空気の流れ&水の流れ

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2022年11月~

4月9日 生ニンニク VS. イースト菌

生ニンニクが雑菌の繁殖を抑えて鮮魚の鮮度維持に役立つことがわかったが、それならばイースト菌の働きも抑えるはず、これは試してみよう。

いつも通りホームベーカリーにセット。具はたっぷりのホウレンソウとウィンナーソーセージの細切れ。いつもと異なるのは200CCの水に中国産ニンニクの小片数個をブレンダーで粉砕混入してある点だけ。

さて出来上がりは一応パンの外形を留めているが、容積が半分以下。食感はしっとりした蒸しパン。冷えてくると更に容積が減り1/3以下に。食感はウイロウだ。このウイロウ状態の薄切りを熱風調理器180℃で数分加熱、香ばしくカリンとした食感に変わった。この状態が一番おいしく感じたが、それが本題ではない。

生ニンニクはイースト菌の働きを強力に抑制した!検証終わり(*^-^*)
左はウイロウ状態、右はカリンと香ばしい

4月8日 賞味期限

私の週に1度の贅沢は、漁港前の魚屋で鮮魚を購入すること。予算は1000円ほどだ。
できれば数日かけて味わいたいが、鮮魚は傷みやすい。そこで
①甘口醤油に安価な中国産ニンニク数片を皮付きのまま入れてブレンダーで粉砕攪拌
②刺身の柵や粗をビニール袋にいれて①を加えてよく揉み冷蔵庫で保管。

刺身の柵を袋から取り出すと外見は美しくないが、包丁を入れた切り口は新鮮そのもの、十分寿司ネタになる。

丸4日経ったタイの粗をから揚げにした。
①一口大に台所ばさみで切り分けて、片栗粉をふる
②電気フライヤーで高温4分揚げる。
③熱風調理器200℃に入れて4分
ヒレや柔らかい骨は香ばしくサクサク食べられて、カルシウムの補充になる。骨の隙間に挟まれた肉も、ホロリと口に転がり込んで、いい味がついている。

鶏の唐揚げよりも魚の粗の唐揚げを美味しく感じるのは、歳のせいもあるだろうが、身体が喜んでいるように感じる(*^-^*)

4月7日 防災対策 その2

やっと新調した3台の3Dプリンターの設置が終わった。本来は掛け軸などを吊るす場所だろうが、幸いそのような高尚な趣味はない。棚を設えて3Dプリンターと昇圧器を載せた。この昇圧器で3Dプリンター6台分の115V電源をまかなえるはずだ。

大地震の際彼らが飛んでくると大怪我をする。まず彼らに自分自身の足かせを作らせた。ついでに鴨居の上に設えた本棚用のブックエンドも・・・・・
足かせ
ブックエンド

4月6日 たこ足配線

押し入れの中には6テラのハードディスクが6台、購入時の箱に入って内容のメモをつけて並んでいる。定年退職後2年間の苦闘の墓標だ。

床の上には乱雑に積み重なって、記憶容量が不足して致し方なく買い足してきた同型のハードディスクが6台、2台のデスクトップコンピュータにつながっている。たこ足配線もいいところ、まさに戦場だ。

ひょんなことから電気容量オーバーでブレーカーが落ち、すべての計算がストップしてしまった。次の論文提出期限は7月24日(日本機械学会2023年度年次大会)、4カ月後だ。心のどこかでこのまま計算を続けてはいけないと言っている。
1)床に散らばっているハードディスクを整理して押し入れに片づけよ
2)数台のハードディスクを載せられる台を準備せよ
3)たこ足配線にならないように複数のコンセントを床より上に新設せよ
と・・・・・・

丁度、論文作成に必要なデータとそのための計算手法が明らかになったところだ。仰せに従うことにしよう。

4月5日 ホームベーカリー

ホームベカリーはよくできている。ドライイーストだけでなく、ドライフルーツなどをタイムリーに自動的に投入してくれる。ただ惜しむらくはドライフルーツなどの自動投入容積が少ないことだ。投入時にブーとブザーで知らせてくれるので、気が付けば追加投入できるのだが・・・・・
私はよくブザーを聞き逃し、ああもう少し投入したかったのに・・・と残念に思うことが多々ある。何か工夫はないものだろうか?

添付図のような筒と投入補助のピストンを3Dプリンターで作成した。ピストンには水を入れて重さを調節する。
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懸案の庭のヨモギを練り込んだヨモギパンを、この装置を使って焼いてみた。筒の半分以上の高さまでヨモギが占めたが、うまく投入できていた。私が気が付いたのは練り込み動作が完了後しばらく経ってからだった。やはり私には必需品のようだ(*^-^*)

4月4日 防災対策

ラジオから防災対策の専門家の話が聞こえてきた。彼女は大震災に遭ってテレビが顔に飛んできて大怪我をした経験を持つ。

『高いところに置いてある重いものは、自分に向かって飛んでくると考えて固定すること。絨毯の下に滑り止めシートを張る前に、本棚に滑り止めシートを張りなさい。本がバラバラと自分に降り注いできます。滑り止めシートは百円ショップにあります。』

説得力ある~~!!!つい先日鴨居の上などに総計9mの本棚を設えたところだ。認知症の母と楽しもうと購入した子供向けの本がびっしり並んでいる。子供向けの本はしっかり作ってあって表紙が固い。落ちて来れば痛かろう。

教えに従いすぐに百円ショップに行き、45cm×150cmの滑り止めシートを買ってきた。15cm×150cmに3分割して、本の下に敷いた。

棚の上にある重いものをどう固定するかを考え中だ。

4月3日 雌雄同体 その3

砂浜に打ち上げられて往生しているアメフラシを見つける度に保護して、4匹在住中。

春の海藻の時期もやがて終わりがくるだろう。そのときのために茹でたワカメを冷凍保存してある。しかし冷凍庫は飽和状態。冷凍しても1年はもつまい。まだ海藻を捜せるうちに陸上の植物で代用品を見つける必要がある。

手始めにキャベツの葉1枚を電子レンジで加熱して柔らかくして与えてみた。食べてくれた(*^-^*)更に葉の上に2回目の産卵!海藻はフニャフニャ柔らか過ぎるが、キャベツは頼もしく思えたんだね。そういえば1回目も空気送入金属部品に絡めて産み付けた形跡があった。これで1年間通して飼えそうだ(*^-^*)
食み跡

4月2日 カサゴ

獲りたての小さなカサゴ4匹350円。迷わず購入。「お腹出しますか?」「いえ、自分でします」と持ち帰る。

エラも内臓もピンクで美しく無臭。この鮮度を保持して後日食べたい。甘口醤油にニンニクの小片を皮付きのまま入れてブレンダーで攪拌、保存用たれを作る。ビニール袋にカサゴ4匹とたれを入れてよく揉み冷蔵庫へ。

さて今日はカサゴの唐揚げ、1匹ずつ揚げていく。片栗粉を入れたボールの中でたっぷりと粉をまぶす。もう一つのボールに移して余分な片栗粉を落とす。高温設定した電気フライヤ―に入れて4分、すぐに190度に熱した熱風調理器に移動。

数分後試食、頭からサクサクと食べていく、薄い醤油味。残ったのは中心にある背骨3cmだけ。熱風調理器の底には余分な油が溜まっている。4匹食べても胸やけなし(*^-^*)

4月1日 待てば海路の

安売りで3dプリンターを32000円ほどで購入した直後に元の値段の40000円近くに戻ってしまった。再び32000円で買えるチャンスは来ないかなあと気長く待った。やっと最初に購入した価格で購入できるチャンスがやってきた。2台を追加注文した。

同機種を数台所有するには意味がある。3dプリンターは20mmに設計しても20.3mmとか19.5mmのように機種によって出来上がる寸法に癖がある。一台一台に設計補正するのは大変なので、同機種を揃えるのが能率的だ。数台所持するのは、故障したときに仕事が止まらないためと、複数の部品作成時に3dプリンターの加工速度が遅いことをカバーするため。

安価な機種は中国産なのでそれを購入することになるのだが、電源110Vとある。場所と時間帯によるが日本の家庭に供給される電圧は100Vを切ることもある。どうもこれは3dプリンターにとってかなりしんどい状況のようだ、故障が増える。スライダックで電圧を上げて3dプリンターに供給してやると機嫌が良い。

それにしても今の日本車は何と性能が良いことだろう、故障がほとんどない。私の古い記憶では、路上でボンネットを開けて覗き込んでいる人をよく見かけたものだ。3dプリンターは何十年も前の日本車のレベルだ。今回購入した3dプリンターが今の日本車のレベルに近づいてくれているとよいのだが・・・・・

3月17日 学会発表

午前中にオンラインで学会発表をしました(日本機械学会関東支部総会講演会)。
内容はシミュレーションで円管乱流の管摩擦係数を算出できるようになったというお話。
とても暖かい雰囲気で聴いてくださって、感謝感謝でした。
こちらに、ご質問内容、講演論文、パワーポイント、サンプルプログラムをアップしました。

https://www.rockever.org/cont5/24.html
筑波大学

3月30日 メガネ その2

乱視と老眼がある私にとってメガネは必需品だが、消耗品でもある。自分の目の性能が劣化していくので・・・・・メガネにあまり費用をかけたくないので、メガネ量販店を利用することにした。一時に3つのメガネを作ってもらったが、費用は今までの店の1つ分にも満たない。

もちろんフレームは最も安価なプラスチック、この歳になって洒落ることもあるまい。先日うっかりお尻の下に敷いてしまったが、接続金具を無料で交換しただけで元に戻った。丈夫である。

①運転のときに使う遠方用メガネ
②パソコンモニターから壁掛け時計が見えるメガネ
③本を読むときに使うメガネ
の3種類だ。ほとんどの時間、②のメガネをかけて過ごしている、便利である(*^-^*)

レンズクリーニングは
①メガネ拭き
②超音波洗浄機
③レンズにハンドソープをつけて洗い流す
の3種を場合に応じて使い分けているが、③が最も効果的だ。メガネの存在を忘れるぐらい透明になる(*^-^*)

3月29日 ヒラメの粗

片栗粉を買ってきた。ヒラメの骨せんべいを作りたい。
電気フライヤ―で4分揚げたがまだしっとりしている。
2度揚げしてみたがイマイチだ。温度が十分に上がっていない。

方針転換、4分電気フライヤ―で揚げたらすぐに熱風調理器200℃の中に入れて再加熱。大成功!カリンと理想の骨せんべいになっている。余分な油も落ちている(*^-^*)

3月28日 雌雄同体 その2

アメフラシたちの水槽の中に不思議なものが浮いている。まるで中華の細麺だ。

調べてみるとこれがアメフラシの卵だそうだ。2週間ほどでかえるとある。

コップの水を取り替えながら、待ってみよう。アメフラシの赤ちゃんに会えるかもしれない(*^-^*)

3月27日 ヨモギパン

庭に柔らかいよもぎが生えている。これを使ってパンを焼いてみよう。上手に焼けて、端の2枚ほどを試食した。

ここでちょっと心配が・・・・・まさかヨモギに似た植物があって、毒を持っていたりして・・・・・ありました!!!トリカブト、クワバラクワバラ、疑わしきは処分。自分があの世に行くのは自業自得だが、人様に差し上げてなくてよかった~!!!

ヨモギの葉は、表面に産毛があり、柔らかく、トリカブトの葉はツルツルとのこと。次は安心して最後まで食べられるヨモギパンを焼きましょう。
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試食後、日課のハイキングに行ってこれたので、多分トリカブトは入っていなかったのだろうと・・・・ラッキー(*^-^*)
荒天後の雲の合間に富士がくっきり見えていました。
トリカブト
ヨモギ

3月26日 雌雄同体

小さな小さな水槽の中で、1匹増えて3匹のアメフラシとサザエ1匹が仲良く暮らしている。この上なく平和な世界が実現している。

彼らアメフラシは子孫を残すために争う必要がない。他者は皆子孫を残すための協力者だから・・・・・大きい小さいは関係ない、この小さな水槽の中は相思相愛のハーレム状態だ。

人を含め多くの動物はそうはいかない。少しでも優秀な子孫を残すために切磋琢磨する。悲しいさがだ。万物の霊長と威張ってみても、平和一つ作れていない。他者を支配したいという欲望は、アメフラシにはない・・・・・・

3月11日 2時46分

市の防災無線が、時刻になったら黙とうしましょうと呼びかけている。

墓参を済ませて浜に出たのが丁度2時46分。

まだまだ生きるつもりだった多くの人々・・・・無念だったろうなあ・・・と思いを馳せる。

心肺停止するまでは真剣に活きてみますと、海に向かって静かに手を合わせる。

3月24日 トンビ その2

トンビに焼きたてアンパンの半分を奪われたとき、彼は私の右手親指に小さな傷を残していった。市立図書館分室に立ち寄って消毒し、いきさつを話した。「みんな、1回はやられています。」との反応。

そんなに頻度多く襲ってくるならば、恐竜の子孫と遊んでみよう。3Dプリンターでアンパンモデルを作った。中央に紐を通す穴がある。次に焼きたてアンパンが手に入るのは水曜の午後3時。それまでに彼らと遊ぶ方法を考える。

私は砂浜に座って本物のアンパンをかじる。そのわきに袋から半分出たアンパンモデルを置けば、アンパンモデルの方を奪いにくるだろう。さてその先をどのような展開にするか・・・・・(*^-^*)

3月23日 粗

粗は魚の最もおいしい部位の集合体(*^-^*)漁港前の魚屋で、粗があれば必ず買って帰る。
「これは何の粗?」「コチだよ、身がまだ沢山ついているから、から揚げにすれば美味しいよ」と売り子の女性が食べ方を教えてくれた。大きなマゴチ1匹分の粗、300円。

”マゴチ 粗 から揚げ”と検索して、ざっくり作り方を頭に入れて、あとは自分流。
①軽く塩を振る
②片栗粉がないので代わりに薄力粉をまぶす
③電気フライヤーの中温で4分、少量ずつ何回にも分けて揚げる

粗熱が取れるのを待って次々に口に運ぶ。ホロリとジューシーな身が転がり込む。いい塩加減だ。ヒレもカリンと揚がっていて美味しい。

お腹いっぱい、夕食終わり(*^-^*)

3月22日  トンビ

海辺の町の小さな小さなパン屋さん。ここのアンパンが絶品だ。餡が自家製で甘さ控えめ、小豆の香りが素晴らしい。これを味わうには焼きたてに限る。自宅に持ち帰らず海を眺めながら味わう。

右手にアンパン、目はフクロフノリを捜して、ゆっくりと波打ち際を歩きながら味わっていた。突然右手に鋭い痛み、アッ、餡パンがない、身体を垂直に立てて、大きなトンビが餡パンをしっかり掴んで海の方に飛び去った。「お見事!!!」と感嘆の声が出た。

餡パンの半分を失ったが、フクロフノリは大漁だった(*^-^*)

3月21日 海辺点描

フクロフノリが砂浜に点々と打ち上げられている。昨夜ストックすべてを天ぷらにして美味しく頂いたところだ。ありがたく指先で摘まんで歩く。

波打ち際の岩の上に音楽家らしい若い男性がバイオリンを奏でそうな格好で立っている。カメラマンらしい若い女性が狙っている。興味津々だ。しばらく観察した後、「一曲弾かないんですか~?」と大声で問いかける。「え~~?」との反応。「弾かないの~?」とたたみかける。「はい、弾きません。」と男性は俯いてしまった。「な~んだ、つまらな~い!」とあとにしたが、頼めば弾いてくれたかも。波の音とバイオリンの共演、聴いてみたかったなあ・・・・・えっ、業務妨害?確かに、確かに。好奇心の方が先立つものですみませ~ん。

トンビが枝をくわえて舞っている。丘の斜面の木々の中に消えた。あそこで巣作りか~、子育ての時期が始まるんだね。
フクロフノリ

3月20日 安否確認

この頃妹と連絡をとっていないなあと
「お元気にしておられますか?体調は如何ですか?
アメフラシを2匹、サザエを1匹を飼っています。毎日水替えをするために、二日に一度水汲みに行っています。日々のお墓参りのついでに、浜に打ち上げられたワカメを拾って、エサにしています。柔らかいところは彼らが、茎の部分は私が・・・・・」
とメールした。

すぐに返信があった。季節の挨拶文の後に
「ところでワカメを召し上がるのはどなたでしょうか…飼う対象と考えたことがない方々なので…食べる様子はどんなかなぁと…」とある。

肝心の体調の回答がない。万全ではないが何とかやっているというところなのだろうと、
「海藻は浮きます。アメフラシたちは側面のガラスをよじ登り、水面に浮かぶ海藻をキャッチして、組み敷いて食べています。翌朝はきれいに無くなっています。サザエについてはよくわかりませんが、アメフラシが底まで連れてきてくれた海藻を食べているのかも。
初めに小さなアメフラシを見つけて飼い始めました。その子が環境に慣れたころ、身長が2~3倍、重さが十数倍はありそうなアメフラシを連れ帰りました。大きな方が小さな方をいじめるようなことがあれば、大きな方を「プーチン」小さな方を「ウクライナ」と名付けて、ウクライナの味方をしなければと心配したのですが、杞憂でした。2人はとても仲良し、チュッチュッの仲です。
くれぐれもご自愛ください。」
と返しておいた。

3月19日 本棚

認知症の母を預けた施設に4年間、お昼と夜の食事の介護に毎日通った。母と一緒に楽しむために子供用の本を古本でどっさり集めてある。

私もこれから精神年齢が幼くなっていく。母のために集めた本を自分用に手の届くところに置いておきたい。床スペースをとらずに収納するには鴨居の上に棚を作るのがよさそうだ。

幅180mm、長さ4m、厚み20mmのしっかりした板を2000円ほどで手に入れるこができた。真下を人が通らず、鴨居の上が壁で、両側にしっかりとした柱がある場所を捜す。

仕事部屋に1.8m
階段上に0.9m
トイレ1に1.8m
トイレ2に0.9m
合計5.4m分の棚を設えた。

乗っけるだけで、2.7mの棚板を設置できる場所を発見!
3枚目の板を買ってこよう(*^-^*)
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整理すると同じ本が何冊も・・・・・
「もうぬげない」ヨシタケシンスケ
「スーホの白い馬」大塚勇三・赤羽末吉
「100万回生きたねこ」佐野洋子
「あの路」山本けんぞう・いせ ひでこ
みんないい本ばかりじゃないか・・・・
「こんないい本が何故こんなに安く」とついつい手が出てしまったのだろう(笑)
「古本でよければ」とどなたかに差し上げましょう(*^-^*)



3月18日 実験中 その2

ラジオでニンニクの効用を聞いた。どれどれと本も読んでみた。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4576081489/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o02_s00?ie=UTF8&psc=1

国産ニンニクは粒が大きく使い易いが高価だ。中国産は安価だが粒が小さく手間がかかる。中国産を手間をかけずに使う方法は・・・・・・評価の高いニンニクつぶし器を購入
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01CCBJCXA/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o03_s00?ie=UTF8&psc=1
ピストン側に小孔まで押し込む突起がついていて、つぶれたニンニクのすべてを手軽に取り出せる。薄皮をつけたままプレスしても、薄皮だけがプレス器に残っている。

道具立ては揃った、さて何から始めよう。もっとも簡単な推奨レシピは「牛乳に入れて暖める」、有効成分の損失が少ないとのこと。電子レンジだけで味わえる。

身体への効果はゆっくり確かめます・・・・・
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この道具立てで、皮つきショウガもOK。皮だけがプレス器に残る。
ついでにホット ショウガ牛乳も(*^-^*)
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ニンニク牛乳とショウガ牛乳を試飲して3時間後、雨の中日課のハイキング。いつもより身体が軽かったかな、暗示にかかっているのでなければ効果あるかも(笑)

3月17日 カップル

昨夜より小さなアメフラシが大きい方の背中にピッタリくっついて動かない(図1)。まるでおんぶしてもらっている子供のようだ。何をしているんだろう?水替えのためにボールに移したときも離れなかった。

ネットで調べてみると『雌雄同体で頭の方に雄の生殖器官を、背中に雌の生殖器官を持つ。前方の個体の雌の器官に、後方の個体が雄の器官を挿入するといった形で、何個体もつながって交尾する。』とある。
https://www.weblio.jp/wkpja/content/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B7_%E5%BD%A2%E6%85%8B

狭くはあるが三食昼寝付きの環境、受け入れてくれているようだ。
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交替、今度は大きな方が小さな方の背中にくっついた(図2)。

祖先がどのような環境でも子孫を残す努力をしてくれたお陰で、私共は今生きている。
図1 上方から撮影 小さな方が大きな方の背中にくっつく
図2 側方から撮影 大きな方が小さな方の背中にくっつく

3月16日  実験中

古い自宅の壁を自然にツタが包んでいる。
良い点は
1.夏、太陽光を遮断して室内の温度上昇を緩和する。
2.冬、葉を落として太陽光を遮らない。
3.秋、紅葉が美しい。
4.住宅地に緑を増やす一助になる。

わかっている問題点は、
1.落ち葉がご近所の迷惑になる。
2.スズメバチが巣を作っていたが、葉が落ちるまで気付かなかった。

ネットで調べると
雨樋を詰まらせ、外壁を痛めるとある。

功罪相半ばするというところだろうか。
いざとなれば根元を切断すれば済むので、気楽に実験中である。

好奇心の赴くまま、家もアメフラシも実験対象(*^-^*)

3月15日 子供との対話

日課のハイキングの途中、アメフラシのために海藻を採取していると、小学生らしい女の子2人が近づいてきた。小学5年生だそうだ。潮だまりに小魚が群れていることを教えると、すっかり打ち解けて色々な話をしてくれた。

「コロナが普通の風邪になる」と話し出した。???ウィルスは変わらないし、死亡率も高いのだが、何を言いたいのだろうと説明を待つ。「3月中旬からマスクをしなくてよくなる」ことが言いたかったのだ。「私もマスクは息苦しいし表情が見えないので嫌いです。」と相槌を打つと、万歳と飛び上がって喜びを表した。小学5年生の自分はこんなに天真爛漫だったけと思いながら、いや子供たちにとってマスクをつけての学校生活がいかにプレッシャーだったかを意味しているんだなと考え直した。

「ニュースは暗い話ばかりなので、学校生活が楽しそうでうれしく思います。何か大変なことはありますか?」と尋ねると「革命」との答えが返ってきた。?????何のことだろう・・・・AI革命のことだとわかった。「AIはまだ発展途上で、悪用すると大変なことになりますね」と相槌を打った。AIが人類に戦いを挑んできたらと彼女の想像は膨らむ、エイヤーとAIをやっつけるんだとジェスチャー。「その時は電源を抜きましょう(笑)」と話を収めたが、杞憂だとは言い切れないなあ・・・・・

天真爛漫な子供との対話は、新鮮だった(*^-^*)

3月14日 海藻採取 その3

アメフラシのために満潮時に水を汲みに行く。ついでに打ち上げられている海藻を拾ってくる。先日天ぷらにして味を占めたフクロフノリを捜しながら、初めて見る海藻のサンプルを持ち帰る。

フクロフノリは270gもあった(*^-^*)そして持ち帰ったサンプルを図鑑で調べると、ヒジキとアカモク。食材として使ってきた乾燥ヒジキと生のヒジキの違いに驚いた。
ヒジキ
アカモク(食用)

3月13日 乱流研究 その7

直径の10倍の計算領域で計算している間は気付かなかったが、直径の100倍の計算領域で計算を始めて、いままで提唱し使用してきた計算方法に重大な欠陥があることが判明した。
その不都合を生じる原因を特定するまでに長い時間を要した。しかしその原因は根源的なもので排除することができない。その原因が醸し出す不都合をどのように封じ込めるかを、思いつく限りの方法で試してきた。十指に余るプログラムを同時進行させて、結果を注視してきた。目的を達成できたのは、たった一つだけ。
1.欠陥の判明
2.原因の究明
3.解決方法
がやっと揃った。この研究結果は9月に開催されるであろう日本機械学会年次大会で発表することになる。
定年退職後、乱流の研究などしても一文にもならないが、このハラハラドキドキの連続、悶々と解決方法を模索する活動の連続が、ああ活きているなあと実感させてくれる。

3月12日 海の中の季節

陸の上でいろいろな植物の芽吹く時期が異なるように、海の中でも海藻によって幼い株が成長する時期にずれがあるようだ。ついこの間まで、海が荒れた後に浜に打ち上げられる海藻はワカメだったが、今はもうワカメはほとんど見られない。その代わりイソモクが大量に打ち上げられている。

人はイソモクを食する習慣はないようだが、アメフラシは食べてくれるかな?アメフラシもNOのようだ、なかなかグルメじゃないか。彼らが好む海藻を捜してやらねば・・・・・
イソモク

3月11日 海辺のハイキング

海辺のハイキングは面白い。色々収穫物があるからだ。

フクロフノリが食べられるとのことなので、砂浜に点々と落ちているフクロフノリを指で摘まみながら集めてきた。ちりも積もればで100gもあった。ネットで食べ方を調べると、天ぷらが美味しいとある。早速試したところ、初めての食感、乙な味だった。

砂浜の波打ち際、大きなアメフラシがゴロンゴロンと波にもてあそばれている。ここでは彼が食べる海藻もない、連れて帰ることに。体長は今飼っているアメフラシの2~3倍、太っていてずしりと重い。体積、重さにすると十数倍はあるだろう。

小さな水槽の中で仲良く暮らしてくれるだろうか、不安である。もし新参者の大きなアメフラシが小さなアメフラシをいじめるようなことがあったら、新参者を「プーチン」、小さな方を「ウクライナ」と名付けて、ウクライナの味方をしよう。

ところが驚いたことに水槽の隅で固まったのは新参者の大きなアメフラシ。小さな方は今まで通り水槽の中を自由に闊歩し、とうとう新参者の上にマウンティング。アメフラシの遺伝子の中には「他人の領域を荒らさない」という憲法が組み込まれているのかも。本物のプーチンに見習わせたい。
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水替えをした。先住者の臭いがなくなったからだろう、新参者の大きなアメフラシが活発に徘徊し始めた。これからが本番だ。二人は仲良く暮らしていけるのだろうか?
大丈夫そうだ、二人仲良く海藻に頭を突っ込んで食事を始めた(*^-^*)
フクロフノリ

3月10日 サザエ

6個300円でサザエを買ってきた。元気なのは1匹だけ、アメフラシと同居させることに。サザエを入れると、アメフラシは水槽の隅で固まった。未知の生物が隣にいることを察知したんだ。同居は無理かしらんと心配していると、数時間後今まで通り水槽の中を自由気ままに移動して、海藻をもりもり食べ始めた。
今はもう、サザエの横で添い寝したり、サザエに巻き付いてみたり、サザエに対する遠慮は全くない。逆にサザエは水槽の片隅の底に吸い付いて身動きしない。アメフラシに圧倒されている感がある。

元気がなかった5個は、すぐに電気蒸し器で加熱し、殻から取り出して冷蔵庫で保管。さてどうやって味わおうか・・・・1つはコップに入れて、日本酒を注ぎ、電子レンジで加熱してサザエ酒に。何杯お代わりしても濃厚な味わい(*^-^*)
残りの4つはサザエの炊き込みご飯に。ついつい全部食べちゃった。今日は炭水化物のとり過ぎだ・・・・・・

3月9日 富士

海辺の町に長く滞在しているが、こんなにクリアに富士が姿を現すのは稀有である。久しぶりにカメラを持ち出した。

3月8日 漁港

小さな漁港のコンクリートのスロープの上には、所狭しと漁師小屋が建ち並び、それぞれの小屋の前のスロープに漁船が引っ張り上げられている。どうやって漁船を引っ張り上げるんだろう?
漁師小屋で作業中の年配の男性に訊いてみる。
「この船をどうやって引っ張り上げるんですか?」「機械でだよ」
「すみませんが、その機械を見せていただけませんか?」
漁師小屋の裏に案内してくれた。大きな電動式ウィンチが設置されている。
「このウィンチでどのようにして引っ張り上げるんですか?」「滑車を使って、ロープを船までもっていくんだよ。皆それぞれ、ウィンチをもっているんだよ。」
「わかりました、ありがとうございました」と深く頭を下げてきた。

小学生のころからの質問魔が、ついつい顔を出す。親切な漁師さんに会えて、幸せでした(*^-^*)

3月7日  ワカメ

砂浜のハイキング、お昼間に大きく潮が引くようになってきた。
沖から若い男性が乗った漁船が帰ってきた。どのようにして砂浜に船を上げるんだろうと観察する。船から下りて、船首を沖に向けなおす。タイヤのついた台車を船の下に潜り込ませる。船尾にロープを結ぶ。すると若い女性が運転する軽トラックがバックでスルスルと船に近づいて来た。ロープを軽トラックが引っ張って、あっという間に砂浜の奥まで船を引っ張り上げた。お見事、つい手を叩いてしまった。
船には浜で拾うワカメとは全く違う、大きく育ったワカメがどっさり積んである。「茹でてから干すんですか?茹でずに干すんですか?」と訊いてみた。茹でてからとのこと。

ワカメが打ち上げられていないか注意しながらのハイキング。あっちにも、こっちにも小さな株が落ちている。拾ってはビニール袋に入れながら歩く。ビニール袋がパンパンになったところでリュックにしまう。アッ、また見つけてしまった。ビニール袋の予備はないので、左手にぶら下げながら歩く。

小型犬を連れた年配の女性から声がかかった「いっぱいですねえ」「お使いになりますか?」と返した。「いえ、ありがとう」との返事。

小学校4年生ぐらいの男の子2人、女の子2人が道いっぱいに広がって、仲良くボール遊びをしている。いい光景だ。さてどこを通ろうかと迷っていると、男の子が「ワカメ?」と訊いてきた。「そう、ワカメ、ワカメ。この時期はたくさん落ちているんだよ。」と通してもらった。

リュックの中のワカメとぶら下げてきたワカメを合わせて2kg。さっと湯がいて冷蔵庫にしまう。漁師さんが生活をかけて採っているのに、落穂ひろいでこんなにたくさん、申し訳ないような・・・・・

3月6日 アメフラシ

7個のサザエは、残念ながらすべて私の栄養となってしまった。採ってきた海藻を生で与えても、湯通しして与えても、食べてくれなかった。海藻を底に沈めて食べ易くしたんだけれどなあ・・・・・

色々な調理方法を試しながら、お別れの儀式。
1.熱風調理器で加熱
2.電子レンジで加熱
3.マグカップに牛乳とサザエを入れて電子レンジで加熱
4.電気蒸し器で加熱

1.は身が縮んでしまうのでイマイチ
2.はロケットのようにサザエが飛び出してきて、面白くはあるが、調理法としてはイマイチ。
3.は斬新で、再び試してみたい。
4.が一番安定した調理方法。身がふっくらと仕上がり、殻を振るとスルリと肝まで出てきて、手間いらず、お勧めだ。
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さてサザエと同居していたアメフラシは元気いっぱい。海藻は浮いてしまうのだが、彼は4方のガラス側面を上手に利用して水面すれすれまで移動しながら、浮いている海藻を上手に捕獲して食べている。大したものだ。

3月5日 海藻採取 その2

日課の海辺の町のハイキング、波消しブロックと防波堤を越えて、波しぶきが頭からかかる。日中、潮位は満ちたままだ。これだけ荒れれば、若いワカメが根こそぎ剝ぎ取られて漂っているはず。

夜8時に再び砂浜へ。潮が引いて砂浜の広いこと、波はず~っと、ず~っと沖の方。さてワカメはあるかな・・・・あちこちに点在、拾って歩く。用意してきたチャック付きのビニール袋には収まらない。折り畳み式のリュックに直接入れて持ち帰る。
まず重さをはかる、2.5kg。風呂のふたの上に並べて記念撮影。

若く柔らかい生ワカメ、自然の恵みをご近所にお裾分けしよう(*^-^*)
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ワカメがしがみついていた岩のかけらを取り除くと、正味のワカメの重さは1.6kgだった。ワカメ君、君が弱かった訳じゃない。たまたましがみついた岩が、君が波から受ける力を支えきれずに欠けてしまったんだよ・・・・・ご馳走様
潮位
収穫

3月4日 優先度

パソコン上でいくつもの乱流計算が走っている。そろそろ6テラのハードディスクがいっぱいになりそうなので、後々使えそうな計算中の結果だけを、新たに購入したハードディスクに移したい。ところが、この移動作業が遅々として進まない。

パソコンに優先度を指示する方法を検索した。
https://pc-karuma.net/windows-10-process-priority/
移動作業の優先度を上げる・・・ところが全然速くならない?

乱流計算の優先度を下げてみた。やっと移動作業がサクサクと進みだした。
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人間関係でも同じかも・・・・・
「これ早くやってよ」とせっついても、すんなり受け入れてもらえないが、「今やってくれてる仕事、後回しでいいよ」と言えば、快く受け入れてもらえるのでは・・・・・
パソコンて、こんなに人間臭かったっけ?

3月3日 人工光合成

子ども科学電話相談を聞いている。小学校3年生の男の子の質問「人間も機械を使って植物のように光合成ができるんですか?」
「2年ほど前に、太陽の光と水と二酸化炭素を使って、澱粉を作れるようになりました」との答え。

ホ~、人類の夢だった、それができるようになっていたのか・・・・・質問者の少年もできないだろうと思っていたとのこと。

目を見張るような進歩をしているのは情報分野だけではなかった(*^-^*)

3月2日 海藻採取

サザエとアメフラシのために、砂浜に打ち上げられる海藻を採取している。早春に出会った海藻は図のとおり。ワカメとアラメは私も美味しくいただいている。

彼らの活性は水温によって大きく左右されて、寒気がくると途端に元気がなくなる。水温を一定に保つ装置をつけてやることにした。

3月1日 メガネ

a)私は乱視があるので、遠くを見るときにも、乱視矯正用のメガネが必要だ。運転するときに使う。2mほど離れた点から宇宙までをカバーする。
b)本を読んだり、手仕事をするときのために、乱視+老眼鏡を使ってきた。手元からパソコンモニターの範囲をカバーする。
この2つのメガネで長らく暮らしてきた。炊事、掃除、洗濯などはa)もb)もかけずに済ませてきた。
c)50cm離れたパソコンモニターから部屋の掛け時計までがしっかり見える、乱視+老眼鏡を作ってもらった。
今は日常生活のほとんどをc)のメガネをかけて暮らしている。風呂にこのメガネをかけて入ってみる。湯船の汚れが気になる。今まではボーっとしか見えていなかった・・・・・

若人が老人宅を訪ねて何となく薄汚れていると感じるのは、老人がずぼらになったわけではない、ただ細部がはっきりと見えていないだけなのだ。パソコンモニターを見る姿勢も、背筋を伸ばして、離れて見る習慣がついた。

私はこのメガネのお陰で若返ることができた(*^-^*)

2月28日 ベルト

童話本の棚を作ろうと、右往左往していると、室内履きの下でペキッと音がした。棚が完成した後に、音の正体がわかった。愛用していた、自衛隊も使っているというベルトのプラスチック製バックルを壊してしまった。
自衛隊も使っているというだけあって、一度締めると緩まない優れもの。2年以上その性能を維持していた。緊急事態中にベルトが緩んでは仕事にならないだろうから、流石である。
信頼していただけにベルトはこれ一本しか所持していない、困った。すぐに同じものを発注、明日着とのこと。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01N4LXZWY/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

日課のハイキングはさぼれない。ズボンを時々ずり上げながらいつものコースを楽しんできた。獲物はワカメ一株とアメフラシ一匹、袋の中でアメフラシがしっかりワカメをくわえているには驚いた。度胸があるのか鈍いのか、サザエと同居してもらうことに。

2月27日 童話

認知症の母がお世話になっている施設に、4年間昼食と夕食の介護に出かけた。食後母と童謡を歌ったり、童話を読み聴かせたりして、私自身も楽しんだ。母の昔の記憶は正確で、私が歌詞を見ながら歌うのに対して、母は正確に歌詞を記憶していた。童話の本は講談社のお話絵本館24巻とお話童話館20巻を古本で揃えて母と一緒に楽しんだ。

昨年暮れ母の13回忌を済ませ、今度は私自身のために、幼少期読めなかった童話を読み直そうと、納屋から全巻引っ張り出してきて、手の届く範囲に収納しなおした。

今日は”ブレーメンのおんがくたい”、”しらゆきひめ”、”マッチうりの少女”、”はだかの王さま”、”イーダちゃんの花”、”どんぐりと山ねこ”、”やまなし”を絵を楽しみながら読んでみた。ひらがなが多いので、英語のように単語と単語の間にスペースを入れて、読みやすくしてある。

なんとなく心がホッコリ、齢七十を超えての情操教育(*^-^*)

2月26日 形成外科 その2

友人に状況報告
左足踵から脹脛にかけて、腫れて熱を持ち、歩くのもつらいほどの痛みがあり、かかりつけのクリニックに診察依頼をしています。受け入れ可能との連絡があり次第、運転して行ってきます。右脚でなくてよかった~(*^-^*)

友人からの返信
大変ですね。大丈夫ですか?もしかしたら雑菌が入ったのかもしれませんね。普通は解熱鎮痛剤と抗生剤を処方され、血液検査で菌の同定をすることになろうかと思います。私が 酔っ払って溝にはまり、右足を骨折したときは、 車で医者に行き、松葉杖で歩いて帰りました。

友人へ報告
ワーヲ、貴重なご経験談をありがとうございます。
抗生剤の錠剤、抗生剤入りの軟膏を処方されました。血液検査も受けました。ご想像の通りのようです。
そうですか、血液検査で菌の同定ができるのですか、知りませんでした。お陰さまで、自分の状況の把握ができました。ありがとうございます(*^-^*)

2月25日 乱流研究 その6

やっと不都合の原因を突き止めた。長く苦しい戦いだった。これで、理論構成上モヤモヤしていたものが、すっきり整理できる。この不都合が生じてくれてありがたかった。

理論構成を変更するとなれば、今まで積み上げてきた計算結果がこれによって変化するか否かを調べる必要が生じるが、この長く苦しい戦いに比べればどうということはない。まずはハードディスクを買い足そう(*^-^*)

2月24日 サザエのSOS

1匹のサザエが、水面から数センチ上のガラス側面まで登ってきた。これは水が気に入らないとのアピールだろうと、大急ぎで海に水を汲みに行ってきた。

二日に一度は水替えをしていたが、同じ海藻を入れっぱなしにしていた。多分海藻が腐りつつあったのだろう。

今は4匹仲良く底面に吸い付いている。サザエも意思表示ができるんだ
(*^-^*)

2月23日 再教育

私の幼児期、母が私に読ませる本がないと嘆いていた。戦後間のない時期の核家族で、生活することで精いっぱいだったのだ。子ども科学電話相談の子供たちは、図鑑を穴があくほど読み込んでいる。感心している。もし幼児期に図鑑があっても、私は乱視のため図鑑の小さな文字を読もうとしなかったかもしれない。私が読書を面白いと感じたのは大学に入ってからだ。乱視のメガネを作ってもらったことが大きい。

私は知識は逆ピラミッドだと思っている。根幹の大切な知識はさほど量は多くないが、それから派生した知識は甚大なものだ。ネット検索で派生的な知識はすぐに得られるが、根幹の体系的な知識を得るのは難しい。やはり根幹の体系的な知識は本を読むに限る。

海藻の名前を調べるために、図鑑を読んでみて、自分は根幹の大切な知識が欠けていると痛感した。図鑑一式を購入して、遅ればせながら、自分を再教育しなければならないと、早速発注した。

子ども時代に読むであろう文学作品もあまり読んでいない。幸い講談社の少年少女文学全集は手元にあるので、これも読んでみよう。

子ども時代に得ておくべき、根幹の大切な知識や考え方を得るために、齢70を超えての自分自身の再教育、トライしてみましょう(*^-^*)
逆ピラミッド

2月22日 生物学

高校時代の生物学の先生は素晴らしい先生だった。長身でスラリと白衣を着こなし、チョーク1本だけ持って教室に入って来て、すらすらと図や説明をきれいに板書しながら説明してくださる。私はその先生の実力と人柄に感銘を受けていた。

しかし、しかしである、あの長ったらしい横文字の名前の羅列、私の脳は拒否反応を示した。申し訳ないが、何も記憶に残っていない。

ただ一つ脳裏に刻まれた先生の言葉がある。「人間の赤血球は面白い形をしている。穴の開いていないドーナッツのようなペラペラの円板だ。哺乳類に進化したときからこの形になった。何故このような形になったのかまだわかっていない。」

この理由を解き明かすことができた。毛細血管を利用するためには、この形が有効であることがわかったのだ。子供をお腹の中で育てたり、脳を発達させるためには毛細血管の利用が必須だ。その物理的理由は日本機械学会論文集B編に収録していただいている。

https://drive.google.com/file/d/1pH1ElzKHoFXzIRUAeJIgwSuzoOWyubIf/view?usp=sharing

さて齢70を超えて生物学に初めて興味を持ったのは、サザエのお陰だ。サザエのエサのために、砂浜に打ち上げられている海藻を拾ううち、その名前を知りたくなった。海沿いに市立図書館の小さな分室がある。係の女性に「海藻の名前を知りたいのですが」と声をかけた。女性はすまなさそうに「子供向けのこの本しかありません。載っているかどうかわかりませんが・・・」と1冊の図鑑を紹介してくれた。

読んでみると内容が素晴らしい。海藻の名前もわかったが、生命の進化が明快に示されている図1に感銘を受けた。球の中心は40億年前の生命の姿、球の表面は現在の地球上の生命の状態。植物、動物、菌類に分かれて、それぞれ進化し繁茂している。

図2は植物の進化の過程、そうか海藻は庭の松や、朝顔のご先祖様だったんだ。齢70を超えて、生物学の1を勉強している(笑)

「素晴らしい内容だったので、自分でも購入しました。」と図書館に返却してきた。
図1 生命の進化
図2 植物の進化

2月21日 ワカメ

昨日採集したワカメの最も大きな株はみそ汁には大きすぎる、どう料理しようかと思案する。

まずは茹でて鮮やかな緑に。キュウリ、トマトと一緒に自家製マヨネーズで和えてサラダにしよう。豚肉をトッピング。昨夜焼いたドライフルーツ入りのパンを添えて、洋風朝食の出来上がりだ。

濃いめに入れた無農薬ダージリンの紅茶とともに海の恵みを美味しく頂いた。

2月20日 乱流研究 その5

悶々とした日々が続いていた。どうしても解決しないのだ・・・・・

どの場所でその不都合が発生しているのかを突き止めた。原因に思い当たる節がある。これならば対策を講じることができる。やっと心が明るくなった。

まずは日課の運動、雪の予報の中、心と身体を鍛えてこよう。面倒な作業を始める前に・・・・
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人っ子一人いない寒々とした浜辺でサザエのエサを拾い、熱燗用の安い酒をゲットして帰宅。

拾ってきた海藻の名前を調べよう。根付きの4株すべてワカメのようだ。漁港前の魚屋は早じまいしていたが、ワカメのみそ汁で身体を暖めよう。もちろんサザエにもおすそ分けします(*^-^*)
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一番小さな株をサザエの水槽にお裾分け。みそ汁には1株で十分すぎる量だ。まずメカブをゆっくり嚙んで味わい、生ワカメのみそ汁を堪能(*^-^*)

2月19日 大ヒラメの粗

300円で買った大ヒラメの粗が冷蔵庫に眠っている。いつものように煮て食べようか・・・・・もっと他の方法で食べようか・・・・・
小麦粉をふって、アルミ平底鍋に2mmほど油をしいて、表6分、裏6分弱火で加熱。
分厚い頭部も胴部も香ばしく揚がった。
頭部が特に食べ応えがあり、大満足(*^-^*)

2月17日 4機種目の3Dプリンター

4機種目の3Dプリンターを購入した。Anycubic Kobra Neoという機種だ。理由は3つ。
1.値下げ中で税込み32000円で購入できた(笑)
2.220×220×250mmを加工できる。
3.設計が新しい(一体型短距離押出機 停電回復機能 PEIばね鋼磁気プラットフォーム)

届く前に次の3つの動画を調べておいたので、組み立て、試運転は簡単だった。
https://www.youtube.com/watch?v=1Vi9y2tZMXU
https://www.youtube.com/watch?v=jhenwYCLrdo
https://www.youtube.com/watch?v=25x84AaiUpQ

使った感想は、使い易く静か、今のところ問題なし。

2月18日 カリフラワー その2

そうだカリフラワーの半分が残っていた、今度はどうやって食べてみようか・・・・・

カリフラワー、玉ねぎ半分、ジャガイモ1個をざく切りにして、牛乳と調味料を加えて電気圧力鍋で10分加熱。ハンドブレンダーで滑らかなペースト状になるまで攪拌。

本当に美味しい濃厚なスープができた(*^-^*)

2月16日 サザエ ロケット

弱ったサザエの2つ目の料理。小鉢に蓋を上向きにしてサザエをのせ、醤油を蓋の上に垂らして、電子レンジにかけた。音をたててサザエの身がそっくり殻から飛び出した。まるでロケットだ。サザエの身を殻から引っ張り出す手間は省けるが、電子レンジの掃除を余儀なくされるので、良い方法ではないし、肝が小さく縮んでいた。

弱ったサザエの3つ目の料理。電気蒸し器に蓋を上にしてサザエを入れ、醤油を蓋の上に垂らして加熱。試した3つの方法の内、この方法が最も良い方法だった。殻から身を取り出しやすく、プリンプリンの肝、柔らかく香ばしい身を味わえた。

残りの4匹はまだ元気、水槽の底を這っている。

2月15日 カヤモノリ

サザエのために採集した海藻の名前がわからない。近くにいた人に訊いてみた。彼はスマホで海藻の写真を撮り、ネットで調べてくれた、ラミナリアと言うそうだ。何か洋風の名前ですね、ルミナリエなら聞いたことあるけど・・・・・

帰宅後ラミナリアを調べてみると全く別物だ。やっと求める名前がわかったカヤモノリ。食用になるそうだ。
魚介類図鑑 カヤモノリ
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海藻と海草の違いも初めて知りました。
海藻は陸上の植物の祖先で根・茎・葉の区別がない。
海草は上陸した植物が海に戻った種子植物。

動物で言えば海藻は魚、海草はクジラかな。

カヤモノリ

2月14日 リングワンダリング

ラジオで初めてリングワンダリングなる言葉を知った。
「吹雪,濃霧,暗夜などのため視野を失い、方向感覚がなくなって,無意識のうちに同心円を描くように同一地点をさまよい歩くこと。」
八甲田山の大遭難の最終段階はリングワンダリングだったとのこと。

私も昨年暮れ、遭難しかけたときに経験した。真っ暗な藪の中を手探りで進むうち、あれっ、ここはさっき来たところだとがっかりしたが、あれがリングワンダリングだったんだ。

2月13日 乱流研究 その4

直径の100倍の計算領域で、収束条件を厳しくして円管乱流の計算を続けている。そろそろ乱れが自然発生し始めるころ、おもしろくなってくるぞ・・・・

乱れが自然発生し始めた。収束条件を厳しくしたことにより、計算の進み具合がどんどん遅くなる。各所で暴動が起きて手を焼いている政府のような仕事をCFDプログラムがこなしている。乱れが発生した場所の抵抗が増える。直径100倍の長い計算領域で流量を一定にしなければならない。苦労しているだろう。

野球の試合をテレビの前で応援している人と同じで、結果は変わらないのだがモニタリングしながら応援している。

2月12日 カジメとサザエ

小さな水槽の中に、根付きのカジメとサザエ7つを入れた。
水槽の水の色が茶色に変わり、サザエは殻に閉じこもった。
サザエの入っていない水槽の中の根付きカジメは、水の色を変えていない。
もしかして、カジメは捕食者を察知して、捕食者が嫌いな何かを浴びせかけたのでは・・・・
広い海の中では大丈夫でも、小さな水槽の中では、サザエはかなりダメージを受けたのでは・・・・
新たな環境にサザエを移して、生死の判定中。
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半数は殻を閉じたままだ、この子たちは食用にまわそう。

弱ったサザエをマグカップに入れて牛乳を注ぎ、電子レンジで加熱。殻から引っ張り出して、サザエの牛乳スープの出来上がり。サザエの肉も肝も磯の香りのスープも、飛び切りとは言わないまでも、なかなかの味。サザエさん、世界で初めての料理の具になったことを誇りに、成仏してくださいね(*^-^*)

2月11日 カジメとワカメ

砂浜でサザエのエサを採集中、同じように柔らかそうな海藻を拾ってはナイロン袋に入れて歩いている小柄な老婦人がいる。「こんにちわ」と挨拶すると、「どれ見せてごらん」と私の袋を覗き込む。「これはカジメ、ワカメはこっちだよ」と自分の袋の中の海藻を触らせてくれた。薄くて表面にぬめり気がある。そうか今までワカメだと思って食べていたのはカジメだったのか・・・・・

早速ワカメだけを取り出して、生ワカメのみそ汁を作り味わった。調べてみるとカジメも食用になるとある。私はいつも湯がいた後カンタン酢で味付けをしていた。トロトロの粘りが出てきて美味しかった。カジメの食べ方としては正しかったようだ。

サザエのお陰で、大風の後砂浜に行けば、大量の食糧が落ちていることがわかった。

2月10日 肩こり

私は子供のころから肩こりに苦しんできた。
2016年に購入したこの肩もみ器は、両手で揉む場所をコントロールする単純なものだが、肩甲骨のまわりとか、ココという場所を揉んでくれるように自由に設定できるし、強さも自分の意思通りだ。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00HT1P5F8/ref=ppx_yo_dt_b_search_asin_image?ie=UTF8&psc=1
いまだに同じ価格で入手できるようで、愛好者が多いのだろう。

2月9日 乱流研究 その3

不都合な解の傾向を打ち消すような手練手管はすべて拒否されてしまった。解が発散してしまうのだ・・・・・何もしなければ、不都合な傾向はあるものの、延々と計算は続く。

最後の手段、収束条件をもっとシビアに設定しなおしてみよう。オッ、不都合な傾向が消えそうだ。イヤ、もっと待ってみなければ何が起こるかわからない。

2月8日 植物採集

先日打ち上げられた海藻をサザエに与えたが、どうも気に入らないらしい。底面に吸い付いてじっとしていた。

海が荒れて砂浜に波が押し寄せる。柔らかそうな筒状の海藻を捜して回った。海藻は浮くので水面から底近くまでたっぷり与えてある。サザエたちは海藻の中に潜り込んで食べているのだろう姿が見えない。

サーファーの女性に「アカモクですか?」と声をかけられた。名前がわからず、「サザエにエサをやりたくて」と答えると、「すごーい」という声を残して、荒れた海に乗り込んでいった。

サザエのために海藻の名前を勉強しなければ(*^-^*)

2月7日 アンパン

海辺の町のハイキング、水、木、金しか開いていない、小さなパン屋。自家製の餡を入れたアンパンが焼きたてという。一度焼きたてを味わってみたい。

砂浜で海を見ながらいただこう。海からの砂と風が吹きつけて目を開けていられない。やっと波打ち際にたどり着いた。ここまで来ればもう砂は吹き付けない。

甘さ控えめのあっさりとした柔らかい粒あんが腰のある薄いパン生地に包まれている。ああこんな味だったのか・・・・持ち帰って再加熱して食べるのとは全く違う。このアンパンは焼きたてに限る。

2月6日 サザエ その4

サザエが元気がなくなって殻を閉ざしているのか、元気に歩き回っているのかを知るために真下から観察したい。
底部が透明な水槽と、45°に設置する鏡を発注した。台は廃材を利用して作成済み。
海水を採集するための10リットルタンクとヒシャクも入手済みで、ファットタイヤの自転車に載せて海水を運んできてある。
明日からサザエの様子を真下から観察できるようになる(*^-^*)
元気なうちは毎日のように水替えをし、浜辺に打ち上げられた海藻を食べらるけれど、元気がなくなったらすぐに私のお腹の中に入ることを、7個のサザエたちに伝えておかねば。

2月5日 乱流研究 その2

苦しんでいます、ここ何週間も。計算領域を直径の100倍の長さにしての円管乱流計算。
予期せぬことが色々起きて、その対応を何十種類も試し、反応を見ています。CFDを通して見ている自然は何を伝えてくれようとしているのか・・・・・・まだ自然の言葉を理解できずにいます。
今が一番苦しく、一番楽しい時間、研究者として一番やりがいのある充実した時間。
早く終わってほしいような、長く続いてほしいような・・・・・

2月4日 辛子れんこん

蓮根が手に入った。子供のころ母がよく辛子れんこんを作ってくれていた。辛子味噌を蓮根の穴に詰め込む手伝いをした記憶がある。

自分で作ってみようと思い立った。辛子粉とわさび粉を発注。どちらも昔は粉から練って作っていた。

子どものころを懐かしむなんて、歳のせいかなあ?
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甘めの生みそと辛子粉20gを混ぜて辛子味噌として、辛子れんこんを作った。辛さ加減は母のと同じだが、味が違う。私の方が味があるように思う。妹が母のレシピを知っているかもしれない、参考に聞いてみよう。
薄く切って口に入れると辛さでこめかみあたりがジーンと熱くなる。目が覚めるう!
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冷めてから味わうと、ツーンと鼻に来る辛みが抜けて、旨味が増している。初回にして母の味を超えてしまったようだ、再度作る価値あり(*^-^*)
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母が祖母から料理を教わったのは、第二次世界大戦後期、末期、敗戦直後だ。きっと何も欲しいものは手に入らなかったに違いない。材料豊富な今、私の第一作が母の味を超えて当然だ。
終戦直後、病弱だった私を苦労して育ててくれた両親に改めて感謝、感謝だ。

2月3日 サザエ その3

最後の1つのサザエも殻に閉じこもってしまったので、肝は生で、身は加熱して美味しく頂いた。
漁港前の魚屋で、採りたてサザエ7個500円とある。「小さくていいので、元気のいいのを下さい。飼ってみたいので」「皆元気ですよ」と7個を購入。
海水と浜に打ちあがった海藻を収集。実験用に保持していた小さな水槽に海藻を敷き、その上にサザエを並べた。さ~て、なついてくれるだろうか?

2月2日 サザエ その2

調理器具が届くまでのあと半日を、サザエさんにはもうひと働きしてもらうことにした。

昨夜3%の塩水を作って浸かってもらっている。足を少し出しかけているが活発には活動しない。そこで今から海の水を汲みに行くことに。

海の水に浸かったサザエと、作成した3%の塩水に使っているサザエで、どの程度活性が違うかを教えてもらおう。
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昨日予行演習で取り出しに失敗したサザエの肝は、殻の一部をプライヤーでへし折って、指が入るように加工した上で、引っ張り出して美味しく頂いた。

海水に浸かったサザエ2個、3%の塩水に浸かったサザエ3個は、人の気配のない場所に並べて置いてあるが、夜行性とのこと、今のところどちらも活動なし。暗い場所に移してみよう。
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夜になった、そっと覗いてみる。海水に浸かったサザエ1個だけが底にしっかりくっついているが、他はすべて殻にこもったままだ。調理道具も揃ったし、動かない子は食べちゃおう(*^-^*)

肝4つを取り出した。熱燗を呑みながら1つ1つ味わっていただく。残りの身は甘口醤油を垂らして電子レンジで加熱。柔らかくなっている、磯の香りだ!

海水に浸って頑張っている最後の1つには、海藻を浜辺で拾ってきてやろう。
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肝は生で、身は加熱して食べたいときに役立ったのは
オイスターナイフとプライヤー(or ペンチ)だった。

2月1日 サザエ

刺身用アジ二匹、地のサザエ6個で1000円。漁港前の魚屋で購入。

まずはアジを刺身と粗に。ショウガの小片を入れて湯を沸かし、粗を投入。灰汁をとって、味噌を溶き入れ、小葱を散らして出来上がり。何と濃厚な出汁が出ていること!
四つ切の海苔に、味噌、ワサビ、ショウガ、小葱をとり、寿司飯をのせて、最後に醤油にくぐらせたアジの刺身を包む。これまた濃厚な味!

サザエの刺身は明日の食卓に。しかし殻から取り出す自信がない。1つ予行練習をしておこう。失敗だ、中に大好きな肝を含む半身が残ってしまった。どうやって取り出すかを考える。色々方法は思い浮かぶのだが、どの方法も難点がある。ここはネットで調べることに。サザエ専用の道具を発見。オイスターナイフ、グレープフルーツ用ナイフと一緒に発注、明日着とのこと。サザエちゃん待っててね・・・・・・
サザエ専用調理器具
オイスターナイフ
グレープフルーツ用ナイフ

1月31日 不正利用

クレジットカードの不正利用防止のために、使ったらすぐにメールで知らせてくれるサービスがあることを知り加入した。身に覚えのない出費がないことを確かめられる。便利だし、安心感が増した。

ETCの利用についてはメールが来ない。わかるのは2か月後だという。代わりに”ETC利用照会”なるサービスがあることを教えてくれた。早速加入。

不正利用の手口が巧妙になっているのだろう。利用者にその都度確認をとるサービスは、最後の砦なのかも・・・・・

1月30日 風呂

歳のせいか寒さが堪える。乾燥で足もひび割れる。風呂を暖房機兼加湿器にできないかと思いついた。風呂のふたをせず、浴室の戸を開け放つ。

蓋を開けたまま沸かしなおして温泉気分で何度も湯につかる。その度に家全体の暖房兼加湿ができて、しかも脱衣所の温度もキープできる。

いいことづくめではないかしらん(*^-^*)

1月29日 形成外科

右脚大腿骨に不安があり、頼りにしている左脚のふくらはぎがパンパンに張って痛みがある。年末の遭難事件の折、両脚に擦り傷をたくさん負った。それからというもの、心当たりのない出血が膝から下に何度も出現した。もしかして寄生虫でも入り込んだのではないかと心配になる。

いつもお世話になっているクリニックに電話、受付の女性が詳しく話を聴いてくれて、形成外科の受診を勧めてくれる。発熱があるかを調べるようにとのこと。6度9分、平熱は6度未満なので、発熱ありとのことで当日の受診を可能にしてくれた。

形成外科とはどんなところか不安に思いながら急行した。若い先生が診察下さり、血液検査の結果は異常ないが、左脚にほてりがある。1週間分の抗生剤を処方してくださった。

1週間後の診察の結果、これで完治、寄生虫の心配はないと思いますとのこと。ここでやっと形成外科とはどんなところかをネットで調べる。『形成外科とは 形成外科は、主に体の表面にある病気の治療を行います。 体の浅い部分のけが、傷などはすべて形成外科の治療分野です。』とあった。これでやっと安心した。受付の女性の判断は正しかったのだ。

1月28日 乱流研究

所有しているコンピュータの性能に合わせて、直径の10倍ほどの計算領域で円管乱流の研究を続けてきた。
1.実験と一致する時間平均速度分布を自然に算出できる。
2.実験と一致する管壁が粗い円管の圧力損失を算出できる。
3.レイノルズ数が2300以下では層流を維持することが確かめられた。
ほぼ欲しい結果は得られたが、計算領域が狭いために、予め外乱を与えたり、入り口速度を中央付近の速度分布と置き換えたり、色々手を加える必要があった。

夢は直径の100倍の計算領域で、外乱を与えずただただ基礎方程式を解くと、どのような流れになるかを知ることだ。助走距離が乱流の場合直径の50倍ほどあるので、どうしても100倍の計算領域が欲しい。

所有しているコンピュータでトライするには、メッシュを細かくとることはできない。メモリーの上限を超えてしまう。粗いメッシュでもよい、まずはトライしてみようと計算を始めた。ワクワクしながらその行方を見守っている。

1月27日 ナップザック

左手で杖をついての海辺のハイキング。途中で買い物をすることも多い。折りたためるナップザックをポケットに入れて、出かけることにした。

歩いているうちにだんだんずり落ちてくる。何度も肩に掛けなおすのが煩わしい。ずり落ちてこないようにする工夫はないものか・・・・・

胸の前で両肩にかかている紐を近づけるようにすると、ずり落ちなくなることを発見。何か接続具はないだろうかと思案。長さ100mmの特大安全ピンを使ってみることに(*^-^*)
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ハイキングの前半で4.2kgの買い物をして、ナップザックに入れて運んできた。安全ピン対策はバッチリ、紐が丁度肩が凝っている部分に当たり、終始揉んでくれてずれることはなかった。大成功(*^-^*)

1月26日 メガネ その3

ネットで座り方を検索した。
腰に負担をかけない座り方

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座るときはイスに深く腰かけ、両足を地面につけて、背中を伸ばしましょう。胸を張って肩と頭を少し後ろに引きます。こうすると骨盤が垂直に立ち、背筋がまっすぐ伸びた美しい座り方になります。ただし、この状態を自力で続けるのは大変なので、背もたれを上手に活用しましょう。
イスに座ってPC作業などをする場合は、上で説明した正しい姿勢よりも少し膝を落とし、足は少し後ろに引く姿勢(乗馬の姿勢)が腰に良い姿勢となります。イスの高さは、座って肘を90度にしたときに肘頭が机や作業台の高さと同じになるように調節してください。』とある。

今までは目をモニターに近づけて作業をしていたが、「パソコンモニターから壁掛け時計までが見えるメガネ」を作ってもらったお陰で上記の座り方ができるようになった。モニターから距離を十分とった方が見易いので、椅子の背にしっかり背中をつけながら作業ができるようになった。ありがたい!!!

1月25日 雌雄

牛肉や豚肉は雌の方が美味しいと聞く。
漁港前の魚屋で、雄と雌のスズキが並んでいた。大きさも値段も同じだ。どちらにしようかと迷ったが、雌を選んで帰った。
ネットで調べると、魚を刺身にするなら雄が良いとある。理由は雌は卵に栄養をとられるからとのこと。知らなかった。
一晩おいてこれから握りずしにして食べるつもりだが、どの程度ダメなのかを味わおう。
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雌の刺身は癖のない柔らかい身で、味わい豊か。決してダメではなかった。
身の硬さプリプリ感で鮮度を主張しようとするなら、雄が良いのかもしれないが、鮮度が折り紙付きなら、雌の刺身は雄とは異なる価値がある。
大根と炊いた粗煮も逸品。すっきりとした味わい、脂もあった。

1月24日 カリフラワー

頭大のカリフラワーが200円、つい購入してしまったがどう料理しよう・・・・・
まず真半分に切ってみる、きれいな樹形が現れた。半身をざく切りにして電気圧力鍋に放り込む。玉ねぎをスライスして放り込む。手羽元3個も放り込んだ。牛乳を加えて、無添加鶏がらスープの素、塩、ガーリックパウダー、胡椒を加えた。そうだ生米を加えてリゾットになるかしらん。20分加熱。
予想を上回る美味しいリゾット、大成功(*^-^*)

1月23日  地球の寿命

子ども科学電話相談で、地球の寿命についての質問があった。

地球の寿命は100億年だそうだ、既に50億年を経過している。残り50億年の内生命が存在できる環境はその半分と仮定しよう。25億年はどのような長さなのか・・・・・
猿人が誕生して500万年、これを単位とするとわかりやすいのでは・・・・・・
恐竜が存在した期間は1億6000万年、人類が存在した期間の32倍だ。
25億年は人類が存在した期間の500倍。
地球の寿命が尽きることで、人類が絶滅することを心配する必要はなさそうだ。
そのずっとずっと手前で絶滅するように、多くの国々が絶滅の準備を競っている。

ここ百年の文明の進歩が、生物が穏やかに存続するにはあまりに激しいと感じるのは、私の歳のせいだろうか?
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人間の中身は変わらずに、道具だけが進歩する。その道具に頼り切ってむしろ中身は退化しているかも。体系的な知識を得る努力をしなくても、その場その場で必要な知識が容易に得られるから。私自身もその中の一人だ。

1月22日   青菜

土付きネギとホウレンソウ、小松菜、大根葉・・・のストックが増えてきた。どうすれば簡単に美味しく食べられるかを思案する。

ネギと青菜をざく切りにして、テフロンのフライパンで油を使わずに炒める(炒る)。無添加鶏がらスープの素と塩をパラリと加え、細切りにした豚肉を加える。卵を割り入れて水分を飛ばす。最後に電子レンジで暖めたご飯パックを投入し、かき混ぜれば青菜チャーハンの出来上がり。

どれ味見だ、青菜の青臭さも消えて、美味しいチャーハンになっている。繰り返し使えるレシピの誕生だ(*^-^*)

青菜のストックが順調に消化されている。

1月21日   流体力学講義 その2

流体力学の講義の約9割をアップした。
流体力学 基礎方程式
     基礎方程式

流体力学 慣性項を省略できる流れ
     Stokesの流れ

流体力学 粘性項を省略できる流れ
     ポテンシャル流れ

流体力学 境界層の概念
     境界層
ここまでは私の頭の中にあることを再構成して講義してきたが、残りの1割は先輩方の実験結果のグラフを引用させていただきながら実際の現象の説明をする予定だ。これからが一番面白い。
その前に一休み、一休み(*^-^*)
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境界層理論を提唱したプラントルのお弟子さんのシュリヒティングが書かれたBoundary Layer Theoryから実験結果のグラフや写真を引用させていただき、今まで述べてきた理論で実際の流れをどのように理解できるかを説明しました。

これで流体力学の講義を終了します。めでたしめでたし(*^-^*)

1月20日 植木

海岸の近くの、砂岩の上に薄い土の層の土地、どうも植木には適さないらしい。サクランボの苗も枯れてしまい、ナツミの苗も元気がない。

農協でこんな荒れ地に適する果樹はありますかと指導を乞うた。樹木の研究所で働いておられた方が出てきて下さり、フェイジョアなる木を勧めてくれた。実は甘さと酸い味があり、花弁も甘くておいしいとのこと。一緒に蝋梅も購入して、車に乗せておいた。

今日はどうしても植えてやらねばと、クワとスコップで直径50cmの穴を掘った。説明書には深さ50cmとあったが30cmが限界、その下は砂岩の層だ。うまく根付いてくれるといいのだが・・・・・
フェイジョアの実

1月19日 メガネ その2

至近距離からパソコンモニターまでが見えるメガネと、遠くを見るメガネをすでに作っていただいて、重宝している。ただ自宅の生活で、そのはめ替えが煩わしい。

パソコンモニターから部屋の壁かけ時計までが見えるメガネを作ってほしいと依頼した。私のもう少し遠くが見えるようにしてほしいとのわがままで、第一作はモニターにピントが合わなくなり、無料で作り直してくださることに。申し訳ないことでした。

今日第二作目が出来上がり、そのメガネをかけての試運転中。モニターの文字もしっかり見えるし、壁かけ時計の時間も読み取れる、ありがたい。

乱視と老眼がある私の目のお陰で、これまでいくつメガネを作ってきたかわからないが、これで一件落着。老眼がもっと進むと、このメガネも作り直していただくことになるだろうが、それまでは若いころと同じ、このメガネ一つで仕事、家事、何でもできてしまう、夢のようだ。

ただ私の大の苦手の掃除がこのメガネのお陰でできるようになるかは未知数だが(笑)
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お世話になった若い優秀な女性スタッフが、補聴器の相談にものっている。補聴器に水が入ってしまったとのこと。私はまだ補聴器の世話にならなくて済むけれど、必要になったら防水型の補聴器を購入しよう。きっと補聴器をつけたまま、お風呂に入って頭を洗ってしまうだろうから(*^-^*)

1月18日   流体力学講義

関東支部総会講演会の論文を投稿した、一安心。

流体力学の講義原稿を執筆中だが、どの程度の専門性を持たせるかが課題。
私が目指しているのは興味を持っていただくための講義。
どこまで話したらよいのか、迷いどころだ。
「一般の方々が、流体の現象を見たとき、ざっくりその現象を理解できるようになる」が一応の目安かと・・・・・

境界層理論提唱者プラントルの弟子のシュリヒティング著 
              Boundary Layer Theory
東京大学名誉教授大橋秀雄先生著 
              流体力学(2)
などの名著がある。
興味を持った方はこれらの書物を読んでいただくのがよい。
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流体力学では、偏微分、全微分、複素関数などを道具として使います。
これらの数学の道具を一から説明して、使うことにしました。
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流体力学の講義を始めました。
https://www.rockever.org/cont7/44.html

1月17日   百円アイテム

その1
墓参の度に50km、1時間半のドライブをする。睡魔に襲われることがある。ほっぺたを叩いたり、脚をつねったり、それはそれは涙ぐましい努力をして、運転を続ける。信号待ちに寝落ちすることがある。信号が変わる前にすっきり目覚めればラッキーだが、たまに後続車のクラクションで起こされる。
この難局を解決する百円アイテムを見つけた。駐車できるコンビニを捜し、ひき立て、入れたてのホットコーヒーを頂く、100円だ。これでその後は睡魔に襲われることなく目的地に到着できる。
睡魔に襲われた状態で、運転を中断する決断は、案外難しい。これさえクリアできれば、自分の命を守り、周りに迷惑をかけずに済む最高の百円アイテムだ。

その2
私は高級靴を愛用している。百円ショップで250円もする高級靴だ。惜しむらくはすぐ靴底がすり減って、取り換えることになる。
百円ショップで中敷きを購入し、入れてみた。驚きである!!!まず履き心地が雲泥の差だ。そして、日課のハイキングの度に、靴底がまだもっていると感心する。
汗をかいた衣類と一緒に靴ごと毎日洗濯機で洗濯、清潔だ。350円の高級靴は、250円の靴とは大違い、中敷き効果絶大である(*^-^*)

1月16日  身体が重い

いつもの裏山のハイキング、今日はあまり行きたくない。無理して出かけたが、身体が重い。一応頂上を踏んで帰ってきたが、なぜこんなに調子が悪いのだろうと考える。

思い出した。昨日一睡もしていなかった。流体力学の講義の準備をしていた。
そのことをハイキングから帰ってくるまで思い出せなかったことの方が問題かも・・・・

明日は定期健診、ゆっくり休んででかけよう(*^-^*)

1月15日  筆算

大掃除を後回しにして、流体力学の講義の準備をしている。今日は滑り軸受内部の流れの解析だ。WORDの数式編集機能を使って、計算しながら打ち込んでいくのだが、ついてきてくれない。一文字打ってはそれが反映されるまでじっと待つ。ノートパソコンでの作業を諦めて、デスクトップに切り替えると、サクサクとはかどるようになった。

ノートパソコンが飽和するほど面倒な数式が続き、丸一日を費やした。まだまだ大丈夫、計算能力は落ちていない。若いころ作成した講義原稿より、ずっと良くなっているはずだ(*^-^*)

1月14日 海はこわい

窓ガラスや雨戸がガタガタと音を立てて揺れていた。
夕方散歩に出ると、ヘリコプターが低空飛行で旋回している。何かあったのだ。
ウィンドサーフィンをしていた人が流されたとのこと。あの風は尋常ではなかった。
日が沈みあたりが暗くなったころ、ヘリコプターが海上の一点でホバリングしている。
きっと見つけたんだ。船が近づいてきて、サイレンを鳴らすと、ヘリコプターは飛び去って行った。収容したんだ。
悲しい・・・・・
真白き富士の嶺の歌が脳裏をよぎる。

真白き富士の嶺 緑の江の島
仰ぎ見るも 今は涙
帰らぬ十二の 雄々しきみたまに
捧げまつる 胸と心

ボートは沈みぬ 千尋(ちひろ)の海原(うなばら)
風も浪も 小(ち)さき腕(かいな)に
力も尽き果て 呼ぶ名は父母
恨みは深し 七里ヶ浜辺

み雪は咽(むせ)びぬ 風さえ騒ぎて
月も星も 影を潜め
みたまよ何処に 迷いておわすか
帰れ早く 母の胸に

みそらにかがやく 朝日のみ光
暗(やみ)に沈む 親の心
黄金(こがね)も宝も 何にし集めん
神よ早く 我も召せよ

雲間に昇りし 昨日の月影
今は見えぬ 人の姿
悲しさあまりて 寝られぬ枕に
響く波の 音も高し

帰らぬ浪路に 友呼ぶ千鳥に
我も恋し 失(う)せし人よ
尽きせぬ恨みに 泣くねは共々
今日も明日も かくてとわに

1月13日 散歩道

週に1度はお世話になる魚屋さん。今日はお休み。年末には路上駐車の列ができるほど繁盛していた。
魚屋の目の前は漁港。
175段の石段の上には神社。

ひなびた雰囲気が気に入っている。
魚屋
漁港
神社へ

1月12日 もてあます

私の本業は流体工学の研究、コンピュータが一所懸命計算してくれているが、1か月待たないと結果が出ない。その結果次第で新たな展開が期待できるが、それまで何をしていたら・・・・・

流れ学の講義はとても良い副業だった。それも終わり、時間を持て余す。昨年はヒヨドリが相手をしてくれた。今年はもう近寄ってこない。

いたずらのネタさがしが当面の仕事(*^-^*)
いくつか候補がある。十分に楽しませてもらえる課題かどうか、まずは情報収集。
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そうだ、大掃除だ。あ~あ思い出してしまった。

いや、大掃除より流体力学の講義を追加する方が楽だなあ・・・・・
流体力学の講義の準備を始めてしまった(*^-^*)

1月11日  お引越し

流れ学の講義の動画を保存する場所として、google driveを使ってきた。1台のパソコンで管理するのなら問題はなかったのだが、私自身が複数のパソコンからgoogle drive を管理する必要があった。ここで行き詰った。2,3日悪戦苦闘した末にgive up。

他の保存場所を捜して、MEGAを使うことに。
・無料で使用できる容量がMEGAの方が多い(20G)。
・アップグレードする場合でも、容量当たりの価格がMEGAの方がはるかに安い(700円で400G)。
・何よりも、複数のパソコンで管理が容易!

流れ学の講義の30余りの講義動画の引っ越しを完了した。

インターネットがつながっていれば、どこからでも管理できる環境が整った。

1月10日 夕景

墓参後、海岸沿いを一回りして穏やかな夕景を堪能。
左後ろ脚が不自由な小型犬、ルークに再会。私と同じ三本脚だ。
175段の石段を上り神社にお参り。
海辺1
海辺2
海辺3
175段の石段上の神社から

1月10日 睡眠薬

先日完了した流れ学の講義の動画が、ちゃんと見える状態にあるか、時々チェックする。不思議なことに、途中で深い眠りに落ちる。私には即効性のある睡眠薬。

私だけに効く睡眠薬ならよいのだが、見て下さる皆さんにも睡眠薬になるようなら問題だが・・・・・

まあいいか、副作用のない睡眠薬、利用価値があるかも(*^-^*)

1月9日 意地悪

昨年のこと、メジロにやりたいミカンをヒヨドリが食べてしまうので、ヒヨドリには食べられないエサ台を工夫した。昨年の最後は、メジロが山に帰りヒヨドリだけが残って、恨めしそうにミカンの周りで騒いでいたが、ミカンはミイラになっていた。

まだメジロは来ないが、ヒヨドリは鳴いている。どれ検証実験といこう。メジロがやって来る季節に、ヒヨドリが諦めて近寄ってこないように調教しておこう。

昨年はあんなにミカンの周りで騒いでいたのに、今年は近寄ってこない。あれは酸っぱい葡萄だということを、記憶しているのだろうか。ならば私より記憶力がいいぞ!!

1月8日 メガネ

私の目は両眼とも、乱視+老眼。それに左目に加齢黄斑変性が加わって中心部の像が歪む。
仕事をするときの乱視+老眼鏡のメガネと、乱視のメガネの2種を作ってもらった。どちらも十分な性能を発揮してくれている。しかしそのかけかえが不便で仕方ない。
そこでメガネ店の若い女性スタッフにお願いして、もう一つ作ってもらうことにした。
図の赤の矢印範囲のメガネだ。これさえあれば、日常生活のほとんどをこのメガネで過ごすことができる算段だ。
1月11日にできあがるとのこと、楽しみに待っている(*^-^*)

1月7日 流れ学の講義 その7

物体周りの流れに関する2回の講義の動画をアップしました。
これで流れ学の講義は完了です(*^-^*)

流れ学講義

33回の講義の動画で構成されています。

流れ学を学んでおられる皆様のご参考になれば幸いです(*^-^*)

1月6日 ふと気が付けば

私が子供のころ慣れ親しんだ歌手の方々が・・・・・
  立川澄人さん
  ペギー葉山さん
  ザピーナッツのお二人
  ダークダックスのほとんどのメンバー
1930年前後に生まれた方々だ、さびしいなあ・・・・

両親は1920年代の生まれで、既に13回忌をすませた
時は私共をエスカレーターにのせて運んでいく
私も既にその終端が見渡せる年齢に達したということだ

私自身がいつ逝こうとかまわないが、周囲の人々がいなくなるのはさびしいなあ・・・・皆一所懸命に活きた人々だ

1月5日 流れ学の講義 その6

管内流のエネルギー損失に関する7回の講義の動画をアップしました。

https://www.rockever.org/cont7/42.html

次は最後の物体周りの流れについてです(*^-^*)
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物体周りの流れに関する概要の説明を、第1回目の動画としてアップしました。

https://www.rockever.org/cont7/43.html
そろそろ論文提出期限が近づいてきましたので、流れ学の講義の活動は一休みです(*^-^*)

1月4日 流れ学の講義 その5

エネルギー保存則に関する8回の講義の動画をアップしました。

エネルギー保存則

さて次は管内流のエネルギー損失です。

1月3日 流れ学の講義 その4

質量保存則に関する2回の講義の動画をアップしました。

https://www.rockever.org/cont7/40.html

さて次はエネルギー保存則ですね(*^-^*)

1月2日 流れ学の講義 その3

次元解析に関する7回の講義の動画をアップしました。

https://www.rockever.org/cont7/39.html
初めて出会う現象を理解するための、強力な武器になります。

さて次は何を講義しましょうか、オーソドックスに質量保存則から始めましょうか・・・・

1月1日 年賀状

教え子や旧職場でお世話になった方に向けて出した年賀状、定年退職後も楽しんで活きてますよと伝えたくて・・・・

12月31日  流れ学の講義 その2

運動量保存則に関する11回の講義動画をアップしました。https://www.rockever.org/cont7/38.html
運動量保存則に関しては、完備したと思います。

次は、次元解析について講義しようと思います。流体関連の教科書で次元解析を詳しく取り扱っているものが少ないことと、新たな現象を調べるとき、どのような量で整理すればよいかの指針を得るための手法であり、重要であると感じているからです。

12月30日 杖 その3

右脚をかばうために左手に杖をついてのハイキング。
途中で買い物をすると、さてどちらの手で持てばいいのかな?
やっとその解が見つかった(*^-^*)
ノルディック杖のように、両手に杖を持ってハイキングする。
買い物をしたときには、右手の杖を肩に回して、持ち手の部分に買い物袋をぶら下げて、背負う。
これが一番いいのではないか・・・・・今度実践してみよう(*^-^*)

12月29日 絶品

外国産の安く厚いステーキ肉をバーナーであぶり、冷蔵庫にストックしておいた。そろそろ食べてやらねば。薄くスライスして甘口醤油を垂らしてよくもむ。
サトウのご飯パックにカンタン酢を垂らして電子レンジで加熱、寿司飯を作る。
丼に寿司飯、牛刺しをのせる。それに地卵を割り入れた。
これは絶品だ!!!
野菜をとるために、別メニューの追加を考えようとしたが、あまりの美味さにかき込んでしまった。野菜は夕食に取ることに・・・・・
卵が牛刺し丼にこんなにあうとは思わなかった、大発見(*^-^*)

12月28日 年の瀬

漁港前の魚屋に、車の長蛇の列。ブリの氷詰めの箱が山積み。カニだ、マグロだと景気のいいこと・・・・世の中は年の瀬なんだなあ・・・・
私は片隅に押しやられているスズキの半身とブリの粗。いつもと変わらない。しなびた大根を捜し出して、ブリ大根を電気圧力鍋が調理中。

海辺の町の細い路地を上っていくと、正月飾りの松に水やりしている年配の方。「お正月ですね」と声をかけた。「人間にはお正月なんてないんだよね」との反応。「健康なことがお正月ですね(*^-^*)」と返した。彼の頬にも笑みがこぼれた。
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ブリ大根が出来上がった。甘口醤油を薄味で加えただけなのに、生臭さは皆無。大根はトロトロ。骨まで柔らかい。絶品だ!!!たった300円でこの至福、年の瀬のおこぼれをありがたくいただいた。

12月27日 しゃべりにくいな

運動量保存則の講義をzoomを使って録画してアップする作業中だ。
https://www.rockever.org/cont7/38.html
どうもしゃべりにくいなと感じる、聴いている人が理解しにくいだろうと感じる、しどろもどろになる、中断だ。
印刷物ならば何度も読み返す時間があるので、考察に必要な情報をはじめにすべて列挙して考察に入ればよいが、講義の時間の流れの中で理解してもらうには、その考察に必要な情報だけを述べて考察、次の考察に必要な情報だけを述べて考察を繰り返す方がよさそうだ。
やり直しを何度もしていると声が枯れてくるので休み休み楽しみながら作業中だ。CFDの乱流計算は時間がかかる。待ち時間の楽しい副業ができた(*^-^*)

本業、副業の共通点は、楽しいことと、お金を稼げないこと(笑)

12月26日 14歳

最近ラジオパーソナリティーをつとめている黒川伊保子さんによれば、14歳で感性は完成するそうだ。後年行き詰ったときには、14歳のころ感激した音楽、映画、本などを再度鑑賞すると元気になるとのこと。
どれどれ私がそのころ感動した映画は「サウンドオブミュージック」、さして行き詰ってはいないが、サウンドトラック盤を聴きなおしてみるか・・・・・
オー、ついつい合唱したりして、確かに効果あり!
黒川伊保子さんの話は興味深い(*^-^*)

しかし私の感性はあれから発達していないのか、60年近くも・・・・

12月25日 イサキ

タジン鍋のリベンジ、白菜と手羽もとを入れて、今度はタイマーをかけて弱火で加熱。酢醤油で美味しくいただいた。コルナロの教えに従って、今日は夕食抜きでよさそうだ。お腹もすいていないし・・・

思い出した、午前中に漁港前の魚屋で、獲れたての小ぶりのイサキ2尾を500円で購入していた。これは新鮮な内に食べてやらなければ。冷蔵庫から引っ張り出すとまだ死後硬直中だ。流水をかけながら鱗を削ぎ取る。内臓を割ってエラを捨て、残りの内臓を小鉢に入れて、つくづく眺める。真っ白な脂の中に臓器が見える。これは何とか食べられないだろうか。甘口醤油をたらして、電子レンジで加熱。溶けた魚油の中に臓器が煮えている。箸でつまんで口に入れる。苦い、旨い!!!

三枚におろして、皮をはぎ、刺身を冷蔵庫に。鍋に湯を沸かし粗を投入、灰汁をすくう。火を止めて味噌を溶きいれ、器に盛ってネギを散らす。2度目の旨い!!!

ここで握り寿司を作ろうか、コルナロ先生の教えに従おうかと悩むが、誘惑に負けた。握りずし8個分の大きなネタに切り分けて、3度目の旨い!!!

500円で内臓、粗汁、寿司を堪能した。イサキさん、ご馳走様(*^-^*)

12月24日 富士

毎日のように、富士を拝める季節がやってきた。
ということは、雪に閉ざされる地方があるということだ。

12月23日 野焼き

どこからか野焼きの臭いがする・・・・連日の疲れで、眠りに落ちた。目が覚めてもまだ野焼きの臭いが残っている。3時間ほど経っているのに、かえって強くなっている。そんなに広い草原があったろうか?

階下に下りて台所の戸を開けた。真っ黒な物体が黒煙を上げている・・・・思い出した。今年初めてタジン鍋を引っ張り出して、白菜と手羽もとを入れて弱火にかけたんだ。放置、冷めてから蓋を持ち上げると鍋までついてくる。密着している、外れるかなあ?暫く温水をかけたら、やっと蓋が開いた。中は炭だ。金たわしで蓋と鍋を無心に磨く。元に戻った。

古来何度も私のような失敗を重ねてきたに違いない。それに耐える鍋になっていたんだと類を求める。タジン鍋は忘れんぼの私にぴったりの鍋だ
(*^-^*)

12月22日 子育て

恵泉女学園大学学長の大日向雅美先生は子ども科学電話相談の回答者として、いつも思慮深く温かい回答をされている。ラジオ深夜便で若いころの研究のご苦労を話されていた。
先生の講演のあと、「哺乳類はネズミも犬も猫も、みんな母親が母乳を与えて育てている。それなのにこの頃の母親はミルクを与えて済ませている。貴方のような方が、それを助長しているのだ。」との発言があった。それに対して先生は「ネズミや犬や猫はミルクを作れないからじゃないですか」と応答されたと言う。私は噴き出した、多分火に油を注いだだろうと。

その話を大学時代の専門の関係で動物飼育に詳しい姪に話した。姪は黙って聞いていた。しばらく考えた後、「動物も子育て放棄しますよ。動物園の飼育係をしている友達は、動物の母親が子育て放棄した赤んぼを育てていますもの。個性じゃないですか・・・」

私はそのコメントに大喜び、若いころの大日向先生に教えてあげられれば、きっと鎮火に役立っただろうと。
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大日向先生のご主張は、「昔は大家族でもあり、地域全体で子育てをしていた。今は核家族になって、子育ての困難を母親、父親だけが背負わなければならない。地域で、社会で子育てを支援するように、社会を変えていかなければならない」ということ。正論だ。
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動物も、人間も、個性、個体差がある。心から赤ん坊の世話を楽しめる人もいるが、初めての経験の母親は自信がなく、精神的に追い詰められる場合もあるだろう。そのようなときに、地域や社会がサポートする体制を整える必要があると大日向先生は活動されている。頭が下がる思いである。
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大日向先生のような、母親に寄り添って、社会の非難にもめげず戦ってこられた方を、政策立案スタッフに加えないと、少子化の流れは止まらないんだけれどなあ・・・・
お金をばらまけば済む問題ではないんだよ!

12月21日 流れ学の講義を始めました(*^-^*)

運動量保存則 その完全形についての最初の講義です。
https://www.rockever.org/cont7/main.html

12月20日 第一次捜索隊

財布、手帳、杖、メガネを捜すため、午前中に山に分け入った。前回の失敗を教訓に、財布、携帯電話は防寒のためにジャンパーの下に着こんだベストのポケットにしまった。杖は富士登山用の長い杖。
明るい中での進行もなかなか大変な行程、富士登山用の杖が大いに役立った。
収穫:おおよその地形の把握。筋肉トレーニング。
遺失物:なし
滑り降りた(落ちた)場所の特定には至らなかった。
第二次に期待しよう(*^-^*)

12月19日 後始末 その2

実生活に即必要なカード類が手元に届いた。
発注していた眼鏡も届いた。怪我の功名で、以前よりクリアに見えるようになった(*^-^*)
唯一身体に受けたダメージ、右脚の筋肉痛もほぼ完治。

藪の中に置いてきた財布、手帳、杖、メガネは、宝探しのリクリエーションとして楽しみながら気長く捜しましょう。

12月18日 十三回忌

母は大晦日に亡くなった。年の瀬の忙しい時期、十三回忌の日程調整に腐心したが、妹もコロナで来れなくなって、結局私一人になってしまった。
妹には用意しておいた菓子と、一昨日急遽作ったローストポークを陣中見舞いとして同封。長男にも菓子を送っておいた。午前中法要の時間には届いているだろう。
いつも来て下さるお坊様に、法事にローストポークは如何かと思案したが、菓子と一緒に喜んでお持ち帰りくださった。彼はなかなかの音楽家でもある。バイオリンをはじめ色々な楽器を玄人はだしで演奏できる。よく本堂で音楽家を招いて、共演の音楽会を催している。人々の心に音楽を通じて潤いを与えようとする彼の心意気だ。

十三回忌の法要も終わり、卒業生たちへの年賀状も朝方までかかって印刷した。これで年末のやるべきことは最も苦手な大掃除だけとなった・・・・

12月17日 祖先・先祖の思い その2

母の十三回忌に、コロナに感染してしまったので出席できない旨次のようなメールが妹から届いた。
『この度兄上には大変なご迷惑をおかけして…こちらがうるさく言い出したことでしたのに、何一つお手伝いできぬばかりか多大なご心配とお心遣いまで戴きまして、本当に申し訳ありません。------中略-----兄上の誠実なご供養の思いが通じて、母上のご加護が届きますように…』

次のように返した。
こちらがうるさく言い出したことでしたのに』ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。仏事はお寺存続のための儀式の意味合いと、親族が無事を確認しあう機会を作る意味合いがあると思っています。私にとっては後者が大切で、直接会わなくても、こうして連絡を取り合うことでその目的を達成しています。前者はお寺が存続した方が良いので、まあ協力しましょう(*^-^*)こんな程度の関心なので、教えて頂かなければ、仏事がいつなのかわかりません。今後ともどうぞよろしくお願いします。
兄上の誠実なご供養の思いが通じて』毎日仏壇やお墓にお参りするときに、両親を始め祖先・先祖への感謝の思いを伝えています。仏事だからと言って、それ以上のことは何もできないのですが、これでお許しいただければと思います。私にとって南無阿弥陀仏は、『私共生きとし生けるものを支えて下さっている祖先・先祖の思いに感謝し、苦難に満ちた生涯を立派に生き抜いて生命を伝えて下さったことに感謝します。私に余力があれば生きとし生けるものを助けるお手伝いをさせてください。』の意味なので、真剣に唱えていますよ(*^-^*)
くれぐれもお大事になさってくださいね!!!

12月16日 優先席

ほとんど車での移動なので、久しぶりに電車に乗った。

まだ右脚の筋肉痛が治らないので、左手で杖をつきつき乗り込んだ。すると優先席方向にサッと通り道ができた。単なる筋肉痛なので申し訳なく思いながら、優先席に座らせていただいた。

弱者の立場になって、皆の優しさを感じることができた。

12月15日 予防接種

コロナとインフルエンザの予防接種を受けてきた。買い物をしていると、300g600円のアメリカ産ステーキ肉に目が留まった。きっと身体が要求しているんだな、と購入。

さてどう料理しようか。身体は刺身で食べたがっている。バーナーで表面をくまなくあぶり、薄くスライス。ご飯をすし飯にして、甘口醤油とワサビをつけてその上にのせる、牛刺し丼だ。あっという間に平らげた。

次に身体はキャベツと玉ねぎのみそ汁が飲みたいという。はいはいと作る。

残った牛刺しはオニオンスライスがあうとの要求。はいはいとオニオンスライスを作る。

予防接種の後の身体は、熱を出した子供のように我儘を言うが、叶えておかないと後が怖い。理性は身体の僕です(*^-^*)

12月14日 後始末

昨日の大冒険の後始末、まず運転免許センターに行き運転免許証の再発行をしてもらい、それを身分証明として、すべての証明証、キャッシュカード、クレジットカードの再発行手続きを終えた。財布、杖は購入し、手帳、メガネは発注した。

ただ折角完治していた右脚の痛みが再発。時間が経つにつれて原因がわかってきた。筋肉痛だ。杖で右脚を庇ってきたせいで筋肉が弱っていたのだろう。あと10日もすれば、すべてが元に戻るだろう。

楽しかったなあ、あの強行軍。まさに必死だった。あの夜雨が降った、脱出して正解だった。山の中に置いてきた財布、手帳、杖、メガネは来年にかけてゆっくり探すとしよう。

自然のトレーニングジムができた(*^-^*)

12月13日 大冒険

海辺の町のハイキング、津波が来たらどこに逃げようかと、いつも高台への道を捜している。高台に上って、もうあと20mも登れば海が見えるはず。落ち葉掃除中のご婦人に、
「この上に登る道はありませんか?」
「登れれば、海が見えると思うんだけど、ないんですよね。」

そう言われればなおさら登りたくなる。ステンレス製の手すりを見つけた。道は無きに等しい、枯草の山だ。手すりを手繰って上まで登る。オー海が見えた。尾根伝いに歩いてみよう。誰も通った形跡がない、細い竹が邪魔をする。きっとどこかで下りられるだろう。ササを掻き分け杖を使って前に進む。

そろそろ下りたいな。駄目だ、がけ崩れ防止の高い柵がめぐらしてあって、下りられない。柵を伝って下りられるところはないかと前に進む。諦めてもう一度尾根に登る。暗くなってきた。

もう薄っすらとしか前が見えない。野宿かなあ・・・・天気が下り坂だと言っていた。前に進むしかないか・・・・・

あれっ、左の後ろポケットに入れておいた財布がない。探すのは無理、前に進む。
あれっ、右の後ろポケットに入れておいた手帳がない。前に進む。
あっ、滑り落ちた、杖がいなくなった。前に進む。
あれっ、メガネがない。前に進む。

おっ、前方に墓石が見えた、助かった~(*^-^*)

無事だったのは、生命と鍵と携帯電話だけ。
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最寄りの派出所に行って、紛失届を提出。とても探し出すのは無理だろう。
さて明日から、運転免許証、マイナンバーカード、国民健康保険証、キャッシュカード、クレジットカード、ETCカードの手続きか・・・・・忙しくなるぞ~!
そうそうメガネと杖と手帳と財布も・・・・・

12月12日 暖房 その2

仕事部屋は狭いので空調をつければすぐに25℃ほどに暖まる。ここで空調を切る。

常時サーキューレータで足元から天井に向かって風を吹き上げている。このお陰で足元から天井まで部屋全体が均一に25℃になっている。

更に足元が冷えるまでの時間を稼ぐことができる。これがなければ風呂のお湯と同じように、天井は暖かいのに足元は冷え冷えの状態にすぐになってしまう。

サーキューレータ様様だ(*^-^*)

12月11日 祖先・先祖の思い

齢七十を過ぎて、祖先・先祖が見守ってくれていて、助けてくれているなあと、しみじみ感じるようになってきた。

38億年もの長い間、祖先・先祖は、言葉に尽くしがたい困難を耐え忍んで生命を私共に伝えてくれた。全球凍結、大隕石、数知れぬ戦い、多くの病・・・・・を生き抜いて。

祖先・先祖の思いは、私共子孫が健やかに過ごすこと。人間ばかりではない、草木、虫、魚、獣の祖先・先祖の思いも同じだろう。

お寺のご子息である永六輔さんの解説によると、阿弥陀仏は生きとし生けるものを暖かく見守って、救おう救おうとする存在。

阿弥陀仏は祖先・先祖の思いを表したものかもしれないなあ(*^-^*)

12月10日  波の祝福

夕日が海の向こうの伊豆の山々に沈んでいく。若い男女が岩場に下りて、仲睦まじく眺めている。

日が沈んでしまい女性が岩の上から浜に飛び降り、続いて男性が。このとき波が浜に。
「私は大丈夫だった」「俺、濡れちゃった」
一部始終を上から眺めていた私は、「波の祝福ですね」と声をかけた。女性は茶目っ気たっぷりの目で私を振り向いた。男性は「祝福ですか・・・感謝しなければ・・・・・」
「はい、そうですね(*^-^*)」と私。

それからもしばらく、私は動かず富士の色の変化を楽しんだ。

12月9日  ルーク

海辺の町のハイキング。左手で杖をつきながら速足で歩く。あれっ、あの犬は後ろ左脚を浮かせて歩いている。
「この子は後ろ脚が不自由なのですか?」と声をかけた。
背の高い若い女性が嬉しそうに振り返った。
「この子は生まれつき足が突っ張っていて、2度の手術を受けてやっと歩けるようになったんです。でも今は一番元気なんですよ。」
「交通事故にでも遭ったのかと思いました。そうだったんですね、よく育てられましたねえ。では失礼します。」
と速足で離れようとすると、その犬が私を追い抜いて行くではありませんか。
「わー、頑張っていますねえ、負けました(*^-^*)名前は何というのですか?」
「ルークです。」
「あれっ、どこかで聞いた名前、映画ですか?」
「はい、スターウォーズの主人公です。」
「私共も、ルークに負けないように、頑張らなければ(*^-^*)」
「そうですね!頑張ります(*^-^*)」

12月8日  暖房

狭い仕事部屋から、ときどき広い居間に下りていく。寒い、滞在時間が短いのでその都度居間を空調で暖めるのは不経済・・・・どうしようと考える。
足湯器を以前に購入してあった、これを使ってみよう。
不思議なことに部屋の温度は低くても足湯に浸かっていると寒さを感じない(*^-^*)
足湯器で水から湯を沸かすのは時間がかかるし不経済。使う度に給湯器から43℃のお湯を足湯器に入れて、42℃に設定。足湯器は保温のためにだけエネルギーを使う。
母譲りの足のアカギレに、ならなくてすむかも(*^-^*)

12月7日 粗煮

漁港前の魚屋で新鮮なヒラマサの粗を300円で入手。
どんぶり一杯分の水に甘口醤油を少量たらし、沸騰させて、粗を投入。まず脂ののった粗を堪能。
残った汁を網で濾して再度沸騰させて灰汁を除き、一袋100円の八割蕎麦を入れて沸騰。
ネギを加えて煮蕎麦の完成、美味い、汁も飲み干した。

12月6日 オニオンスープ

寒くなってきた。身体の中から暖めたい。オニオンスープを作ってみよう。

玉ねぎを細かく刻んで、水少な目で、調味料と一緒に、電気圧力鍋で10分加熱。
マグカップに移して、ブレンダーでペースト状に攪拌。
更に牛乳を少量加えて攪拌。

どれどれ、味見だ。う~~ん、プロの味、言うことなし(*^-^*)

2022年12月5日  景色

地球は間氷期で暖かく、今の日本は平和を愛する自由な国

幸せな環境の中に私共は活きている

近寄れば、苦しみや悲しみの中にいる人々、争いの絶えない地上、無味乾燥な月面

遠くから眺めれば皆美しい、月も地球も人生も

2022年12月4日 認知症

近所に認知症になりかけているご婦人がいる。自分に自信を無くしかけている。こんな時は家族のサポートが大切だ。

なるべく直近の話題は避ける。昔の思い出話を沢山引き出す。彼女が好きな歌があれば一緒に歌う。彼女に人としてちゃんと対話ができるという自信をつけさせてあげて欲しい。

さてこれを、誰にどう伝えれば・・・・・

いずれ私も通るかもしれない道だ。この頃、どうしたっけ?が増えてきた。
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明け方、小学生当時の先生方やクラスメートの顔や雰囲気をありありと思い出した。不思議だなあ、60年余もの間忘れずに、こんなにもクリアに記憶しているんだと驚いた。しかし今はもう思い出せない。明け方の理性がまだ寝ぼけている時間にしか、古い記憶は浮かび出てこないのだろう。
認知症になれば昼間でも古い記憶が浮かんでくるかもしれない(*^-^*)

2022年12月3日 日本機械学会 関東支部 第29期総会 講演申し込み その5

小さな山の頂上で一休みしていると、あれっ、ここはまだ頂上じゃなかった!もう少し高い山へ続く道が見えてきた。下りる心配などする必要はなかった(*^-^*)

条件を変えて計算を依頼する単純作業から、久しぶりにプログラム本体に手を加える楽しい作業が待っている(*^-^*)

そしてその結果が、今得られている結果とどのように変わって来るだろう・・・・ワクワク(*^-^*)

1月始めの論文提出期限に間に合うようにうまく結果がまとまってくれるといいのだが・・・・・

2022年12月2日 日本機械学会 関東支部 第29期総会 講演申し込み その4

計算結果がそろってきて、壁面の粗さを変えてもレイノルズ数を変えても、ほぼムーディ線図と同等の管摩擦係数を算出できることを、1枚のグラフに集約できた。
長~い長~い戦いだった。
この論文の締め切りは来年1月、余裕だ。むしろ次の発表(年次大会)の申し込み締め切りが来年3月にある。これからの3カ月で発表できそうなネタ作りをしなければ・・・・論文の締め切りは来年7月だから、肉付けは申し込み後でいい。
さて何に取り組もうか・・・・・・
円管の実験結果の大筋を、CFD計算でシミュレーションすることができた。今まさに小さな山の頂上にいる。どの方向に下りるかで全く異なる町に出る。双眼鏡が欲しいなあ、ふもとの町々を十分観察してから下りる方向を決めたいのだが、私の脳にその機能は無い。

2022年12月1日  夢

夢を見た。新宿にある大学で学会発表をするために、へんぴな駅から電車に乗り込んだ。車内には切符売りのおじさんがいて、聞いたことのあるようなないような駅で乗り換えなければならないが、ここで新宿までの料金を払う方がいいでしょうと言いながら、地図上に細かく駅名が印刷された薄い紙に、鋏を入れてくれる。あれっ、このおじさんは見覚えがある・・・・・・そうだ大学生時代、海賊版を風呂敷に包んで研究室を訪ねてきていたあのおじさんだ。ここで目が覚めた。

当時1ドルが360円の最後の時代だった。洋書は高くてとても学生が手に入れることができない。皆2000円程度で入手できる海賊版で勉強をしていた。ある研究室で独逸から著者が訪ねてくるので、学生に海賊版を隠すように指示が出たと聞いたことがある。当時はせわしなく感じていても、今から思えばゆっくりと時が流れる時代だった。わからないことはじっくり本を読んで考える時代だった。

2022年11月30日  豚足カレー

身体の希望で久しぶりの豚足料理。いつもなら豚足味噌ラーメンだが、何となくカレーが食べたい。初めて豚足カレーを作ることに。

電気圧力鍋に豚足半分とラーメン一杯分の水、玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジンを入れた。1時間も加熱するんだ、調味料も一緒に入れてしまおう・・・・インドカリー子さんに習った、クミン、コリアンダー、ターメリックを大匙一杯ずつ、胡椒、ガーリックパウダー、塩と酢を適当に加えた。

豚足のお陰で適度なとろみもついている。早速ライスカレーに・・・・旨い。ここで止めれば、1日少量の粗食事2回のコルナロの教えを守れるが・・・・あまりの美味しさに残ったカレーに1袋100円の8割蕎麦を入れてしまった。豚足には脂分がほとんどないので、カレー蕎麦にぴったりだ!最高(*^-^*)

2022年11月29日 反論

今日は1年点検、長年お世話になっている方が、点検時間1時間を退屈しないように、相手をして下さる。
『先生、最近なるほどなと思う話を聞きました。子供のころは1年が長く感じるのに、70代になって1年を短く感じるのは何故か、70分の1だからだというんですよね。なるほどなと思いました。』
「私はね、この1年を結構長く感じたんですよ。3月、9月、11月と学会発表をして、来年3月にも発表しますが、必死で準備をしていると、1年を結構長く感じます。マンネリではなく、新たなことに挑戦していると、時間を長く感じます。子供のころはきっと毎日新たなことに挑戦していたんですよ。」
『なるほど・・・・先生のご研究発表は、日本のためにですね』
「いや、世界のためにです(*^-^*)」
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ふふふ、しょってるなあ(笑)

2022年11月28日 女性ですか?

日課の裏山展望台へのハイキング。左手に富士登山用の金剛杖をつき、速足で上る。あれ、山道にさしかかるところにいつも設置してある車止めが無い。頂上に近づくにつれてエンジン音、二人の作業員が草刈り中だ。私が近づくとエンジンを止めてくれた。
「すみません、お邪魔します。」『大丈夫ですよ』とかわいい声。「あれ、女性ですか?」『はい、女性です。』

頂上でUターン、再びエンジンを止めてくれた。「すみません、雨上がりで誰も来ないと思って作業されているのに、お邪魔をして・・・」女性作業員の横を通りすがりに訊いてみた「娘さんですか?」『いえ、10月に入りました。』「女性!頑張ってください!」『はい、頑張ります。』

なんとなく、顔立ちが騎手の菜七子さんに似てたなあ・・・・
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コメントが届いた
「娘さんですか?」『いえ、10月に入りました。』この問答が、よくわかりません。でも。菜七子さん、可愛いですね。

注釈を返信しておいた(笑)
「娘さんですか?」⇒「実家のお手伝いですか?」
『いえ、10月に入りました』⇒『10月に入社しました』
菜七子さん

2022年11月27日 乱流の気持ち

壁面が粗い円管内乱流を開発したCFDプログラムを用いて研究している。乱流は火事であるとの例え話を以前にした。レイノルズ数は温度だ。粗さは燃え易さだ、炭とかアルコールとか・・・
温度が低いと例え上流から火の粉が流れてきても、壁には燃え移らない(レイノルズ数<2300)。
温度が高くなってくると、壁面に燃え移るけれど、ボヤ状態(遷移状態)
さらに温度が高くなると本格的な火事になる(レイノルズ数>3000 乱流)
これは11月に熊本大学で発表した内容だ。
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来年3月に発表する内容は次のようなものだ。
温度が低く、壁の燃えやすさがイマイチだと、せっかく壁に燃え移ったボヤも消えてしまう。火事を維持するには上流からの火の粉の応援が必要だ。
温度が高く、壁の燃えやすさも折り紙付きなら、上流からの火の粉なんて必要ない。一旦火がついてしまえば、自分で燃え上がるに適した風を起こし、心ゆくまで燃え上がりたい・・・・・なのに上流から要らない突風がやってきて、燃え上がった火を弱火にしてしまう、欲求不満だ~!!ちょうど上からも下からも干渉があって思うように行動できない中間管理職の心持?

こんな姿が見えてきた。乱流とは何と人間臭い奴だろう。
I love turbulent flow(*^-^*)

2022年11月26日 物忘れ

私のことではない。それは日常茶飯事なので取り立てて述べるに値しない。ノートパソコンでの出来事だ。CFDプログラム3つを同時に動かしていた。CPU稼働率も、メモリー使用率も100%に近い状態で頑張って計算をしてくれていた。

それは3つの内1つのプログラムで突然に起きた。計算結果をもとに速度分布を描画してみると、T=6 までは順調に乱流の速度分布が形成されているが、それ以降全領域の速度が0として表示される。コンピュータがすべてのセルの速度や圧力の値を突然忘れて0を記録し続けたのだろうか・・・・・?今までに値が発散してCFD計算が止まることはよくあった。計算は続いていても、速度分布を描画できないほど値が荒れることもよくあった。しかし描画プログラムがちゃんと値を読み取った上で0を表示することなど開闢以来だ。

まずソースプログラムに異常はないかを調べる。異常はない。次にハードディスクに欠陥がないかを調べる。異常はない。同じプログラムを別のコンピュータで計算させてみる。何の問題もなくT=6以降も計算を続けている。ノートパソコンがオーバーワークで1つのプログラムのメモリーの値が一挙に0になったとしか考えられない。

そういえば私も大学に奉職したての頃、理論研究に夢中になってよく教室会議を失念した。さぼるつもりはないのだが、完全に意識の外だった。学科長が居室に怒鳴り込んでこられたこともあったなあ・・・・・
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同じプログラムを実行していた別のコンピュータ上で、T=30になって同様のことが起こった。今まで計算したことのない粗い管路の計算をしていた。流石乱流、私の解発散防止策を破って、解を発散に導き、しかも速度分布、圧力分布を0表示させるという裏技を・・・・・・
ノートパソコンさんごめんなさい、私と同類にして・・・・あなたが悪いわけではなかった、たまたまT=6の初期段階で乱流が暴れただけだった。

2022年11月25日 難局

70年余も生きていると、仕事上の対人関係で、お互いの一時的な誤解あるいは初めからの器の見積もり違いで、難局に陥ることがある。
最悪のケースを想定して、どうすれば相手が納得して、きれいにわかれることができるかを考える。
後は相手の気持ち次第、このまま続けてお付き合いするもよし、わかれるもよし。
流れに身を任せて、くよくよしない。自分があるべき姿を堅持しつつ、相手の気持ちに従って対処するのがよさそうだ(*^-^*)
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コメントが届いた。
『そうですね。生きていると避けて通ることはできませんね。私の場合も悔恨のある別れ方は数知れずですが、神から与えられた忘却という技に助けられて、なんとか楽しく生きてきました。これまで関わった多くの人たちも思い出のかなたに美しく思い出します。』
「流石!人生の達人ですね(*^-^*)」と返信した。

2022年11月24日  杖 その2

妹夫婦から贈られた杖を左手に、海辺の町のハイキング。右足の股関節は完治しているので、杖はターボエンジンのようなもの。
歩道の前行く健常者に、「こんにちわ、すみません私の方が速いようで」と声掛けして道を譲ってもらって、平地でも汗ばむほどのスピードで歩く。

妹から杖のつき方を習った。痛めた脚と反対側の手に杖を持ちなさいと。恐妹家の私は何の疑いもなく従ってきたが、完治して余裕が出ると何故だろうと考える。
杖周りのモメントを考える。
左手で持つと自然に立っていられて右脚の荷重は減るが、右手で持つとそのままでは立っていられない。重心が右脚と杖の間になるように体を傾ける必要がある。そしてその結果、多少右脚の荷重は減るが、左手で持ったときほどは減らない。
妹様の教えに従って、正解だった(*^-^*)
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コメントが届いた。
『なるほど。面白いですね。この場合A+Bとa+bはほぼ等しいと考えるわけですね。』
このように返信した。
「鋭いご指摘です(*^-^*)数学的には証明になっていませんね。実際にやってみました。bもBも0に近づけることができれば、右脚が受け持つ荷重は減っていきます。bを小さくしても(aよりも小さくはできませんが)、身体の安定性は保たれます。Bを小さくしていくと、身体はふらふら、とても不安定になります。逆にBを大きくすると身体が安定するんです。というわけで、実際にはa+b≦A+Bになっていると思います。」

2022年11月23日  質疑応答

11月13日に、日本機械学会年次大会で発表してから10日ほどが経った。会場で次のような質問があった。
「何か、特別なことをしていませんか?」
私としては、説明した以外に特別なことはしていないので、回答に窮した。
「先生がどのような特別なことを期待しておられるのか・・・・・困っています。」
と返事をして、次の質問に移った。

あの先生は何を尋ねておられたのか、ずっと心の隅で考えてきた。多分こうだ。
「自分たちも同じように乱流に対する処置を施して、自分たちが使っているCFDプログラムで計算をしてみた。しかし解は発散してしまう。解が発散しないようにするために、説明以外に何か工夫があるのではないか」

これならば明確に回答できる。
「従来のCFDプログラムは、各ステップごとに厳密に連続の式(質量保存則)を満たすように計算を進めていきます。私共が開発したCFDプログラムは、連続の式を満足しないセルが現れてもそのまま計算を継続します。そして数ステップをかけて連続の式を満足するように自動的に修正していく項を付加してあります。これによって、外部から平均流速の40%もの大きさの乱数を速度に加えるような強引なことをしても、解は発散しないのです。このあたりのことは私共のホームページにサンプルプログラムを含めて既に発表した内容をまとめてありますのでご覧ください。」
と回答するべきでした。

何と我が頭脳の鈍いこと、10日も経ってやっと真意がわかった(笑)

2022年11月22日  ホームページからのお問い合わせ その7

さて質問者が経験するであろう開水路の水流中にルアーを保持する場合、運動エネルギー+位置エネルギー+圧力エネルギーのどの形態のエネルギーで、発生したエネルギー損失を支払うのだろう?
私は開水路の流れは素人だ。今までに取り組んだことがない。開水路の流れの玄人は土木関連の方々などの中に沢山おられる。笑われるのを覚悟で考察してみよう。
まず圧力は水面で大気圧でなければならないので、自由に変わることができない。
流速はどうだろうか、質量保存則を満足しながら、変わることが可能だ。水面の高さを変えれば断面積が変わり、流速は大きくも小さくもなることができる。それに連動して水位が低くなったり、高くなったりする。配管中の水流に比べて、何と複雑なこと!

図のように記号を定めて、エネルギー保存と質量保存の式を立ててみた。未知数は②の断面の流速uと水位hの2つで、方程式が2本あるので、これは解ける。未知数をX=u/Uの一つだけにして整理。位置エネルギーと運動エネルギーの比が10の場合の解をグラフにした。横軸はルアーが受ける抗力を(単位体積の流体が持つ運動エネルギー×断面積)で割った値、縦軸は②と①断面の速度比と水位比。
速度比が増して、水位比が同じ程度下がるようだ。これでどうしてルアーによるエネルギー損失を引き受けることができるのか、それはもともと位置エネルギーが運動エネルギーの10倍あるからだ。
川の流れを見ていると底の障害物を超えると、水位が下がり流速が増しているのをよく見かける。私は迂闊にも、障害物にせき止められて、流速が遅くなり、それを過ぎて流速が速くなったんだと軽く考えていた。そうではなかった、底の障害物のために生じたエネルギー損失を、位置エネルギーで支払っていたのだ。
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しかし、位置エネルギーと運動エネルギーの比が1を下回ると、速度比が1より小さくなり、水位比が1よりも大きくなる。運動エネルギーで支払おうとする。現象は逆転する。
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こんな楽しい考察をさせていただけたのは、質問者のお陰。感謝、感謝だ(*^-^*)

2022年11月21日  ホームページからのお問い合わせ その6

こんな風に質問してくれたら、面白いのに・・・と思っても、なかなかそうは会話が進まない。ここは自問自答をしてみよう。
流水中にルアーを保持すると、そこで発生したエネルギー損失を、流体が単位体積当たりに持っている運動エネルギー+位置エネルギー+圧力エネルギーの総和で支払う。さてどの形態のエネルギーで支払うのだろうか?
まずこんなことは実際にはありえないが、配管中を隙間なく流れる流水中に棲む魚をルアーで釣ってみよう(笑)
ルアーよりずっと上流の断面①とルアーよりずっと下流の断面②に挟まれる領域を検査体として考えよう。
①と②の断面で速度の変化は起こりえるだろうか?質量保存則を満たすために、起こりえない。運動エネルギーに変化はない。
①と②の断面で位置エネルギーの変化もない。
圧力エネルギーで支払うしか方法がない。

ルアーに加わる力をFとして、流速をUとすると、単位時間に失われるエネルギーはUFだ。①の断面の単位体積の水が持つ圧力エネルギーをp1、②の断面の値をp2、管の断面積をSとすると、単位時間に流れている水の体積はUSだから、検査体に①の断面から単位時間に流入する圧力エネルギーはp1・US、②の断面から流出する圧力エネルギーはp2・US。というわけで、次の式が成り立つ。
p1・US-P2・US=UF
したがって、p1ーp2=F/S。
圧力がルアーが受ける力を管の断面積で割ったF/S分小さくなることで、ルアーは流水中を泳いでいられる(*^-^*)

2022年11月20日  ホームページからのお問い合わせ その5

2022年後半 「2022年12月4日  ホームページからのお問い合わせ その4」の続きです。
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続けて質問が届きました(*^-^*)
ただ私が期待していた質問の内容が暗に含まれているのですが明示されていないので、私ならこのように質問します、というところから話を始めます。
「静水中にルアーを投げる場合はわかりました。流水中にルアーを保持する場合も同じですか?」
自問自答します(*^-^*)
「まず水は単位体積あたり、運動エネルギー+位置エネルギー+圧力エネルギーを総和として持っていて、それぞれの形態で融通が可能です。しかし融通しきれなかった部分は熱エネルギーとなって失われてしまいます。

ルアーの存在によって発生する乱れが持つエネルギーは、粘性によって熱エネルギーになって失われてしまいます。このエネルギーとルアーが振動するに要するエネルギーや、砂などが巻き上がるに要するエネルギーのすべては、ルアーの上流で持っていた水の総エネルギーから支払われます。どの形態のエネルギーから支払われるかはその状況によって異なりますが・・・・

静水中にルアーを投入する場合は、必要なエネルギーを人が支払っていましたが、流水中に保持されたルアーの場合は、ルアーの存在によって生じる様々なエネルギー損失を、上流で持っていたエネルギーの総和が支払って、下流ではその総和が減っています。」
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さて質問者の質問の中で、上の説明で解決しない部分は
『多くの釣具メーカーが、水中のルアーは波動なるものを発生し、それが水中を伝播し魚の側線を刺激し、ルアーのバイト・捕食に至ると説明しています。うちわ型の大きなルアーならまだしも、数センチのルアーが水中・遠方まで伝わるような水流を起こしているとは到底思えずご質問申し上げた次第です。』

「多分釣り具メーカーの説明は舌足らずなのではないかと思います。
『ルアーの振動によって、狭い範囲にしか届かない水の乱れと、遠くまで届く音波が発生します。音波によって遠くの魚に興味を呼び起こさせ、ルアーの近くまで引き寄せます。そこにはルアーから発生する水の乱れがあって、魚の側線を刺激し・・・』ということではないでしょうか。
近づいてきた魚が食べたいと思うような振動を発生するかどうかがカギなのでしょう(*^-^*)」

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