きな魂に包まれているような幸福を味わった。

何か現世の悩みに脳が支配されそうになっても、私には頼もしい全集がある。一旦高次元に現世を離れて、心の整理をして、再度悩みの根源に立ち向かうことができそうである。このような貴重な英知の塊が、読み易い形で、安価に提供してもらえる、素晴らしい時代に私は生きている。

2022年 2月16日(水) 塩ラーメン

当地には何十年も前に開店した有名な塩ラーメンの店がある。初代店主は品質第一の素晴らしい塩ラーメンを供してくれた。弟子が継ぐにつれて、人工調味料を多用するようになって、味に純粋さがなくなり、訪ねることはなくなった。私の味蕾は人工調味料に敏感で、接するとツルツルになってしまう。

初代店主からポイントを聴いてあった。
①鶏とアゴ(トビウオ)のだし。
②生の春菊を載せる。
③麺は佐野のラーメン。

久しぶりに塩ラーメンを作ってみよう。
鶏モモ1枚を使ってダシを取り、無添加のアゴだし顆粒と塩適量を加える。麺は味噌ラーメン用の生麵で代用。トッピングは生の春菊とダシに使ったモモを食べやすく切って載せれば出来上がり。

これで初代店主が作った塩ラーメンに近い味を醸し出す。

2022年 2月15日(火) 4テラバイト

1バイトは英数字を表現するために必要な256の違いを表現できる記憶の単位、2の8乗=8ビットのこと。私が初めて購入した8ビットパソコンの外部記憶装置は5インチフロッピーディスクユニット2台を備えていて値段は30万円強、高かった。5インチフロッピーディスクの記憶容量は320キロバイト。2台備えているお陰で、フロッピーディスク同士のコピーが可能だった、カチャーン、カチャーンとのどかな音を奏でながら。

今私が使用しているポータブルハードディスク容量は4テラバイト。キロは十の3乗、メガは十の6乗、ギガは十の9乗、テラは十の12乗なので、5インチフロッピーディスクの千万倍以上の容量を持つ。しかし感覚的には当時フロッピーディスク数枚が一杯になるのと、今4テラバイトのハードディスクが一杯になるのはほぼ同じだ。

在職中十数台の4テラバイトのポータブルハードディスクを使ってきた。退職後空きのあるハードディスクを捜して、CFD計算を行ってきたが、そろそろ限界。過去のデータを消去してリサイクルするか、新たなハードディスクを購入するか、悩みどころ。新たに購入しても1ヵ月たらずで一杯になるだろう。過去の研究が消えていくのは取り返しがつかないものを失うようで寂しい・・・・

もっと安くて大容量の記憶媒体はないか検索してみた。16テラバイト5000円という媒体があるようだ。従来のポータブルハードディスクの1/10のコストパーフォーマンスだが・・・・どうも評判がよくない。しばらく様子をみてみよう。

2022年 2月14日(月) ブルドーザー

研究室と青空実験室の掃除が終わって、とうとう我が家の掃除に取りかかれる。険しい山道を歩くような注意をして、室内を移動する必要が生じていた。これ以上ひどくなると、怪我をする。このときブルドーザーの役割を立派に果たしているのは、古はがき。ザザーと大きめのごみを集めてごみ袋に投入。ルンバの手に負える状態にまでしてくれている。

やっと1/10が終わったかしらん。70リットルのごみ袋3つがパンパンに。まだまだ続きます。

2022年 2月12日(土) 電気溶接

大学1年次、工場実習の1項目に電気溶接があった。不器用な私は、溶接棒の先が溶接しようとする対象ではなく、金属製の机の方にカチッとくっついてしまう。これを外そうと焦って金属棒に力を入れると、外れた拍子に溶接棒が暴れて、再び金属製の机にくっついてしまう。これを何度も繰り返して、溶接部分は凸凹でみっともないできという、苦い思い出がある。

数年前の大雪で除雪装置を鉄板を溶接して作ろうと思い立ったのは大学1年次のリベンジが目的だった。就職後ホームセンターで溶接ができるエンジン発電機が半額で売られているのを発見し、衝動買いしてあった。しかしなかなか溶接して何かを作る機会がおとずれず、大雪はやっと来たチャンスだった。

しかしその戦いはフェアではなかった。目を守るために、溶接の火花が散った時にだけ見ることができる、ほとんど光が透過しないお面をつける。火花を上手に発生させないと、溶接しようとする対象が見えないので、溶接棒が金属製の机の方にくっついてしまうという悲劇が起こった。

リベンジ時は、火花が散る前に対象がしっかり見えていて、火花が散った瞬間に光の透過を抑えて火花しか見えなくなる魔法のお面を使うことができた。何十年もの時を経て、このようなお面が安価に入手できる時代になっていた。この魔法のお面のお陰で、何とか形にすることができた。
自動遮光溶接面

2022年 2月11日(金) パンツ事件

おかしいなあ、洗濯機に入れて洗ったはずのパンツが見つからない。まさか履いてなかったなんて、そんなに耄碌はしていない。洗濯機に入れそこなったのかとくまなく捜す。でもみつからない。質量保存則に反する!!!

翌日の洗濯でパンツが2枚洗濯機から出てきた。どこに隠れていたんだろう?洗濯槽の上部に小さな出っ張りがある。きっとこの裏に隠れていたに違いない。水切り回転の際に天井に張り付いたんだ。この忍者パンツめ!

質量保存則が成り立って、やっとスッキリ!

2022年 2月10日(木) お経と音楽

知人から突然「Dave Brubeck の Take Five は、浄土真宗の『なむあみだーぶつ』に良く合いますね。今度、うちに来るお坊さんに、Take Five でお経をあげるように言ってみようと思います。」のコメントが届きました。

「ジャズに疎い私は、早速Dave Brubeck の Take Fiveを検索しました。背広にネクタイの年配の人たちが真剣にジャズを奏でていました。『曲名の由来にもなった、珍しい5/4拍子の使用で有名』なのだそう。このあたりが、浄土真宗の『なむあみだーぶつ』に良く合うのでしょうか。
うちに来る浄土宗のお坊さんは音楽好き、本堂で演奏会を時々やっています。バイオリン、金管楽器、ハーモニカ・・・いろいろな楽器を上手に奏でます。彼のために大きな花瓶を利用して、水琴窟を作って聞かせてあげました。水琴窟がこんなに簡単に作れるのかと驚きながら、お経の際もこの音色をバックに流しておけばよかったと、とても喜んでくれました。」と返信しました。
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今日は大雪の予報だった。雪は降っているが今のところ積もる気配なし。このところ研究室の掃除、青空実験室の掃除と肉体労働が続いていた。日課のハイキング、サイクリングにも行けないし、丁度良い骨休め。
コンピュータと対話しながら、次に研究を進めるべき方向を探っている。やりたい課題は色々あるが、現有の武器で戦って実り多そうな課題を物色中。うまく見つかれば、3月申込、7月論文提出、9月開催の2022年度日本機械学会年次大会で発表することになる。会場は富山大学とのこと。

2022年 2月9日(水) 利用券

数年前50cmほど雪が積もったことがあった。手持ちの耕運機につけて除雪できる装置を、溶接の練習を兼ねて作った。出来上がった時には雪はほとんど解けていて、あまり活用できなかった。それ以来雪が積もることはなく、青空実験室の片隅で眠っていた。

明日は雪が積もるかもしれないとの予報。もしかすると活用できるかもと耕運機に取り付けて、ガソリン携行缶を持ってガソリンスタンドへ。「利用券はありますか?」との質問、いったい何それと戸惑っていると、氏名、使用目的、電話番号、車の番号を記入させられて、利用券なるものを渡された。ガソリンを使った凶悪事件が多発したための措置とわかった。
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当地1mmも積もらず、今回も出番なし・・・・・

2022年 2月8日(火) 村木風海さん

研究室の掃除完了後の後遺症、名誉の負傷はすべて完治。ただ心が今一歩シャンとしない日々が続いていた。
今朝ラジオで、村木風海さんのインタビューを聞いて、心がパッと明るくなって、シャンとした。
https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=6323_02_3758956
日本の未来は明るそう、ただ彼が事故などに遭わずに、生命をまっとうしていただきたいと祈る。
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明後日は雪の予報。今日と明日で青空実験室の整理を終わらせないとと、村木風海さんのインタビューを聴いて気合が入ったところで、頑張って片付けている。

以前に水没してお釈迦になったカメラSX50HSと同機種を研究室でも使っていた。捨ててはいないのでどこかにあると思っていたが、思わぬところから出てきた。光学50倍の倍率を持ち、高速度動画撮影もできるこのコンパクトカメラは、私にとって必要十分な機能を備えていて、再会はとても嬉しい。水没したカメラは捨てられず、ずっと手元に置いていたが、これで成仏してもらいましょう。
化学者・発明家の村木風海さん

2022年 2月6日(日) サヨリ

漁港に隣接する魚屋で、刺身で食べられるサヨリ6匹を500円で入手。

エラからポロリと転がり出た大豆大の白い塊、寄生虫だ!しかも6匹中4匹から。サヨリ自身にも益がある共生ならまだしも、喉元にエラよりも大きな寄生虫がゴソゴソしているなんて、手があれば掻き出したかったろうに、気の毒なことだ。

まず身を削いで握りずしにし、頭と背骨はからりと揚げて骨せんべいにした。特に脳みそは美味だった。食べなかったのはエラ、内臓、寄生虫だけで、生命を余すことなく美味しくいただいた。
銀杏とサヨリヤドリムシの背と腹

2022年 2月5日(土) 迷路

釣り竿とルアーを積んで海辺の町のサイクリング。

海岸沿いのバス通りから海に出ようと路地に入った。道幅は1mほど、直線的に10mほど進んでは直角に曲がること数度。周りは住宅のフェンスで見通せない。まるでゲームに出てきそうな迷路だ!自転車がつっかえて、方向転換もできそうにない。そろそろ心細くなってきた。初老の紳士がやってきた。
「すみません、この道、海に出られるんでしょうか?」「大丈夫ですよ。もう少しですよ。」と励ますようににこやかに答えてくれた。

堤防の上から人の好さそうな老人が海を覗き込んでいる。
「地元の方ですか?水がきれいですね。」と声をかけた。
「うん、きれいすぎる。釣るんですか?」
「いえ、釣るつもりはないんです。ルアーの水泳教室です(笑)」

底の石が手に取るようにくっきり見える。ルアーを投げると、小魚たちが食べられるのではないかと心配して水面を跳ねる。そりゃ逆だ、食べてほしいんだから・・・・・

2022年 2月3日(木) 魔法の言葉

在職中、研究室には色々な学生が配属される。中には苦手科目があって、単位が取れなければ卒業できない学生もいる。その昔卒業前に数科目の卒業試験を課していた時代もあった。

手取り足取り教員が試験対策をしてやる研究室もあるが、私は何もしてやらなかった。当時の学科長が、学生を合格させるために手伝ってやるのがあまりにも大変なのでと、卒業試験をさっさと廃止してしまった(笑)

ありがたいことに、私は卒業させるために試験対策を手伝ったことは一度もないが、皆無事に卒業していった。魔法の言葉で・・・・・
    「ぼくはきみたちがだいすきだ、らいねんもいっしょにけんきゅうしようね(*^-^*)」
学生は身震いして必死に勉強していた。

2022年 2月2日(水) 雑木退治

青空実験室に、小鳥たちが種を落としていくのだろう、植えもしない木々が幅をきかせている。まずホームセンターに行って太い枝を切ることができる植木ばさみを1500円で購入。3cmほどの幹をジョッキンジョッキンと切って回った。

さて伐採した木々の処理、50cmほどに短く切って、隣接する山に投げ上げる。いい運動だ。ラジオ体操にもこんな運動が含まれていた。だんだん高くまで投げ上げられるようになって、面白い。

物知りの長老が通りかかった。見え隠れする小鳥、名前はジョウビタキ、火打石のような鳴き声なので、この名前になったと説明を受けた。

2022年 2月1日(火) 猿

日課の裏山展望台へのハイキング、下りは何も考えないようにして、しっかり前を見て注意しながら降りてくるのだが、上りは何かを考えながら下を向いて、ただひたすらに登るのが常である。今までの経験でトラブるのは必ず下りで、一度ならず痛い目に合った。

「アッ」という小さなため息ともつかぬ声が聞こえて立ち止まり、見上げると、迷彩服に身を包んだ若い女性が、T字型のアンテナと受信機を持って、立ちつくしていた。いつ気づいてくれるかとハラハラしながら私を観察していたに違いない。驚いたのはむしろ私の方だった。

「すみません、気づきませんで」女性の目は笑っていた。「お猿の調査ですか?」「はい」100匹以上の群れをなしてしょっちゅう出くわしていた猿は、この頃とんと見かけなくなった。あまりに農作物の被害がひどいので処分したと聞いた。ちょっとやりすぎたかなという調査だろうか?もとはと言えばダムを作って彼らの居場所を奪ったのは人間、気の毒な事をした。

2022年 1月31日(月) 教育論

尊敬している方と、教育についての話題になりました。

教える側は「先生というのは何でも知っていて答えられるんだ」というスタンスではなく、学生と一緒に楽しむ心の余裕が必要です。知っていることを伝えるだけではなくて、一緒に考えるスタンスが大切なのだと思います。教える側と教えられる側が切磋琢磨して、一歩でも真実に近づこうとする過程こそが、本当の教育なのではないかと・・・・・

実例を揚げました。

私がそんな経験させていただいたのは小学校5年生(6年生だったかな?)、浮力について学んでいるときでした。ビーカーに水を入れて、錘に糸をつけてビーカーの底につかないように吊るすと、ビーカーの重さは、錘が排除した水の重さ分だけ重くなる。そこで質問したんです「もしストローでぶくぶくと泡を吹きいれると、どうなるんですか?」松田先生は皆で実験してみようと、ばね式の計りの上にビーカーを置いて、ぶくぶく泡を入れて見せてくださいました。その後先生は神戸大学の恩師のところに教えてもらいに行って下さり、「将来微分方程式なるものを勉強すると、わかるような難しい問題」との報告がありました。でも私の眼には針は0の周りに振れていて、そんなに難しい問題ではないのではないかという直感がありました。その時はそれ以上のことはわかりませんでしたが、教科書からちょっと離れると、わからないことだらけなんだということを知りました。

疑問に答えようとしてくれた先生は困惑されたでしょうね。

松田先生はむしろ喜んでくださっているように私には見えました。
松田先生の教育者としての対処は理想的なものでした。
まず実験をして確かめようとする。
そしてその結果を理解しようとする。
しかし理解しきれなくていいのです。
自分にはわからないと言える。
これこそが教育なのだと私は松田先生を教育者として、そして人間として尊敬しています。

全くそのとおりですね。同感です。

(なおその質問の答えは、水中で等速運動で浮いたり沈んだりしている場合、その物体に加わる重力分だけビーカーは重くなります。この場合空気の重量はほとんど0なので、ビーカーの重さは変化しないことになります。)

2022年 1月28日(金) 後遺症

その1)以前に季節外れに安く購入した真っ黒の厚手のジャンパー。白く変色してしまったので、洗濯機に投入。あれ、袖から白いものが・・・・ダウンじゃない、綿だ。でもどうして、あっ縫ってない、接着剤が剝がれたんだ!安かったのは季節外れのためだけじゃあなかったんだ。

その2)名誉の負傷
イ)左おでこの三日月形の切り傷。目の上は死角、帽子をかぶっておけばよかった。ヘルメットも落ちていたのになあ・・・・
ロ)左膝の少し上の打ち身。重い機械を薄い段ボール箱に収めたのが敗因。底が抜けた。
ハ)腰上背骨の軽い痛み。大丈夫かなあと心配しながら、重いものを何度も持ったからなあ。
二)目薬をさしながら抑えているモノモライ
名誉の負傷はいずれも軽症だ。

その3)倦怠感。これが一番面倒だ。身体が動くのはコンピュータとベッドの往復だけ。掃除をイメージしただけで、さっさとベッドに寝転んでしまう。さあ日課の裏山展望台へのハイキング、暗くなっちゃうよとやっと外に。

ハイキングから帰ってくると、背骨の痛みがほぼ解消、青空実験室の片付けに行ってみようかと、ザラメ付きおかきを餌に誘ってみる。屋外用灯油ストーブの前にどっかと腰をおろし、おかきをポリポリ。目だけは、これはあっち、それはあの中と動くのだが、行動なし。理性もとうとう夕食前におかきを与えるのじゃなかったと諦めた。

2022年 1月27日(木) 掃除 その3

研究室の掃除を完了して朝5時に帰宅後、仮眠、朝食、風呂。お湯が見る間に濁っていくのにびっくり。モノモライも発症するはずです。
日課の裏山一周のサイクリングの途中、研究室に立ち寄って、最終確認。
丁度学科長と次にこの部屋を使う若い方も来ていて、きれいだと大変喜んでくださいました。事務局のクレームにめげずに頑張った甲斐がありました。
早く使いたかっただろうに、ずっと辛抱して下さって、感謝感謝です。
これで晴れて名実ともに大学卒業です!万歳、万歳、万歳!!!
今日の祝杯は酔っぱらいそう・・・・・

2022年 1月26日(水) 掃除 その2

論文投稿後、頑張って、研究室と実験室をほぼ空の状態にしました。

コロナ禍でなるべく人と会わないように、マスクをはずして作業をしても、在学生諸君に迷惑がかからないように、休日や夜間に主な作業を進めてきましたが、事務局は平日の昼間に作業をして欲しかったらしく、問題になっていたようです。

残りは学科予算で業者に依頼して下さる旨、学科長より連絡があり、ありがたくお願いしました(*^-^*)
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尊敬する知人から励ましの言葉を頂きました。
『事務局はすぐに問題にしたがります。気にしないことです。それより、掃除から、解放されておめでとうございます。』
「励ましのお言葉、ありがとうございます。実は実験室、研究室を完全に空にして、学科長のポストに鍵を返却して、今(朝5時)帰宅したところです。1月一杯に両室を空にするという学科長との約束を、どうしても自分の手で果たしたかったので。これで面倒な事務局に煩わされずにすみます。めでたしめでたしです(*^-^*)」と返信しました。
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研究室、実験室の掃除体験のお陰で、掃除があまり苦にならなくなったので、次の講演会の発表内容を検討しながら、自宅と青空実験室の掃除を頑張ります。

2022年 1月25日(火) めばちこ

モノモライのことを子供のころ”めばちこ”と呼んでいた。

海辺の町をサイクリング中、左目の目じりにコロコロとした違和感が。ゴミでも入ったのかなと目を洗ったが治らない。これは”めばちこ”だ。毎日あの埃の中で研究室の片付けをしてきたからかなあ、抗生剤入りの目薬をささなければ。さびれた町の最寄りの薬屋は閉まっていた。

隣町の薬屋まで行くと、上品な老婦人が出てきて、「ああ、左目が赤くなっていますね。この薬を日に何回もさしてください。私もこの間ものもらいができて、自分で実験してみました。ちゃんと治ります。治らないという人もいるけれど、日に1回しかさしていないようです。ポケットに入れておいて、何回もさしてくださいね。」とのご注意。

「こちらは何時まで営業しておられるのですか」と次回のために尋ねると、「もし閉まっていても電話してください。中では起きていますので。皆さんにもそう言っているんですよ。」

大量販売のドラッグストアが全盛期だが、このようなこじんまりとした薬屋さんは、人情味があって、心まで暖まる。

2022年 1月24日(月) スパゲッティプログラム

四十数年前、大学に赴任して間もなく、小町谷進先生の設計製図の授業のお手伝いをした。製図の提出日には真夜中まで学生の面倒を見ておられた。教育熱心な今も尊敬する先生の一人だ。当時出たてのパーソナルコンピュータなるものを調査するように先生から指示を頂いた。その内に自分でも欲しくなり、130万円ほど自費で支出して、8ビットのパーソナルコンピュータ一式を購入した。一番の魅力は計算結果を数値ではなくグラフとしてすぐにディスプレーに表示できることだった。先生の指示がなければ今の私はないなあと、感謝してもしきれない。

しかし残念なことにプログラム言語によって、グラフィクスの命令が異なっている。今回配布用プログラムを作る時も、グラフィクスの部分を削除したのはこの理由による。CFDプログラムの計算結果は、人間が読んでわかるテキスト形式ではなく、コンピュータの頭の中のイメージをそのまま出力するバイナリー形式で、ハードディスクに記録してある。理由は記憶容量が小さいことと、入出力に要する時間が短くて済むことだ。

流体力学に興味はあるがプログラミングに不慣れな学生さんが、配布用プログラムを使うとき、まず苦労するのはこの計算結果のファイルを読み取って、グラフとして表示することではなかろうかと老婆心が芽生えた。

私も計算結果をグラフ表示するプログラムを作って使っているが、あれも表示したい、これも表示したいと段々に機能を増やしてきたので、プログラムがこんがらがったスパゲッティ状態、第三者が見て解読不能状態になっていた。今まで使ってきたプログラムを手直しするより簡単だと判断して、半日かけてゼロから作り直した。

これで計算もそのグラフ表示もすっきりとしたプログラムになった。

2022年 1月23日(土) 番人

襟足は気になるので頻度多くセルフカットをしてきたが、側頭部が気になりだした。側頭部だけなら風呂場も近いしと洗面所でカット。

床に何かうごめくものが・・・・髪の毛に絡まれて難渋しているヤモリの子供だ。そこにいるとルンバの餌食になっちゃうよと、ルンバの手の届かない隅まで移動させる。

時々風呂桶で溺死するクモがいる。落ちると這いあがれないのだろう。気付けば助け出してからお湯を張るのだが、気付かぬことも。そうだ、お湯を抜いた後、鎖付きの栓を底まで垂らしておいてやれば、登ってこれるのでは。

ヤモリもクモもゲジゲジも古い我が家の番人、害虫を人知れず駆除してくれているはず、大切にしている。

2022年 1月22日(土) 掃除

在職最後の年に卒研生に頼んで、私一人では動かせない大物を廃棄所にアルバイトとして運んでもらっておいた。その際中身を床に放り出しておいてよいことにした。コロナ禍で学生の来学できる日が限られていたので、そうでもしないと終わらなかった。

その結果床には金属、プラスチック、ガラス、木材、紙・・・が入り混じって散らかった。手で拾える大きなものは材料別に分別したが、小さなかけらを集めて廃棄するとき、一番役立ったのはオーソドックスな、穂が硬めの箒と屈まずに使える塵取だった。

廊下で在学生に出会ったが、ちょっと困った顔をした。あれ、マスクはしているし、何か変なところがあるのかな?鏡を見て理由がわかった。ズボンもジャンパーも埃で真っ白だった。

2022年 1月21日(金) 抄録

今日は論文締め切り日、200字余りの抄録を論文と一緒に提出するのだが、ちょっと気になった。海外の人が抄録を読もうとすると、google の翻訳機能で英語などに翻訳して読むことになるだろう。

果たしてちゃんと英語に翻訳し易い日本語になっているだろうか?googleで翻訳してみたが、意味が通じない。日本語としてはくどくなるが、代名詞を使わずに名詞を繰り返すと、ちゃんと意味がわかる英語に翻訳した。大したものである。

ちょっとくどい抄録を再提出しておいた。

2022年 1月20日(木) 配布用プログラム その2

プログラムをスリム化した上で、徹底的に注釈を加えました。
プログラムの流れ、変数の役割、各ブロックの役割など、できる限りの説明を加えました。
多くの方が使ってくださり、これを踏み台に、更に発展させて乱流の研究を進めてくだされば何よりです。
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研究室と実験室の2部屋を1月一杯に空にする約束、作業の2/3を終えました。来週中に完了の目途が立ちました。あと一歩頑張ります。

2022年 1月18日(火) 配布用プログラム

3月の関東支部総会の講演会で発表後すぐにこのホームページで、円管乱流解析プログラムをPDFファイルとして配布できるように、準備を始めました。

C#のフォームアプリケーションで作成してきたので、多くの方々にご自分の環境で使って頂くために、画面表示などを一切削除して、必要最小限のプログラムにスリム化する必要があります。

乱流研究をしている方々は私よりはるかに能力のある方々なので、私のプログラムを踏み台に、素晴らしい成果を上げてくださるだろうと思っています。
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論文提出期限前に、配布プログラム作成を始めて正解でした。
配布プログラムを見た人がプログラムを理解し易くなるように論文の追記ができます。

それに、私の記憶力では1か月後にプログラムの細部まで記憶にとどめておくのは難しい。多分そのころには新たな課題で頭が一杯になっているはずです。今と同じ作業をしようとすると、新たにプログラムを作り直した方が早くなる可能性も。

記憶力、理解力にはとんと自信がありませんが、忘却力だけには若いころから絶対的な自信があるもので(笑)

2022年 1月17日(月) 体温

先日身体の芯が寒いと感じた、これは一大事。早速体温計を引っ張り出して測ると予想とは反対の34.7℃。あらま、死にかけてる・・・・・若いころから36.5℃が自分の平熱だと思い込んでいた。

今朝藤原紀香さんのインタビューを聞いていると「温活、腸活、脳活」の言葉が何度も出てきた。37℃に近い方が身体が元気なのだそう。運動はちゃんとしているし、食事かなあ?乱流と格闘してきたここ4か月、塩鮭一切れ、梅干、半合のお米で炊いたおかゆと野菜の味噌汁を朝夕2回の日が多かった。コルナロの教えには合格だが・・・・

同郷で魅力的な紀香さんとコルナロ師匠のどちらの考えを取り入れるべきか・・・・
人生の最期までわかっているコルナロ師匠の教えに従うことにして、それに矛盾しない温活の部分を取り入れることに。徐々に体温が下がって気温までというのも悪くないし・・・・・

2022年 1月16日(日) 乱流 その2

感想が届きました。
「おめでとうございます。やりましたね!!!
今後、この発見が教科書に載せられ、多くの分野で応用した成果が出ることと想像します。実際に起こっていることを理論的に解明することができることで、多くのブレークスルーが生まれそうです。こういう場に立ち会えて私も幸運を感じています。おめでとうございます。」

「ありがとうございます。いつものことですが、私の仕事はコロンブスの卵、だれでも思いつきそうな話です、な~んだそんなことかと・・・・・
乱流は私などよりはるかに頭脳明晰な方々が研究しておられます。この手法を利用して、日本が乱流研究のメッカになれば最高です。
ホームページの自己紹介にも書きましたが、私の役割ははなさかじいさんが飼っていた犬の『ここ掘れワンワン』です。皆が納得して使ってくださるまでは私の役割なので、しっかり発表の準備をしますが、それが終われば次の『ここ掘れワンワン』を捜しに、荒野に出発です。『旅に病で夢は枯野をかけ廻る』ことになりかねませんが本望です。」
と返信しました。

2022年 1月15日(土) 乱流

流体力学の教科書には多くのページを割いて乱流の記述があり、実験結果と一致する理論が詳説してある。しかし、その理論の根底に実験結果から得られた知見が必ず含まれていて、純粋な理論で乱流を解析したものを私は知らない。

何か得体のしれない複雑なものという印象から、在職中乱流を真っ向から取り扱う研究テーマを避けてきた。しかし開発したCFDプログラムの応用を広げる内に自然に円管内乱流を取り扱うように導かれた。

今論文を書き終えて感じるのは、乱流は案外単純でかわいい存在だ。
何故なら皆が使っている流体の運動方程式に、発散させない工夫を施すだけで、自然に実験結果と一致する速度分布と圧力分布が算出されるからだ。

発散させない工夫も、オズボーン・レイノルズ(Osborne Reynolds、1842-1912)が既に提案している。もし彼の時代に、今のようにコンピュータが発達していれば、とっくに乱流は単純でかわいい存在として紹介されていただろう。

私が若かった頃、
ビルの何室も占領する大形コンピュータが全盛期だったが、今の家庭用ノートパソコンの方が遥かに性能が良い。

レイノルズの頭脳とコンピュータ技術の進歩が、乱流を単純でかわいい存在に変えてしまった。

1903年のオズボーン・レイノルズ (ウィキペディアより転記)

2022年 1月14日(金) 大学入学共通テスト

1月15日(土)、16日(日)は大学入学共通テスト。研究室の掃除はできないなあ・・・・1月中に掃除を済ませる約束、掃除に使えるのは2週間しかない。

一方研究の方は、新たな知見がどんどん得られて、面白くてたまらない。昼間研究、夜中掃除しかなさそうだ。

夜中ならば、入試に関係なく掃除ができるかも・・・・
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今日頑張って、2部屋の内1部屋の片づけが8割がた終わりました。残り6割。
15,16日の掃除はお休みにして、墓参と論文の推敲をして過ごしましょう。

2022年 1月13日(木) 通信簿

あらま、保険会社から昨年1年間の運転操作の通信簿が届いちゃった!保険会社提供のドライブレコーダーを使っているからだ。

運転始めには必ず運転が上手とほめてくれて、終わりにはほとんどの場合急アクセルがあったとか、急ハンドルがあったとか、急ブレーキがあったとか文句を言ってくる。運転中にもここは歩行者事故多発交差点だとか、ここは事故多発カーブだとかご注意がある。

全国平均75点のところ73点とのこと。急ブレーキや急ハンドルは少ないけれど、急アクセルが多いとのご注意。う~ん、そうかなあ、1500CCの普通エンジンの乗用車で、市街地走行15Km/ℓを達成しているんだけどなあ・・・・・そうだそれはガソリン代が急騰してからのことだった。

きっと来年1月に届く通信簿はもっといい評価のはず(*^-^*)
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最近エコドライブを心がけてから、いつも注意深く観察しているのは、後続ドライバーの表情です。ゆっくり発信し、信号手前で赤信号になりそうならエンジンブレーキでゆっくり減速すれば燃費は向上するのですが、後続ドライバーをイライラさせては、事故を誘発します。
子供が自宅で待っていて、一刻も早く帰りたい親、急病の家族をかかりつけ医まで送る人、新鮮な魚を一刻も早く届けたいドライバー、様々な事情の人が運転していることを念頭に、恐る恐るエコドライブを続けています。

2022年 1月12日(水) ささやかなSDGs

昨年末、家庭菜園で採れた大きな白菜をいただいた。
食べきれるかしらんと心配した私に、1枚1枚剥がして使って、残りはナイロン袋に入れて涼しいところに置くと持ちますよと教えてくれた。
年を越して、最後の芯まで美味しく頂いた。キャベツもきっとそうだろうと1枚1枚剥がして使っている。

2022年 1月10日(月) 論文提出

本来の提出期限1月11日の前に、論文を提出しました。期限が延長された1月21日までに、数回の修正登録が可能なので、ゆっくり読み直して分かり易いものにしていきましょう。

さてさて、大学の研究室の掃除がまだ終わっていないのです。学科長から1月一杯で片付けてほしい旨要望が届き、論文提出まで待ってもらっていました。よくまあ辛抱してくださったと感謝しています。

明日から私の最も苦手な掃除を頑張ります(*^-^*)

2022年 1月9日(日) キャベツ

年に一二回訪れるこじんまりとした豚肉直売店で、「これはここで作ったんで、ちょっと固いかもしれないけど」と大きなキャベツを2個頂いた。お好み焼きを作ることにした。

あれは私が大学1年、妹が中学1年生のころだ。新宿の大きな本屋へ行ったついでに、地下のお好み焼き屋に立ち寄った。入り口で店員が注文を聴く。奥に進んでいくと、背中からその店員の大きな声が浴びせられた「トン玉、ギュウ玉 行くよ~」決してスマートではなかった二人はギョッとして顔を見合わせた。「豚と牛が今から行くよ~」と聞こえたのである。

こりゃたまらんと、鉄板際の席に陣取って、調理中の店員に、「今入れたそれは何ですか?」と細かく質問、店員も快く答えてくれた。それ以来その店に行かずに、自宅でその味を味わった。

前に作ったのはいつだったか思い出せない、細かなことは忘れてしまって自分流に変えたレシピは・・・・小麦粉、卵、天かすを水に溶いて、ざく切りにした大量のキャベツと和える。大きなテフロンのフライパンに油を使わずそれを直接敷いて、豚肉を少しのっけて、弱火で加熱。時々フライパンを揺らして、空中遊泳させてひっくり返す。牛乳と辛子を混ぜた液と、濃いめのソースをかけて、出来上がりだ。

サクサク、フワッとした食感で美味しく、2枚も食べてしまった。ほとんどがキャベツ、あとは繋ぎだから、まあいいか・・・

2022年 1月8日(土) 浜辺の年賀状

子供たちが書き残した年賀状
波に運ばれてくる小魚を追うシラサギ

2022年 1月7日(金) 暑い

日本機械学会関東支部総会の論文投稿締め切りは1月11日(火)。学会のホームページに
2022.1.5 : 講演プログラムのページに講演プログラムと全体テーブルを掲載しました
2022.1.5 : 講演原稿提出締切を1月21日(金)としました
とある。しかし講演プログラムはまだ準備中のままだ?

それならばと、ほかの計算条件でも、書き上げた論文の論旨が成り立つかを調べている。じっとコンピュータ画面を見つめていると、汗が?温度計を見ると27℃!部屋のドアを開けて、ほかの部屋に太陽の恵みを分けてあげる。このドアはほとんど閉めたことがなかったが、このところの夜の寒さに閉めることにしていた。昼間開けてあげないと芽が出ることがわかった。

冬至からまだ間がないのに、太陽はどんどん元気になっているようだ。
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CFDプログラムの計算格子の大きさを細かなものに変えてみた。必要なメモリーも計算時間も増えるので、心に余裕がなければできなかった。お陰で与えてきた条件の普遍的な基準がわかってきた。論文に書き加えておこう。読者が好みの条件で計算しても、乱流解析ができるように。

2022年 1月6日(木) 雪

何年ぶりの雪だろう、積ると困るのは、日課の運動の裏山展望台へのハイキングと裏山一周のサイクリングができなくなることだ。

今日はサイクリングの日、積もり始める前に出かけよう。ラジオで気象予報士の伊藤みゆきさんが、「出かけるときは持っている一番暖かい服装で」と何度も注意していたことを思い出して、数年前、季節外れに安く購入しておいたフード付き厚手のジャンパーを引っ張り出した。手袋もして上半身は防備完了。下半身は薄手のズボン、素足につっかけ姿。脚は一番働くところ、自分の血流で暖まるだろうとたかをくくって出発。

厚手のジャンパーのお陰で峠に差しかかるころには汗ばんで運動効果満点。しかし長~い下り坂があることを忘れてた~!つま先の感覚がなくなっていく~、甘かった。

2022年 1月5日(水) いい社会

セブンイレブンで公共料金を支払うために2枚の紙幣を渡したつもり。若い女店員がにこやかに「1枚多いです」と1万円を返してくれた。近くの生協で2000円を払ったつもり。アルバイトの女子高生がにこやかに「これ5000円です」と1枚返却してくれて、千円札と交換。

ああいい社会だなと感謝感謝。

でも元はと言えば、私の手先の感覚、視覚が衰えた証拠、喜んでばかりはいられない・・・・

2022年 1月4日(火) あと6日

日課の運動と必要最小限の買い物以外はコンピュータとにらめっこの生活がもうどれだけ続いているだろう。

原因は従来の実験結果の圧力勾配と計算結果が一致しないことにあった。これは私の圧力の解釈が未熟だったためで、CFDプログラムはちゃんと実験結果とほぼ一致する圧力勾配を算出していたことがわかってきた。6日後が提出期限の論文に、やっと書くべき必要最小限の事項が見えてきた。

私の脳の一部が主張する「最後まで諦めなければ必ず解ける」という根拠のない確信のお陰で、最後まで対象と向き合うことができて、何とか難局を乗り切ることができた。理性の方は、「年賀状にまで学会に報告すると公言して、まとまらずに発表できなかったら、信用なくなるね!」と心配していた。私の脳の中には二つの人格があって、難局に遭遇すると前者が後者を押しのけるようだ。
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家庭用ノートパソコンで円管内乱流の計算を、従来の実験結果を用いることなく、純粋に理論だけで実行して、従来の実験結果と一致する速度分布、圧力分布を得るために必要なノウハウを、7項目にまとめました。あとは肉付けして論文にするだけです(*^-^*)

2022年 1月3日(月) 押してダメなら

長い円管中の、十分に発達した乱流の特性をシミュレーションしたいと思っている。
メモリーや計算時間の関係で、直径の10倍の長さを計算領域としてきた。直径の10倍の長さでも十分に長い管路の状態が計算できるように工夫した積りだが、計算がうまくいかないのは、計算領域が短すぎるためでもっと長い管路を計算領域とすればうまくいくと考えてきた。しかし多少計算領域を伸ばしてみても、同様の困難が生じた。

「押してダメなら引いてみろ」というわけで、計算領域を一挙に直径の3倍まで短くしてみた。すると、ありがたいことに過剰な乱れの発生や大きな圧力の変動が納まった。その計算結果をじっと観察する。管路出口辺りで流れが変な動きをしていて、その動きが全体に広がっている。何故だろう・・・・・

アッ!初歩的なミスだ。出口の圧力を大気圧で一定と単純に与えていた。長い管路の一部を切り出して、その出口の圧力が変動のない一様な値なんてありえない。圧力の変動は許して、その平均値を大気圧として与えるべきだった。

論文提出期限までまだ7日ある・・・・・

2022年 1月2日(日) 発生を抑える

開発したCFDで円管内乱流の解析を進めている。
強い乱れが、多く発生しても、確実に平定して解を発散させないアルゴリズムはできていて、従来の実験結果の平均速度分布とピタリと一致する計算結果が得られてはいるものの、シミュレーションで発生する乱れが実際の滑らかな円管の場合よりも数が多く、強さが強いようなのだ。どうも自然は乱れの発生自体を抑える機構を持っているようだ。

重い罪を犯した者を更生させて社会に戻す完璧なシステムを構築しても、罪を犯さなくてすむ社会、犯しにくくする社会を構築しなければ安心して暮らせなし、コロナの患者が増えても医療崩壊しないで確実に快復させるシステムを構築しても、患者が増えない環境を作らなければ、病から逃れることができないのと同じだなあ。

乱れの発生を抑制するアルゴリズムはどんなものだろう?乱れに対する予防接種、ワクチンの開発かあ・・・・・論文提出期限までのあと10日で考え出さなければ・・・・論文作成は修士論文のときのように、提出日の早朝になるのかしらん・・・・

この緊張感が好きだ。諦めなめれば必ず解けるという確信はどこから来るのだろう?追い詰められれば追い詰められるほど、脳内のどこかが喜んでる、伊達に40億年生き延びてはいないんだ、俺に任せろって。

2022年 1月1日(土) 年賀状

教え子や旧職場でお世話になった方に向けて出した年賀状、定年退職後もまだまだ頑張ってますよと伝えたくて、ちょっと真面目過ぎ、硬すぎたかなと思いつつ。

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